徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
01月20日(月)

ますます不自然になる漁船側証言と、更に漁船側と食い違う目撃情報も 

17日付けの朝日新聞デジタルの記事から

「海自艦、後ろから来た」 釣り船乗船の2人、証言一致
2014年1月17日16時52分
 広島県大竹市の阿多田(あたた)島沖で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船「とびうお」が衝突して2人が死亡した事故で、とびうおの乗員でけががなかった伏田則人さん(67)が17日、報道陣に「おおすみが後ろから来て衝突した」と証言した。もう1人生き残った寺岡章二さん(67)の証言とほぼ一致しており、第6管区海上保安本部は両船の動きを慎重に調べている。

 伏田さんは、とびうおの前部に前を向いて座っていたという。出航後まもなく、南進するとびうおの左側(東側)を航行するおおすみに気づき、予定より右側(西側)を走った。その後も100メートル程度の距離を保ちながらおおすみの右側を並走。おおすみの速度が遅かったため速度を上げておおすみの左前方に出た。この直前、タンカーのような大型船が向かってくるのが見え、おおすみの汽笛が鳴った。

 おおすみと50~100メートルの距離をとり、「安心して談笑していた」ところ、追い越してから10分ほど後に「ボーッという音が1回鳴るのと同時に突然おおすみが視界の右側に現れた」という。こすれるような音がして転覆。「気配に全く気づかなかった」と語った。

 そりゃあ何日もして、散々テレビや新聞で一人目の証言が報道された後なんですから、同じ証言をするのは簡単ですよねぇ?

 でも、細部となるとおかしな点が出てくる。

 例えば、「おおすみと50~100メートルの距離をとり、「安心して談笑していた」ところ、追い越してから10分ほど後に「ボーッという音が1回鳴るのと同時に突然おおすみが視界の右側に現れた」という」ってところです。

 警笛の回数もそうですが、朝日が最初の証言者の内容を元に作成したイメージ図では、衝突前の一度交差した後におおすみと漁船は500mもの距離があったはずなのに、それが1/5~1/10にまで縮まっているという点です。

 距離が10倍も異なるって余りにも不自然すぎませんか?

 おまけに相手は180m近い全長と基準排水量でさえ8900tもあり、しかも全通甲板を持つ大型艦艇ですよ?

 アメリカの空母ほどではないと言えその存在感は圧倒的なのに、ましてや南に向かってて右側を走っていたのなら伸びた影だってあったはずなのに、衝突寸前まで誰も気づきませんって言われても…

 私は以前観艦式で護衛艦に乗船した際に浦賀水道でアメリカの空母とすれ違いましたが、10倍超の質量差でさえサイズも存在感も圧倒的だったのですから、僅か数tの漁船から見たおおすみなんてねぇ?

 しかもそんなおおすみと僅か50~100mの距離で安心だのとか、正直、正気を疑います。

 例えるなら、陸上動物で世界最大の重さを誇るアフリカゾウ(8500kg)から僅か1~3mの距離で小型犬(3~5kg)がウロチョロするようなものであり、ちょっとどちらかの歩みが逸れて進路が交差したらどうなるかなんてねぇ?

 でも、安心して確認もせず談笑していたと。

 しかも4人で乗り談笑していたのに、僅か50~100mもの至近距離にいるおおすみを10分間誰も気にかけず、見向きもせずいましたなんて、事実だとしたら異常と言わざるを得ません。

 また、「「おおすみ」が搭載している船舶自動識別装置(AIS)の記録では、「おおすみ」は衝突直前、17・4ノット(時速約32・2キロ)で南に直進し、右へ旋回するとともに減速。「とびうお」の最大速力は25ノット(時速約46・3キロ)程度(6管)だが、航跡は明らかになっていない。」と、漸く速度情報が出たのと、意外とおおすみが速度を出していた点が気になりますね。

 ただ、高台から衝突の様子を見ていたという証言者が出てきており、そちらの証言では漁船の方が速度を出していたとあります

 また、衝突前に二隻の前を横切った貨物線の話もあり、漁船が貨物船に気を取られて回避義務があるからと右を確認もせず、速度も落とさずに舵を切った結果、右後方を進んでいたおおすみに激突したのでは、とも考えられます。

 貨物船が横切ってもおおすみは直進していたのなら、より貨物船の進行方向に存在し、かつ前を走っていた漁船が回避行動を取っていた可能性はありますし、そうなれば当然ながら今度は直進するおおすみと航路が交差し、おおすみは警笛を鳴らすと共に右へ急旋回を掛けつつ後進を掛けて速度を落とすが、左舷後部に漁船の右舷がぶつかるという状況になるのも説明がつきます。

 視界の右側におおすみが突然出てくるのだって、漁船自体が右旋回をしていれば直進しているおおすみに左から近づくのですから、説明できますよね?

 17.4ktであれば速度差は先日の想定よりも少ないでしょうが、それでも漁船側の証言のようにおおすみが蛇行しながら走っていたのであれば、漁船に追い付くなど不可能ですもの。

 事実、今回の漁船側証言でも「おおすみの速度が遅かったため速度を上げておおすみの左前方に出た」とあり、間違いなくおおすみが遅いと感じられる程に漁船側は速度を出していたわけですから、今後もし蛇行の証言が間違いでおおすみがずっと直進をしていたと証言に修正が入ったとしても、おおすみの側から漁船にぶつかるというのは物理的に不可能なわけです。

 なのに、後方からおおすみが気配も姿も出さずに追い上げてぶつかったって…

 一体おおすみはどんなマジックを使ったというのでしょうねぇ?

 朝日新聞デジタル『追い越し、食い違う証言 海自艦事故、乗船者と周辺島民』
 http://www.asahi.com/articles/
ASG1J5RPLG1JPITB018.html

 YOMIURI ONLINE『海上衝突、船の位置で証言にずれ…客観解析必要』
 http://www.yomiuri.co.jp/national/
news/20140118-OYT1T00622.htm
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