徒然な日々に

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03月28日(木)

教育改革には教科書改革も伴うべき 

27日付けの朝日新聞デジタルの記事から

聖徳太子は実在せず? 高校日本史教科書に「疑う」記述
2013年3月27日13時31分
 【岡雄一郎】聖徳太子は架空の人物--!? 2014年度から主に高校2年生が使う日本史の教科書では、これまで「常識」とされてきた歴史を疑う記述が目立つ。「史実は容易に定まらない」という歴史学の宿命を教えるのが狙いのようだ。

 清水書院は「聖徳太子は実在したか」と題したコラムを載せた。憲法十七条や冠位十二階といった施策は太子の実績と断定できない、旧1万円札で有名な肖像画も「太子像」とする根拠がない--との内容だ。

 近年、太子の実像に関する史料研究が進んだことに触れ、「多くの疑問が提起されている」と結んでいる。「研究者の間では以前からある話題。史料には様々な見方があるという面白さを知ってほしかった」と編集担当者は話す。

 疑問提起によって多角的な視点を養う…それはいいことだと思いますが、その割には近代史や現代史などについて随分と偏狭な見方しかしておらず、それを学生に強要する記述をしていますよねぇ?

 中高生向けの歴史教科書の酷さが語られる際、必ず名前の上がる出版社の一つがこの清水書院です。

 「とくに南京占領にさいしては、捕虜・武器を捨てた兵士、老人・女性・子どもまでふくめた民衆を無差別に殺害した。戦死した兵士も合わせたこのときの死者の数は多数にのぼると推定されている」

 これは同社の『新中学校 歴史』P181に記されたに一節から抜粋した文章です。

 読んで分かるように、虐殺と戦死を混同している時点で明確なミスリードを目的とした同社のデマゴーグ戦略です。

 戦死が虐殺数に含まれるのが許されるのなら、大陸で戦死した日本人も全て中国人に虐殺されたとしてカウントできてしまいますからね。

 また、奇妙なことに「捕虜」「武器を捨てた兵士」というものが別のカテゴリーとして併記されています。

 でも、南京大虐殺を肯定する勢力においても武器を捨てて投降をしようとした兵士をその場で虐殺したなんて証拠はありません。

 軍服を脱ぎ捨てて便衣兵化した兵士についてはもはや国際法の庇護を得られぬ単なるスパイなので、発見時に射殺したとしてもそれはもはや虐殺ではありません

 それらを意図的に混同させておきながら、実態についてや国際法上の扱いについては一切記さない…これでは歴史から「史料には様々な見方があるという面白さ」など学べようはずもなく、間違った知識を植えつけ学生の成長において精神に悪影響を与えるだけだと思いませんか?

 例えば、今回改定された同社の日本史Bでは「日本兵による命令によっても集団自決をとげた」とあり、実証されてもいない軍命が事実として記されています

 判明しているのはあくまでも防衛隊への手榴弾配布などの間接的な関わりだけであり、肯定派の見解もそれらを理由に強制性があったというような間接的な形でやってるだけなのに、です。

 にも関わらず、証言以外に証拠のない上に反証もある論争中のものを事実としか読み取れないように記すなど、様々な見方どころか偏狭な視点の植え付け以外の何物でもありません。

 また、同社の現代政治・経済では、自衛隊の海外活動について「憲法や安全保障政策の原則に反するとの批判をまぬがれない」とお約束のマッチポンプを棚に上げて断定的に記述し、意見が付いたために、「憲法の平和主義の原則やこれまでの日本の安全保障政策の原則に反するのではないか、との批判もある」という形に修正をするなど、実に偏った考えと視点で反日・反軍(自衛隊)思想が垂れ流されています。

 両論併記やメリット・デメリットの併記、海外の評価や反応などが一切なされず、ただ悪意だけが如実に示されており、文中から執筆者や編集者、出版社の歪んだ情念が煤けて見えますね。

 日教組ら狂師に加えてこんな連中が教育に関わっているのですから、領土の正確な範囲を答えられる学生が2%しかいないのも当然でしょう。

 幾らゆとり教育を見直したところで、こういう根本的な部分を改善しない限り学力の向上や見識や情感の豊かな若者の育成など夢のまた夢のままでしょうね。

 MSN産経ニュース『強まる自虐史観 集団自決「軍強制」 慰安婦「連行」』
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/
130326/edc13032622330005-n1.htm

 同『南京事件「30万人説」、自衛隊「違憲」…誇大、誤解招く記述も』
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/
130327/edc13032700040000-n1.htm
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