徒然な日々に

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07月29日(日)

今を見ない耄碌者 

25日付けのNHKニュースの記事から

消費増税で「三丁目の夕日」再来? 首相、理想を力説
2012年7月28日6時50分
 「『三丁目の夕日』の時代は、今日より明日がよくなると皆思っていた。そういう時代をつくりたい」。野田佳彦首相は27日の参院消費増税関連特別委員会で、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を引き合いに、自らが理想とする時代について力説した。

 首相が国会答弁や講演でたびたび持ち出す「三丁目の夕日」の舞台は、1957年生まれの首相の幼少期と同じころ。講演では「私は(映画に出演している)薬師丸ひろ子から堀北真希までストライクゾーンが広い」と笑わせ、「ツケを将来に残しておいて、今日より明日がよくなるとは思えない」と、消費増税の必要性をさりげなく説く。

 ただ、こうした首相の発言については「美化された思い出で情緒的にしか語らない。政治家のビジョンとしては具体性がない」(エコノミストの飯田泰之・駒沢大准教授)という指摘もある。(三輪さち子)

 まず最初に出てきたのは理想と現実の区別がつかず、妄想を垂れ流して有りもしない未来に生きる異常者でした。

 次に出てきたのは自分の今を守るために同志達さえ平然と謀り、国家を滅亡手前まで至らしめながらも自己正当化の弁護ばかり繰り返す自己愛者でした。

 そして今度は過去の良かった一部分だけを抽出した理想郷に思いを馳せるだけで現実を見ようともしない懐古主義の耄碌者とくるわけです。

 過去・現在・未来と確かにそれぞれ見据えることは必要ですが、ここの単体でしか見据えず、しかもそれが己の欲望や都合に根ざしただけなんですから、ここまで愚劣な総理が続いた時代は過去は勿論、日本の憲政史上において今後も決してありえない暗黒時代だと後の歴史家に酷評されることでしょう。

 三丁目の夕日という作品を見ていると昭和30年代前半がまるで古き良き時代に見えるのは確かですし、特に映画版はオリジナルの漫画から良い部分ばかりを抽出したので、そっちを見てどうのなんて言ってる野豚にはもはや昭和30年代は欧州の伝説や神話に出てくるアヴァロンやティル・ナ・ノーグみたいなものになっているんでしょうね。

 その最たる証拠が「ツケを将来に残しておいて、今日より明日がよくなるとは思えない」と消費税の増税を正当化してみせたことです。

 実際にはその時代に政治が行なったバカげた放漫財政の数々によるツケが現在の莫大な国債、つまりは国民一人当たり幾らの借金なんて話や消費税が何%だ、足りないからもっと跳ね上げるぞという話になっているわけですし、そもそも将来的な増税を国民の同意なしどころか自らの政党が立てた誓を反故にして推し進めておきながら今日より明日が良くなるかのように述べているわけですから、言語道断ですよ。

 少なくとも世帯所得が毎年落ち込み、労働者人口もガタ落ちになり続け、それでいてその負担を若者世代が背負うために増税と年金受給額等の減額という未来が確定しているのに、それのどこが今日よりよい明日だというのか?

 個人所得も年収100~300万円台が過半を占め、一部の大金持ち以外は総じて所得が減り続けているこのご時勢に政府による無駄遣い・バラ撒きの補填で資産を吸い取られる我々にルーピーが脳内に幻視した妄想世界や野豚が美化した過去の夕日などは一切なく、あるのはただただドス黒く染まった暗黒時代到来の予感だけです。

 大体、昭和30年代の何処がいい時代だというのか?

 共産党は暴力革命の失敗によって勢力を大きく減衰させたとは言え、まだまだサヨクによる暴動やテロは収まる気配を見せず、大人達は自らの保身と出世に邁進して他を顧みず、凶悪犯罪や少年犯罪も多発してと人心は大いに乱れ、各地で建設ラッシュによるトラブルや工場排水・排煙による公害問題が深刻化したのもこの位の時期でしたよねぇ?

 おまけにこの時代は高度経済成長の時代でもあり、給与額はあっという間に跳ね上がり続け、昭和30年に8700円だった公務員の初任給が昭和40年には21600円と実に2.5倍近くまで跳ね上がっています

 物価の上昇よりも給与が上がっていた時代ですし、当然ながら消費税なんてものも無かった

 そういう意味では確かに古き良き時代だと言えるかもしれませんけど、野豚の目指す先には消費税の撤廃や物価上昇をはるかに超える給与の上昇を可能とするような経済状況の創出なんてものはありませんからねぇ?

 先般の民主党が公表した未来図でも、経済成長率はたった2%の維持しか想定していませんし。

 結局待っているのは野豚を筆頭とする好き勝手やって育ってきた老害たちを若者が身を削り養い、自分達が歳をとった頃には、国家も自分たち自身も鶏肋も同然となり、日々の糧にも怯えるような生活だけです。

 一度やらせてみろと言って招いたこの体たらくに対し、責任を取るどころか謝罪すらマトモに出来ないクズどもが描く理想が如何に醜悪な未来を招来させるか、民主党に票を投じた衆愚共もよーくわかったでしょうけど、それが如何に取り返しのつかないものであるかも理解して二度と投票という行為に参加しないで欲しいものです。
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