徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
07月01日(金)

証拠を掲示し、正当性を証明して見せろと 

30日付けのasahi.comの記事から

性描写漫画販売規制、出版側と溝埋まらず 本格実施へ
2011年6月30日15時10分
 違法な性行為を描いた漫画などに対する東京都の新たな販売規制が、7月から本格実施される。指定された「不健全図書」は、一般図書との区分販売が義務づけられる。都は出版業界に内容を説明してきたが、業界側の十分な理解は得られていない。溝が埋まらないままのスタートとなる。

 「強姦(ごうかん)される女性が喜ぶ様子、近親相姦を楽しいことのように表現した作品。これらが規制の対象になります」

 新たな規制の実施が決まった昨年12月以降、都は約10回、出版業界や漫画家団体を対象に説明会を重ねてきた。過激な性描写を「不当に賛美・誇張した作品」などと規制対象を定めた条例の条文が、「あいまい」と批判されたからだ。

 だが、都の説明を聞いた日本雑誌協会の幹部は反論する。「読み手によって受け止め方は違うはず。作品全体は強姦を批判していても、一部シーンだけを切り取れば規制対象とされる恐れもあるのではないか」。どこまでが規制の対象なのか、両者の認識は一致していない。

 そりゃ、埋まる分けないだろと。

 「昨年12月以降、都は約10回、出版業界や漫画家団体を対象に説明会を重ねてきた」と、朝日は記していますが、そもそも実施前に行われた説明会はゼロです。

 これまでに記してきたように、否決されてから再提出して可決されるまでの半年間に都が行ったのは反対の意向を示していた民主党議員らを寝返らせる為の裏工作でした。

 PTAに対して80回以上もの説明会を開き、既に規制対象となっていたり、または自主規制がなされている書籍を資料としてPTAに見せて法案可決の支持を得るとともに民主党議員らに働きかけて反対が出来ない状態を作り上げ、再提出、即座に決をとって可決するという悪質な戦法を取りました

 こんなセコい裏工作や騙まし討ちの繰り返しが、本当に自らの行為に絶対の正義を確信した人間の振る舞いだと思います?

 で、可決後に指定をするのは都じゃありませんだの、慎重な運用を求める付帯決議が付いていますだの、「強姦(ごうかん)される女性が喜ぶ様子、近親相姦を楽しいことのように表現した作品。これらが規制の対象になります」だのと取り繕った説明という名の言い訳を弄しているわけです。

 しかも未だに都知事及び副知事が散々暴言を吐いて挑発や侮蔑を繰り返し続けている

 そもそも、言ってる事が出鱈目過ぎるんですよね。

 都知事がこの規制対象にモロ引っかかるような変質的性向の作品で著名になったのは非常に有名な話ですが、かつてはその作品を元にして性犯罪や青少年の非行などが起きていたにも関わらず影響性は無いと主張していたのを今では否定しているし、しかもそれでいて規制対象に小説や実写作品など自らの関わっている分野は入れていない

 「書店では子供の手が届かないところに置かれる必要がある」と、指定するような書籍は子どもに見せるべきではないとの主張をしていますが、これまでにも記してきたように絵でなく文章ならば良いというのは明らかな差別ですよね?

 職業差別でもあるし、連中が守るとしている子どもに対する偏見・蔑視を抱いた差別でもあります

 少なくとも小学生の頃から読書好きだった私は、中学に上がった頃には大人向けの一般小説を当たり前に読んでいましたから、仮にそういう小説を手にしたとしても苦も無く読めたでしょうし、辞書も当たり前に使っていたので意味も直ぐに把握できたでしょうね。

 まぁ、当時(今もですが)私が読んでいたのは戦記もの小説とか、学研が出している歴史群像みたいな歴史書などでしたが。

 そして、最初の改正が否決された際に内容の曖昧さが最大の問題として挙げられていたのに、可決されたものではそれが鮮明になるどころか一層曖昧にされており、連中の本音が煤けて見えています。

 本心で子どもを守ろうと思っているのなら、出版者に説明しているように「強姦される女性が喜ぶ様子、近親相姦を楽しいことのように表現した作品。これらが規制の対象」とハッキリ対象枠について書けばいいのであり、運用者の意志次第で如何様にも拡大解釈できる形にしておいて、付帯決議があるだのとかほざかれてもねぇ?

 おまけにそういった漫画やアニメを規制する事によって青少年の育成がどう守れるのかという根本部分も丸っきり説明できていません。

 リクルートのプレジデントロイターに面白いグラフが載っています。

 警視庁の「少年非行等の概要」(平成21年)から引用したもので、その名も『未成年者への性犯罪は6年連続で減少中!』です。

 つまり、最初に否決された折に反対票を投じた女性議員に対して「子どもの敵!」「お前、痴漢されて喜んでるんだろっ!」などと自公の議員がトンでもない暴言を吐いていましたけど、実際にはこんな強権政治で規制せねばならない書籍が増えていると連中がほざいている危機的状況であるはずなのにも関わらず、データは正反対の結果を示しているのであり、連中の主張を正当化するどころか逆に否定する根拠しか無いのです。

 無論そんなですから、幾ら説明会を実施したところで連中が自らの正当性を立証することなど出来る訳がありませんし、何より総大将である都知事が相変わらず喧嘩腰で暴言を繰り返しているのにどうやって分かり合えというのやら?

 この件に関して都がやっている事はバ管の振る舞いと瓜二つであり、それを改めもしないし歩み寄ろうともしないのですから、幾ら説明会を開いたところでされている側との溝など埋まるわけがありませんよ。

 PRESIDENT『未成年者への性犯罪は6年連続で減少中!』
 http://president.jp.reuters.com/article/
2010/08/29/gallery/A4CB2536-AB6B
-11DF-B760-22D03E99CD51
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