徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
05月11日(水)

不足どころか説明すらない独裁者 

10日付けのYOMIURI OLNINEの記事から

原発停止決断 丁寧な首相説明が欲しかった
 中部電力が9日、静岡県の浜岡原子力発電所の全面停止を決めた。

 菅首相が6日に行った停止要請を受け入れた結果である。

 浜岡原発は、今後30年以内に87%の確率で起きるとされる「東海地震」の想定震源域の真ん中にある。日本の大動脈である東海道新幹線や東名高速道路にも近い。

 地震や津波で東京電力福島第一原発のような大事故を起こした場合、深刻な事態を招きかねないだけに、やむを得ない選択だ。

 だが、首相の要請は事前調整もなく、あまりにも唐突だった。

 国のエネルギー戦略の柱である原発の将来を左右する政策を提起したのに、政府として正式な決定も行っていない。

 単なる行政上の要請では、株主などに責任を負う民間企業として判断に迷う事態だろう。中部電力が2度にわたって取締役会を開いた末に受け入れたことを見ても、苦渋の決断だった。

 今回の首相要請は、政治主導のあり方としても、大きな課題を残したといえよう。

 浜岡原発には1~5号機がある。うち1、2号機はすでに廃炉が決まっている。3号機は定期点検により一時停止中で、4、5号機だけが運転中だ。

 受け入れに当たって中部電力が最も心配したのが、夏の電力需要をどう満たすかだった。

 3~5号機の出力は合計360万キロ・ワットある。それを失うと、供給能力は夏場の需要をギリギリ満たす程度に落ち込む。

 停電を防ぐには、火力発電の増強などで対応するしかない。中部電力が、火力発電用の燃料の確保にめどをつけた上で停止を受け入れたのは妥当である。

 首相要請の問題点はまだある。停止期間に言及していなかったため、浜岡原発を完全に廃止せざるを得なくなるのではないか、との懸念が中部電力には強かった。

 他の電力会社が運営する原発についても、いずれ停止を求められる恐れがあるとの不安が、電力各社に広がった。

 あわてた政府は、浜岡原発の新しい地震・津波対策が完成するまでの2~3年との見解を示し、その旨、中部電力に伝えた。

 菅首相も、「浜岡は特別なケース」と述べ、他の原発への波及をあとで打ち消した。首相の要請が説明不足だったことは否定できまい。大いに反省を求めたい。
(2011年5月10日01時13分 読売新聞)

 法的根拠が無い事から、要請という形を取っていますけど、不意打ちで、しかも状況と世論の原発に対する恐怖感を利用して記者会見をやってのけたんですから、これは完璧な恫喝まがいの命令ですよ。

 何せ当人である中部電力がこの要請をすると連絡を受けたのは記者会見の僅か40分前であり、記事を読んで分かるようにこれから記者会見で要請をするぞと一方的な通告をし、強行したのですから。

 中部電力にしてみればまさに寝耳に水であり、役員が集まる間もないままに世界へ向けて自社が危ない企業だと喧伝され、営業成績も大幅に政府の圧力で悪化させられる事になった(中部電は1300億円の黒字見込みを、火力発電による約2500億円という大幅なコスト増が見込まれることから完全な白紙にした)わけです。

 1回目の取締役会で結論が出なかった理由にしても、通告が余りに一方的かつ突然すぎる上に、廃炉にせねばならないのか、補償はあるのか、火力発電で補う為の燃料確保はどうするのか、原発技術者などの原発で働く被雇用者をどうするのか、などの諸問題について政府が何の説明もしていない為に対応の取りようが無かったからです。

 だから、それらについてある程度政府が補償などを約束した後の2回目に受け入れたのです。

 まさに無為無策、思い立ったが吉日とばかりに無思慮・無分別に行動を起こす民主党政権のバカどもに振り回されたわけですね。

 丁寧どころか説明そのものを何もしていないんですから、考え無しにも程があります。

 まぁ、それもそのはずで、極秘協議と言う形で極々一部の政府の人間だけで話を勝手に進めていた為、中核メンバー以外の官邸スタッフすらも記者会見でバ管が述べるまで話を知らなかったというのですから、自称原発に強いバカやら経済に強い阿呆やら、そんな世間知らずの間抜けな群れだけでやったんじゃ当然でしょう。

 経済界も流石にこの阿呆政党にいい加減見切りをつけ始めたのか最近は大分扱き下ろしをするようになってきましたし。

 例えば、経団連の会長は今回の件について「思考の過程がブラックボックスだ。政治の態度を疑う」「政治的なパフォーマンスだ」などと述べています。

 実際、30年以内に87%の確率で大地震が起きる可能性があるからなんてのを理由にするのは常識が無いとしか思えませんよ。

 漸く救助に目処が立ってきて、復興への取り組みをという時に、今度は東海地方で近々大地震が起きるでしょうなどと具体的な数字を挙げているのですから、国民にしても、国際社会にしても、日本はもうダメだとの印象を与えかねません。

 東北がやられて、今度は東海と聞いて、観光客が日本に行こうと思いますか?

 海外企業や投資家が、日本での事業や投資を続けよう、拡大しようと思いますか?

 未だに群発する地震の中、不安や不快感を抱いている国民が平静に日常を送れると思いますか?


 また、原発によって成り立っていた地元への被害も甚大ですが、それに対する説明や対応もろくにしておらず、交付金を従来通りに出すとの連絡が海江田の阿呆から来たのすら、8日の夜、つまりは記者会見から1日経ってからというドン臭さなのです。

 国民の生活が第一だの、コンクリートから人へだのとほざいておきながら、民主党政権下ではどちらも悪化の一途を辿るばかりであり、その穴埋めに税金を次々と見境無く注ぎ込む。

 おまけに辻元はこの財政難の折に被災地視察だと岩手、宮城、福島の3県、計たった6日の訪問に114万円も使い込んでいるといいます。

 自分のとこのボロ船で世界一周しても余裕で10万円以上もお釣りが来る額を、1週間にも満たない、それも近場のたった3件を回るだけで使い込むとはどういう神経をしているんでしょうかね?

 焼いた秋刀魚という豪華料理じゃ満足できないと、懐石料理や洋食のフルコースでも毎食貪っていたのかよと。

 こんなクズどもが日本の政治の実権を握っているんです。

 だから私は震災直後から、バ管どもを即座に排斥すべきだ、追放すべきだと主張をしてきたんですよ。

 ですが、救助や復興、原発対応が第一だとバカどもに手綱を握らせ続けた結果、こうやって更なる風評被害を撒き散らし、事態を悪化させ続けているのです。

 危機的状況だからこそ、指揮官は選ばなくてはなりませんし、日本の場合、むしろ無能なトップならいない方が官僚と言うシステムがキッチリと確立されているから回るでしょうが、愚劣なパフォーマーのしがみ付きを国民が容認し続けている為、こうして日本の崩壊は今日も確実に進み続けているんです…

 YOMIURI ONLINE『官邸、極秘協議1か月…法的根拠なく行政指導』
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/
news/20110510-OYT1T00140.htm?from=any

 同『「思考過程がブラックボックス」経団連会長批判』
 http://www.yomiuri.co.jp/feature/
20110316-866922/news/20110509-OYT1T00983.htm

 MSN産経ニュース『人も金も街から消え…「地元経済は壊滅だ」原発城下町・御前崎、覆う悲壮感』
 http://sankei.jp.msn.com/politics/
news/110510/lcl11051000030000-n1.htm

 同『締めて6日間114万円ナリ 辻元氏被災地入り費用 政府答弁書』
 http://sankei.jp.msn.com/politics/
news/110510/plc11051011300008-n1.htm
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