徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
03月23日(水)

連携室なんて存在する価値あるの? 

22日付けの時事ドットコムの記事から

行政と民間、連携に課題=依頼内容に行き違い-災害ボランティア・東日本大震災
 東日本大震災で設けられた仙台市若林区の災害ボランティアセンターに登録した男女が現場の木造アパートに赴くと、古い家具が積まれていた。市から聞いていた作業は「がれきの撤去」。しかし、依頼主の要請は廃品回収だった。ボランティアに臨んだ同区の高校3年菅野夏子さん(18)は「次の機会に頑張りたい」と少し残念そうに話した。

 震災から10日を超え、災害ボランティアの受け付けも進んでいるが、行政との連携は必ずしもスムーズにいっていない。

 宮城県には20カ所以上のセンターがあり、仙台市だけでも約3000人のボランティアが登録し、500件を超える支援に応じてきた。同市災害ボランティアセンターによると、被災者の要望は避難所の手伝い、家屋の片付けなどが中心。同センターは「ボランティアも被災者も仙台市の住民。市外の個人や団体も受け付けないわけではないが、現状で要望に十分応えられている」とする。

 20日、NPOが中心となって民間のセンターが設立された。発起人の阿部寛行さん(49)は「情報を交換し、支援の円滑化を図るのが目的」と話すが、「行政からは『民間は民間でやってくれ』と言われている」と明かした。

 世界50カ国以上での支援実績があるNPO法人「難民を助ける会」のシニアプログラムコーディネーター野際紗綾子さん(34)は「県の災害対策本部と接触しながら、独自調達した物資を緊急度の高い避難所に優先的に配布している」と話す。

 大型台風で14万人が死亡したミャンマーやスマトラ島沖地震が起きた際のインドネシアでは、毎週のように会議が開かれたという。野際さんは「官民で情報を共有し、迅速に動くことが被災者の負担軽減につながる」と強調した。
(2011/03/22-15:12)

 ボランティア登録者が多すぎて募集を見合わせているほどなんだそうですね。

 そんな訳で、被災者でもある地方行政も混乱して対応し切れていない…

 それが記事にあるような「行政からは『民間は民間でやってくれ』と言われている」という話へ繋がるのだと思いますが、ここで疑問が起こりますよね?

 そう、今月16日という実に一週間近くも前に「震災ボランティア連携室」なるものを設けて首相の補佐官だの室長だのと役職に着いた政府の連中は何をやっているのかと。

 辻元のHPには21日に更新がありましたが、「先日内閣官房に立ち上がった私たち「震災ボランティア連携室」の仕事は、こうした自発的な活動をバックアップし、活動しやすくなるような「潤滑油」になることです」と、自発的なボランティアが政府に対して行う要望を聞いて協議、協議とそのことしか書いてないんですよ。

 まるで受動的かつ機械的な対応に終始しているようにしか見えず、現地でのミクロな動き、それによる混乱は丸っきり頭に無いとしか思えません。

 実際、連携室の立ち上げが公式に発表されてから22日までの間にあった関連のニュースは、立ち上げの話題以外ではたった1つだけ

 それも、22日に民間の救援情報サイト「助けあいジャパン」が解説されたと室長の湯浅が発表したというものだけなんです。

 民間のサイトの話題ですよ?

 本当に政治主導は何処行ったと。

 こんなだから結局はNPOが中心となって民間のセンターが設立され、独自に県と接触し、独自に動くなんて状態になっているんじゃないのかと。

 現地の需要とNPOやNGOの能力、得意分野などを安全な東京の政府が把握し、適切に割り振ることで円滑なボランティア活動を促すのが役割かと思ったら全然違うんですよね。

 この記事には官民での情報共有、連携は上手くいっていないことが記されているわけですし、実際に政府の設置した専門部署もまったく役に立っているとは思えません。

 何の為にわざわざNPOの専門家だ、経験者だなんて名目で辻元や湯浅を入れたのやら?

 ましてやたかむら勉という民主党の衆院議員のブログには『「震災ボランティア連携室」動き出す!』との記事が14日付けであり、政府が公表する2日前から動いていたはずなのに、22日になっても目に見える動きは何一つ無いし、連携を謳いながらそれに関する情報も丸っきり流れていない…

 ホント、存在する意義が分かりませんし、こんな体たらくなんですから罹災した民主党議員がこんな政府に対して激怒をするのも当然ですよ。

 「市内にあった自宅は津波で流され、長男が遺体で発見された。また、両親と妻は依然行方が分からない」のだそうで、政府に対して「(既に)いろんな災害があって、マニュアルがあって、あとは決断と実行だ。何をいまさら議論しているんだ」と怒りの声を上げたというのもよく分かります。

 バカみたいに対策室だのなんだのと立ち上げて連日会議だ協議だ話し合いだとやってる上に、バ管はやれ視察だ、卒業式の訓示だ、外食だとふらふらし続けている上に挙句は輝かしい未来がどうのと、まるでもう災害は終わって次の復興段階に入ったかのような発言を繰り返しているんですから…

 死者は既に9000人を超え、行方不明者も1万3000人以上と未だに増え続けており、記事のように被災地への対応も未だ混乱したままなのに。

 計画停電も何時まで続くのか見通しすら立たないし、復興どころか、そこに行けるのが何時になるのかすらこんな政府では検討もつきませんね。

 つじもとWEB『ボランティア活動の「潤滑油」になります』
 http://www.kiyomi.gr.jp/blog/
2011/03/21-2131.html

 asahi.com『被災地の生活情報集めたサイト、政府が開設』
 http://www.asahi.com/politics/
update/0322/TKY201103220341.html

 たかむら勉ブログ『「震災ボランティア連携室」動き出す!』
 http://www.takamura-tsutomu.com/
archives/1446049.html

 時事ドットコム『政府の震災対応批判=民主・黄川田氏』
 http://www.jiji.com/jc/
c?g=pol_30&rel=j7&k=2011032200734
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