7日付けのMSN産経ニュースの記事から
| 識者「減税は夢…首長“暴走”増」漫画家「分かりやすいけど不安も」 |
| 2011.2.7 08:31 |
■拓殖大地方政治センター長、竹下譲氏の話
議会や公務員を悪役に仕立て、批判すれば選挙で票が集まるという風潮を表した結果だ。減税すれば企業が進出し、税収が増えるという主張は根拠がない夢物語。実現可能性を無視して、受けのいい政策を掲げているだけ。暴走する首長に『待った』をかけるのは議会の最低限の役割だが、それをも認めない首長が増えており、将来に禍根を残さないか心配だ。
■名古屋市出身の漫画家、江川達也氏の話
基本的にみんな税金はまけてほしいが、恒久的に減税が可能とは誰も思っていない。あまりにも自民党や民主党など既成政党が駄目だから、結果として支持を集めた。「減税」など、言っていることは分かりやすい。だけど、市議会との対立など、(河村氏に)政治を任せて大丈夫なのかという不安もある。 |
民主党は自らの牙城である愛知で、自らが政権奪取に用いたのと同じ方法を使って、元民主党の人間に完敗したわけですから、滑稽かつ無様としか言い様がありませんね。
結果自体は元より民主シンパが圧倒的に多く、先の衆院選でも民主が完勝を納めるような地、つまりは劇場型政治の非現実的な夢物語にうつつを抜かすのが好きな土地柄である事を思えば、今更驚くようなものではありませんし。
今後知事や市長となった彼らが公約をどの程度実現できるのかは、ハッキリ言って未知数と言うよりもまず不可能だと思います。
似たような事をやった民主党政権の今を見れば、試算すらまともに出さない空手形に認印を押す事自体、普通は信じられない行為ですものね。
例えば、
「子ども手当の地方負担分への国費による財政措置は必要なしとした意見書が閣議決定され」た現在、民主党には地方の知事や市長らから非難の声が上がっています。
マニフェストでは全額国庫負担を謳い、その為には年間5.6兆円とも言われる費用が必要となっていましたが、そのような莫大な財源などあるわけもなく、現在実施されているのはその半額だけに過ぎず、それとて地方が負担を続けているから実現出来ているというレベルであり、それに対する地方の反発には財源が見つかるまでの暫定措置だと言い訳をしていたのがこの始末です。
「うそつき政権、詐欺政権」「将来のビジョンなき子ども手当は天下の愚策だ」 このような批判を受けているのであり、それを宥める術すら民主党政権は何も持っていません。
結局はマニフェストそのものの見直し、財源確保の為にやらないと言っていた増税などへと動き出している始末であり、愛知県知事や名古屋市長が約束を守るにはかなりの隠し玉でも披露できないとまず不可能でしょう。
現在の景気、雇用状況では小手先の改革では税収の回復など望めませんし、
企業自体が20代で、最初から技能と経験があり、コミュニケーション能力に優れ、自発的に仕事の出来る人間を募集、などと有り得ないような万能超人ばかりを求めて人件費の抑制ばかりを目指しているのですから、生半可な事では現状を脱するのは国だろうが地方だろうが不可能ですよ。
MSN産経ニュース『「うそつき政権、詐欺政権」「役人の小言」 神奈川・松沢知事、子ども手当を批判』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/
110204/lcl11020413420004-n1.htm
同『「天下の愚策だ」子ども手当反対5市長 自民・谷垣氏との会談で』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/
110204/stt11020413250005-n1.htm