徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
01月25日(火)

似非人権主義に取り付かれた連中① 

23日付けの河北新報の記事から

宮城県、性犯罪前歴者のGPS監視検討 唐突な表明に不信感も
 宮城県の村井嘉浩知事が22日、性犯罪の前歴者などに対する衛星利用測位システム(GPS)端末の常時携帯義務付けやDNA提出などを条例化する方針を正式表明した。県民からは監視社会への懸念や実効性への疑問、性急さを指摘する声が相次いだ。一方で、犯罪の抑止力として期待する意見も。規制を強化する条例をどう受け止めるのか。仙台市内で聞いた。

 「何事も監視する窮屈な社会になりそう。独裁政権の国を連想させる」
 仙台市青葉区の無職女性(57)は不安をあらわにし、「人間同士の信頼感をなくす表面的な手法。性犯罪の厳罰化、出所後のケアに力を入れるべきだ」と主張した。
 泉区の大学4年尾形聡さん(22)は「罪を犯した後に心を改めた人もいる。監視すれば何とかなるというのは短絡的な考え」と指摘。宮城県柴田町の女性会社員(22)は「女性が駆け込める機関や、相談組織の整備などを進めるべきだ」と強調した。
 児童ポルノの「単純所持」禁止に続き、県の方針が突然示されたことへの不信も聞かれた。
 若林区の自営業男性(65)は「あまりに性急、唐突。もっと慎重に議論し、県民の総意を得るまで時間をかけるべきだ。『全国初』という功名心が働いているのかと勘ぐりたくなる」と疑問を投げかけた。
 青葉区の専門学校生の女性(20)は「性犯罪者以外にも監視が及ぶようになるかもしれない」と、警察による条例の適用範囲の拡大を懸念した。
 犯罪を防ぐため、規制強化を支持する意見もある。
 「日本は性犯罪への認識が甘い。宮城の取り組みが、他県、国に広がるのでは」と言うのは宮城野区のアルバイト日下部樹さん(22)。娘を持つという青葉区の会社員福井司さん(43)は「人間性を損ねる部分はあるが、再犯を防ぐには多少の規制はやむを得ない」と話した。
 娘2人を育てた太白区の自営業女性(63)も「子育て中は、犯罪に巻き込まれないか心配だった。女の子の親なら同じ気持ちではないか」と県の姿勢を評価した。
 泉区の大学職員小色隆志さん(36)は「再犯防止の点で正しい」とする一方で、「規制強化で加害者がふさぎ込み、自殺する可能性も考えられる。再犯防止に向けた教育など別の方法を検討する余地もある」と語った。(後略)
2011年01月23日日曜日

 長いので、久しぶりの前後編で行きたいと思います。

 それにしても、河北新報も酷い会社ですね。

 両論併記を装っていますが、わざわざ反対派を最初に出し、賛成派側にはそう見えて実は反対派の人間を最後のコメント者として記し、ダメ押しとばかりにブサヨ団体の代表に反対論を延々延べさせる(詳細は後編で)んですから、どういう意図を持って報道しているのかがよくわかります。

 後半で語られる性犯罪の再犯率の高さという点についても、どれ位なのかという事を丸っきり触れておらず、記事としての情報性も非常に低いですね。

 因みに、読売新聞1月23日の朝刊に寄れば、「昨年5月までの5年間に出所した、13歳未満を狙った暴力的性犯罪者740人のうち、14%が再び性犯罪で摘発されている」とあり、「韓国や米国の大半の州では、性犯罪常習者らにGPS付きの足輪などを装着させ、再犯防止に一定の成果を上げている」とも報じて(ネット配信版には未記載)います

 因みに、米韓以外にはフランスもやっているそうです。

 740人の14%ですから、つまりはこの内の100人以上が5年以内に再犯で捕まっているのであり、如何に性犯罪が再犯率が高く、また、数年の懲役程度では意味が無いか分かるでしょう。

 では、次に反対派の意見を見ます。

 「人間同士の信頼感をなくす表面的な手法。性犯罪の厳罰化、出所後のケアに力を入れるべきだ」との言ですが、実際に被害に遭っている側は性犯罪者が再び何の措置もされずに平然と出所し、そして再び犯罪に走っているこの状況で人間同士の信頼感なんてお為ごかしに理解を示すとでも思っているのでしょうか?

 厳罰化にしても、単純に3年が6年になりましたと言う程度では精々再犯までのスパンが伸びる程度で根本的には何の意味もありませんし、ケアだなんて手法の確立されていないモノを頼りにして何とかなるなんて楽観論は下策と呼ぶのさえおこがましいレベルの独りよがりな妄想ですね。

 第一、趣味思考、それも人間の三大欲求の一つである性欲の問題をケアでどうにかってバカ過ぎません?

 「罪を犯した後に心を改めた人もいる。監視すれば何とかなるというのは短絡的な考え」という言ですが、そりゃあ5年間の出所者で740人もいるんですから、中にはそういう稀なケースもあるかもしれませんが、少なくともその内の100人以上は改心どころか再び繰り返してとっ捕まっているんですが、犯罪者相手に性善説唱えて暗黒面は見ない思考の方が遥かに短絡的じゃありませんかね?

 「因果応報」「お天道様が見ている」そういう話で終わらないのですから、それを行政が物理的に行うってのは犯罪抑止の上で効果が実証されている以上、短絡的でも間違っているともちっとも思いませんよ。

 「女性が駆け込める機関や、相談組織の整備などを進めるべきだ」という言に付いては、それが役に立つのは犯罪が起こってからであり、抑止の上では何の役にも立ちませんが、自身が被害者になった時、本当にそれで納得できると言えるんですかねぇ?

 襲われている状況で女性や子どもが大人の男から無事に逃げ延び、駆け込めると思いますか?

 襲われている最中に相談できる機関があったからと言ってそれが何だと言うのか?

 「あまりに性急、唐突。もっと慎重に議論し、県民の総意を得るまで時間をかけるべきだ。『全国初』という功名心が働いているのかと勘ぐりたくなる」との言は、一部河北新報の虚言に惑わされているのかもしれませんね。

 この条例案は3月まで条例化できるか検討を続け、可能ならば2011年度中に可決したいとしているのであって、既に決定しているわけではありません。

 第一、人権の絡む問題で総意が得られるとか思えるってのが脳内お花畑ですし、ISOの取得じゃあるまいし、全国初だろうが2番目だろうが善行を為すのに躊躇をせねばならない理由にはなりませんね。

 ましてや宮城県と言えばかつて女児100人以上を襲い、現在犯人が無期懲役を受けて服役中の「仙台女児連続暴行事件」があった地だと言う点を忘れてはなりません。

 先程厳罰化によるスパンの話をしましたが、仮にこの犯人が20年で出所したとしましょう。

 2000年の逮捕時で26歳、2004年無期懲役が確定ですから、出所は2024年、50歳であり、まだまだ再犯が十二分に可能ですけど、自らが幼い子ども、或いは孫を持つ親や祖父母という立場の時、この犯人が同じ町内にいると噂を聞いても、こういうバカな事を言ってのける連中は探さず、気にもせずに平然とそこで暮らしていけるんでしょうかねぇ?

 「性犯罪者以外にも監視が及ぶようになるかもしれない」という言についてですが、具体的にどんなものに及ぶと言うのでしょう?

 例えば死刑が宣告されるのは日本では殺人犯だけであり、死刑制度があるからと言ってそれが濫用される事が無いのは周知の通りです。

 東京都が先般行った特定文化への言論弾圧を目的とした条例と違い、恣意的運用を目的として曖昧さをわざと残しているモノなら兎も角、GPSを付けて居場所を監視せねばならない相手など、性犯罪者以外ではどんなに拡大しようとしても凶悪殺人犯や強盗の常習者、あと加えるとしても精々凶悪な連続放火犯位までが関の山です。

 殺人にしたって自動車運転過失致死とか、介護疲れ殺人とかに必要ないのは言うまでもありません。

 私はせい犯罪者のみならず凶悪な殺人犯、例えば秋葉原事件を起こした加藤のような異常者らが出所するような事があった場合にはむしろ絶対に必要だと思いますよ。

 それと、最後の賛成偽装の「規制強化で加害者がふさぎ込み、自殺する可能性も考えられる。再犯防止に向けた教育など別の方法を検討する余地もある」と言う弁ですが、これが一番狂ってますね。

 何人もの女性の人生を狂わせるクズ1匹が自殺したからと言って、それが何なのでしょう?

 クズ1匹のせいで何人もの女性、時には何十人、或いは先程記した事件のように3桁にまでが一生涯苦しみ続けると言うケースもあるのですから、勝手に自殺してくれてそれが増加する事を防げるならばむしろ願ったり適ったりと言えるでしょうし、それだけ精神が圧迫される事になるんだぞと広まれば初犯者への抑止効果も期待出来るのですからむしろ素晴らしい話じゃありませんか。

 何人もの人生を狂わせるクズ1匹の人権と、それを擁護したせいで狂わされる何人もの人生、どちらが擁護されるべきものであるかなど常識ある人間ならば普通は考えるまでも無い事だと思うのですがね?

 人として最低限の倫理も守れない輩を守ってやる義務が何処にあるのでしょう?

 再犯の可能性が高い低いと言うよりもある以上はそれを防ぎ、真っ当に暮らす人間の人権を守る為により効果的な行動を行政が取るのは至極当然です。

 被害者がPTSDになったり、自殺を考え、時に実行してしまう事を思えば、加害者の人権などそもそもそれ自体を認めてやる必要性を感じません。

 むしろこれは本来国としてやらねばならないものであり、私はそれを拒む性犯罪者に対しては強制的に去勢手術をするなども構わないと思いますよ。

 ただし、予防の為にも何らかの代替物を認めて抑止するようにせねば、初犯は防げず、再犯に対してのみ効果があるという片手落ちになりそうですがね。

 臭い物に蓋をしてもいずれは臭いが漏れたり、溜まり膨張して破裂なんて事になるのですから、代替物による適切なガス抜きを認めるようにせねば意味はないでしょう。
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