徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
12月27日(月)

計画性の無い買い物、つまりは無駄遣い 

25日付けのasahi.comの記事から

政府、過剰米買い上げ31万トン 戸別補償費の抑制狙う
2010年12月25日21時39分
 農林水産省は、安値となっている2010年産米を31万トン、来春までに順次買い上げる方針。備蓄を理由に挙げるが、真の狙いは米価急落を止めて農協や野党の批判をかわし、下落分も補償する戸別所得補償の費用が予算を超えて膨らむのを防ぐことにある。 買い上げ費用はまず、全国のコメ農家の7割(生産量ベース)が豊作時の買い上げのために積み立てた基金から出す。作況が「やや不良」の10年産には本来使えないが、制度を変更。約200億円を投じて13万トンを買い、飼料などに使う。残る18万トンは備蓄名目で国費を200億~300億円投じる。95万トンの備蓄を5万トン増やすほか、備蓄のうち古い05年産の13万トンを10年産に差し替える。

 10年産米の卸売価格(60キロ、10月)は前年同月比15%安の1万2781円。さらに下がると、戸別所得補償の費用が足りなくなる可能性がある。ただ戸別補償は本来、農家所得を直接補償しつつ米価は需給に委ねる政策。米価維持策との併用は、補償費負担とは別に「人為的に高めた米価」も消費者に強いる。安くなった国産米も外国産より依然高く輸出にも不利に働く。

 減反(生産調整)にも影響する。現行の戸別所得補償は減反に参加した農家にのみ支払う仕組みだが、米価維持策は参加しない農家にも利益をもたらす。減反参加率を下げれば、さらなるコメ余りという悪循環の可能性を高める。(山本精作)

 民主党のマニフェストが最初から実現不可能な画餅であった事は何度も記してきましたが、政権交代から1年と3ヶ月、またもその破綻が証明されましたね。

 日本の憲政史上最も無能であると評された前任の汚鳩がマニフェスト以外にも誇大妄想を幾つも垂れ流していましたが、愚かにもこの国の有権者はそんな連中を支持し、政権の座に着けてしまいました。

 その結果が、こうやって出鱈目な政治による税金の莫大な無駄遣い、更にはそれを補填する為の先見性を欠片も持たないままの借金の大幅な増額と言う形で跳ね返ってきているわけです。

 普天間の海外・最低でも国外移設、高速道路の無料化、天下り根絶、政治主導政府の実現、定率減税の廃止、国の予算を組み替えによる16.8兆円の予算獲得、企業・団体献金の廃止、子ども手当て2万6000円の支給、国家公務員人件費の2割削減などなど、見事に崩壊しましたし、それでいて国債発行額だけは膨大になり続け、薔薇色の未来どころか地獄への片道切符を詐欺師にあっさりと騙されて握らされたのが今の日本国民の現状です。

 財務省発表によれば来年度の国債発行は新規、借り換え合わせた年間発行総額169兆6千億円で過去最大となるそうで、新規分だけで見ても44兆円を超えており、この国が無能愚劣な民主党政権下で崩壊への坂道を急速に転がり落ちている事が分かります。

 自ら国債発行額を30兆円以下に抑えねば国が滅ぶと与党になる前日まで喚いていたのに、2年連続でその1.5倍にも上る額をばら撒き、やれ子ども手当てだ、高校無償化だ、農家への個別保障だと喫緊でもなければ必要性も無い無駄遣いに邁進しているのをやめる気も無いわけですから、国家100年の大計どころか連中が10年先すら見ていないのは明々白々です。

 で、この個別保障の問題です。

 事業仕分けと偽った公開人民裁判で2年合計1兆円程を連中は捻り出したわけですが、そこで減額されたもの中には緊急時の塩の備蓄と言うものもありました。

 今月の財務省発表で10万トンあった備蓄量を2万トンにまで減らし、300~400億円を国庫に返還させると言う事になったそうですが、この時の民主党の言い分はそんなに必要なのかと言う必要性の追求でしたが、民主党がキチンと精査した上でこれだけ減らせるんじゃないのかと言うような建設的な話ではなく、赤字が出てるんだから備蓄量を減らせ、浮いた金を埋蔵金として寄越せと言うのが核心でした。

 でまぁ、そんな事をほんの1~2ヶ月前にやっていた連中が、今度は米を31万トンも購入し、備蓄を5万トンも増やすとその必要性を説明せずにやろうとしているわけです。

 95万トンある備蓄をもう5万トンも増やさねばならない理由とは何なのか?

 当たり前ですが、米の備蓄って非常にコストが嵩みます。

 温度や湿度を常に一定に保ち続けねばなりませんし、各地で分散して管理しているそうなので設備の確保と維持に掛かるコスト、更にはそれを管理する人間の人件費などが必要です。

 そして、その費用捻出の為に積み立て基金使用のルールを捻じ曲げる、米価を政府が捜査する事による増額分の負担は消費者が背負う、減反していない農家は儲かるなどと言うのですから、個別保障という制度が如何に現実を勘案しないまま、農家への票田獲得だけを目的として作成されたものであったか分かりますね。

 まぁ、そもそも必要なコストすら試算を一切せず適当に数字を書いていたようないい加減で計画性など持ち合わせない連中の政策ですからこんなものでしょうが。

 もしこのまま政府と消費者の負担が増えるだけの制度が実施された場合、当然ながら減反せずに米をじゃんじゃん作り、余った分を政府に押し付けた方が農家は儲かるので、減反政策は崩壊するでしょうし、それを買い続ける為に莫大な税金が毎年浪費され、米が余っているのに政府の操作でバカ高い金額で消費者は米を買い続けねばならないとなるのですから、トンでもない話です。

 本来なら個別保障自体を廃止する事を検討すべき事態ですが、民主党政権ではこれを実現する為に税金を浪費する方向へ向かうのみならず、漁業や林業、更には畑作にまで拡大する方向へ向かっているのですから…

 asahi.com『11年度国債発行169兆円、過去最大 新規は44兆円』
 http://www.asahi.com/business/
update/1224/TKY201012240469.html

 MSN産経ニュース『農家戸別補償「規模加算」に100億円 TPP参加へ生産性向上』
 http://sankei.jp.msn.com/economy/
finance/101217/fnc1012171938024-n1.htm
スポンサーサイト
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

folke

Author:folke
怠惰な社会人。
画像はウチのトイプードル(ウサ耳Ver)

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム


folkelowさんのランキング集計結果