徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
07月20日(火)

官僚&民主党の最悪タッグの結果 

17日付けのMSN産経ニュースの記事から

【ドラマ・企業攻防】郵政“お荷物”顧客離れ加速 豪腕路線と親方日の丸のツケ
2010.7.17 18:00
 日本郵政グループの宅配便「ゆうパック」の大規模遅配は、1日の発生から2週間たった15日にようやく「正常化宣言」が出された。だが、現場では多数の苦情が続き、顧客離れが加速している。日本通運の「ペリカン便」との統合を強行した日本郵政の西川善文前社長の“豪腕路線”と、斎藤次郎現社長ら現経営陣の“親方日の丸体質”が背景にあり、その病巣は深い。

「もう使いたくない」

 「『もう大丈夫』と聞いたから送ったのに…。もう使いたくない」

 都内のコンビニエンスストアから長野県のゴルフ場にゴルフバッグを送った銀行員は憤る。

 週末10日に間に合うように数日前に発送したが、届いたのは当日の午後で、プレー開始に間に合わなかった。違うゴルフ場に誤送されていたという。

 正常化宣言前日の14日に寄せられた不着・遅延の苦情は通常の5倍の148件、当日15日も4倍の127件に上った。ペリカン便と統合した1日から14日までに引き受けた荷物は、当初の想定よりも15%少ない1900万個に落ち込んだ。

 日本郵政傘下の郵便事業会社では「(業績に)厳しい影響を与える」(浜俊之執行役員)とあせり、事業統合と同様に半ば見切り発車で、正常化宣言を出さざるを得なかったようだ。

西川前社長が強行

 「きちんとした計画や収支見通しもないまま結論ありきで会社が立ち上げられ、強行された」

 政権交代に伴う郵政民営化の見直しに合わせて立ち上げられた「日本郵政ガバナンス問題調査専門委員会」。郷原信郎委員長は5月にまとめた報告書の発表会見で、ペリカン便との統合を厳しく指弾した。

 西川前社長が主導した統合は平成19年10月に合意。20年6月に受け皿会社として「JPエクスプレス(JPEX)」が発足した。

 報告書は「5年間は赤字が続き、累損が連結で943億円に上るとの見通しを作成した幹部を西川氏が叱責。4年後に黒字化する計画を作成させた」と記している。

 当時を知る幹部は日本郵政グループ幹部は「(西川社長には)何も言えなかったが、やばいな、と思った」と明かす。

 西川前社長と激しく対立した当時の鳩山邦夫総務相は、収支の不透明さに疑念を持ち計画を認可せず、統合は二度にわたり延期。政権交代を経て、ペリカン便を先行移管していたJPEXを清算し、日本郵便事業会社が吸収し本体で手がけることになった。

 ペリカン便単独となったJPEXは、統合に向け拡張した過剰設備を抱えて赤字を垂れ流し、郵便事業会社は、清算などで22年3月期に800億円もの損失を計上するはめになった。

 「西川氏が独断専行で決め、日本通運から従業員も含めて押し付けられた“お荷物”案件だった」

 ある郵政関係者は、旧経営陣に責任転嫁するように吐き捨てた。

危機感欠く斎藤社長

 当事者意識や危機感が希薄なまま、その計画を実行したのが、元大蔵事務次官の斎藤社長が率い、“官業色”を強める現経営陣だ。

 斎藤社長ら幹部が出席し新生ゆうパックの船出を祝う式典が華やかに開かれていた7月1日。現場では大混乱が始まっていた。

 「集配所は足の踏み場もないほど荷物であふれ、入り口はトラックが数珠つなぎ。旬のさくらんぼは、その後、3日間放置されていた」と打ち明けるのは、関西地区の社員。

 別の社員は「無理だと会社に何度も言ったのに、聞き入れてもらえなかった。新しい配達用端末は台数が少なく、しかも使える人はほとんどいなかった」と、準備不足を明かした。

 正常化宣言を出した15日、遅配の公表が4日に遅れた理由を追及された斉藤社長は「実態を把握する必要があったので、精いっぱいの結果」と、苦しい弁明に追われた。

 外資系証券のアナリストは「民営化に逆行し、親方日の丸的な役所の発想に先祖返りした」と、一連の失態にあきれる。

 業界3位のゆうパックと4位のペリカン便は統合してもシェアは約15%にとどまり、1位のヤマト運輸(約41%)や2位の佐川急便(約36%)の半分にも及ばない。

 SMBCフレンド調査センターの宮崎充主任研究員は「顧客の流出で、1、2位との差がさらに拡大する可能性がある」とみる。

 新旧経営陣の迷走のツケはあまりにも大きい。(郵政取材班)

 官僚はダメだから政治主導だと威勢のいい事を言っておきながら、実際には官僚の言いなりになり今尚批判を浴びている民主党政権。

 その無策無能のツケが噴出した一コマがこの統合による混乱でした。

 かつて日本の大銀行が合併を繰り返していた折、その準備不足による混乱が統合後によくありました

 特に管理システムでのエラーから利用が出来なくなって顧客の不満が噴出したものですが、官僚と言う生き物は得てしてこういう過去の失敗を『他山の石』或いは『対岸の火事』としか思わないので結局何も学ばずに同じ失態を繰り返します

 良い例が日本の旧海軍です。

 日露戦争でロシア艦による通商破壊戦をされて何隻も沈められ、第一次世界大戦では対潜海上護衛が如何に難しいかを実感させられ、通商破壊をされたイギリスが敗北一歩手前にまで追い詰められた姿を目の当たりにしていたにも関わらず、その後長く続いた平和期にすっかりハンモックナンバー第一の官僚化が進んで忘れ去られ、対米戦で結局それが敗北の最も大きな理由となりました。

 実際、第二次世界大戦における商船喪失量は、トン数でこそイギリスが1133万総トンと日本の843万トンを大きく上回っておりますが、隻数で見るとイギリスの2426隻に対して日本は2568隻を100隻以上上回って世界一の喪失数です

 これは、それまでの戦訓に学ばず、商船の多くを戦時に独行させていた事、折角護衛を付けても満足な対空・対潜装備もなければ数もろくになく、護送方法そのものもまともに検討されていなかった事が大きな原因であり、戦中にアメリカと協力してこれらを改善したイギリスが戦争半ばから被害が急減した(42年以降急減し、45年には100隻程まで激減した)のと実に対照的でした。

 今回の事件も上のスケジュール遵守と言う都合第一で現場の声を無視して強引に進めた官僚主義の結果でした。

 現場を知らず、理解を示すつもりも無く、ただ机上のお勉強が出来ると言うだけで人の上に立ち、現場の人間を駒程度にしか認識せずに仕事をする官僚主義の結果とは、どんな時代、どんな場所でも得てしてこうなるものです。

 しかも社長ら責任者が一切責任を取っていないところまでそのまんま

 「当事者意識や危機感が希薄なまま」だったと官僚出身の民国社政権が選んだ社長の無能振りを産経が指摘していますが、コレに対しての反省が当の社長にも、選んだ側にも無いのですから、揃って親方日の丸感覚と独裁感覚に麻痺しきっていますね。

 自民党時代には訓練不足・準備不足を指摘されて許可されなかったのを、民主党政権になるや枷がなくなったと強行した結果、予想通りの大混乱

 おまけにどこぞの女大臣と同じで、都合が悪い事実だからと現場の大混乱とそれによる大規模な遅延を何日も隠蔽し続けると言う姑息振り

 結局上の無能の代償は現場の人間が払うんですよね。

 本来ならば、改善されるべきところを逆に悪化させ、責任も取らずに他人顔を平気でしている官僚&民主党のタッグクオリティ…実に恐ろしい限りです。

 47NEWS『ゆうパック遅れ、準備不足原因か 日通との統合迷走で』
 http://www.47news.jp/CN/201007/
CN2010070301000587.html
スポンサーサイト
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

folke

Author:folke
怠惰な社会人。
画像はウチのトイプードル(ウサ耳Ver)

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム


folkelowさんのランキング集計結果