徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
07月16日(金)

貪欲な赤いグリズリー 

14日付けのMSN産経ニュースの記事から

ロシアで「対日戦勝記念日」法成立へ
2010.7.14 16:13
 ロシア上院は14日、日本が第二次大戦の降伏文書に署名した9月2日を大戦終結の「記念日」に制定する法案を承認した。同法案はすでに下院で可決されており、メドベージェフ大統領が19日以内に署名して成立する見通しだ。法案は事実上の対日戦勝記念日を新たに設けるもので、旧ソ連による対日参戦や北方領土の占拠を正当化する狙いがある。(モスクワ 遠藤良介)

 正義だの平和だのをやたらと前面に押し立てる人間、私はこういう輩程愚かで、胡散臭い詐欺師であるとこれまでも述べてきました。

 事実、海賊被害に苦しむ船舶関係者を助ける事よりも、自衛隊が海賊を抑える為に出動する方が問題だと反対を喚いていたピースボートは、自分達がいざその海域を利用する時には平気な顔をして護衛艦に自分達の船の護衛をさせていました。

 自衛隊の派遣よりも9条の流布をと、文字通りのカルト宗教をやってきた連中も、所詮蓋を開けてみればそんなものが神社に数百円で売ってる魔よけの札ほどの価値すらない紙屑である事を認め、現実的な抑止力に縋りつく保身に走ったわけです

 他人の命は幾らでも犠牲に出来るが、自分の命はイデオロギーよりも大事。

 だから私は正義や平和を徒に誇張し、自らを正当化したり、絶対視する人間を心底嫌悪します。

 さて、ここまで記したのはその中でも特大の権化であるロシアが、こんな馬鹿げた法案を成立させようとしている為です。

 元々、ロシアの前身であるソ連は日本と日ソ不可侵条約と言う中立条約を締結していました。

 これは1941年4月13日に調印され、同月25日より効力が発生したもので、内容は読んで字の如く、両国は互いに中立の立場を取って領土を侵さないというものであり、期間は5年間、期限切れ1年前までにどちらかの通告が無い場合は自動的に5年の延長というものでした

 つまり、1945年8月9日は同条約の有効期間中であり、ましてや大使館の通信を妨害しており、名目だけの体裁を整えた詐欺的手法で侵略を始めた(日本の場合、アメリカへの宣戦布告は大使館のミスで遅れたものの、合衆国で国務長官に直接大使館員が渡している)わけです。

 しかも、この時の言い分が、正式な降伏案として日本に要求したわけでもないポツダム宣言の受諾を日本が拒否したから、世界平和の為に立ち上がったと言うものだったのですが、実際にはその6日後正午にポツダム宣言を受諾して日本が停戦をしてもその侵略は止まりませんでした

 各地に侵略を続け、非武装の民間人を乗せた客船すらも攻撃し、その足が止まったのは停戦から半月以上経ってからでした。

 そして、平和の為だったはずの戦争が終わった後で奪った南樺太や千島列島を自国領土として編入(南樺太の占領が8月25日で、千島列島に至ってはミズーリでの調印すら終わった9月5日)し、返す事を拒んでいます

 そもそもソ連の、そしてそれを引き継いだロシアの主張の論拠はヤルタの密約によるものですが、そのような文字通りの秘密の約束を盾に侵略を正当化するなど言語道断ですし、ましてや連合国側の約束が有効だと言うのならばカイロ宣言などの自分達の戦いは侵略ではない事の証として領土拡大をしないとした制約も果たせと。

 もっとも、貪欲な赤いグリズリーにまともな言語なんぞ通じるわけが無いからこうやって侵略の歴史を正当化する動きを今になっても続けているんですがね。
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