徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
04月28日(水)

余りにも遅かった現実認識 

27日付けのMSN産経ニュースの記事から

外相、海兵隊の抑止力強調 中国念頭に「自衛隊だけでは限界ある」
2010.4.27 18:08
 岡田克也外相は27日午後の記者会見で、沖縄県に駐留する米海兵隊の抑止力に関し「朝鮮半島情勢や中国をはじめとするアジアの国の軍事力の強化を考えたとき、自衛隊だけで適正に対応できるかというと限界がある」と述べた。

 また、海兵隊が持つ「即応力」の観点から地震や津波など災害時の対応が期待できると日本に駐留する意義を説明した。その上で「有事の時、邦人の救出なども含めて海兵隊に依存する部分はある。海兵隊の存在がさまざまな紛争を抑止している」とも述べ、海兵隊が日本国民や東アジア地域の安定のために必要だと強調した。

 海兵隊は、移設問題で注目されている普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)などに駐留している。

 何を今更当たり前の事を、という話ですけど、元々軍事音痴で人気取りのために感情論を振りかざして国外移設、県外移設を主張していた連中が、今頃この認識に漸く至ったって事なんでしょうね。

 以前から何度も書いているように米海兵隊の仕事を自衛隊が代行するのは規模や装備の面だけでなく、自衛隊と言う組織制度面や、隣国関係の面からも不可能であり、代替がきかないわけです。

 その具体例の一つが記者会見で述べられていた半島有事や台湾有事という状況に自衛隊は動けないって事ですね。

 同盟国及び同盟国の軍艦や施設が攻撃されても守るべきか否かなんて阿呆な議論を真剣にやっているような国に、他国の侵略騒動へ対応する事などできる訳がありませんよね?

 確かに米軍を駐留させる事によって経済的負担のみならず、様々な負担を背負っていますが、自衛隊に代替させる事を思えば、経済的にも、大国の平和維持の責任と言う意味でも遙に軽い負担で済んでいるのもまた事実です。

 沖縄駐留の米兵だけでもその数は2万人を超えており、海兵隊や空軍などの規模と同等のものを自衛隊が持とうと思ったら予算がどれ程跳ね上がる事か。

 ましてや周辺事態有事で米軍と同様の働きをする為には各種法制度の改正から何から必要であり、根底から日本のあり方を変える必要が出てくるのですから、それを思えば米軍の駐留と言うのは日本にとっても十二分にメリットのある事なわけです。

 また、災害時の応援と言うのも重要な話で、自衛隊に限らず軍隊と言うのは災害時の救助・支援活動に非常に役立ちます

 100年弱前の関東大震災における長門の活躍(長門は黄海で震災の報を受けてから僅か4日後に、戦艦4隻分、約6000名分の食料や医薬品を芝浦沖に運び込んでいる)や、阪神淡路大震災における各自衛艦の活躍などを思い出せば、直接のマンパワーという事以外にも軍組織と言うものが災害時に如何に役立つか分かるでしょう。

 日米とも、災害救助の経験は豊富であり、30年以内に起こるだろうといわれている関東大地震などへの備えと言う意味でも、その被害が及ばぬ地域に十二分な部隊が存在していると言うのは保険になります。

 それに、いざと言う時の備えである自衛隊や米軍は、平時において如何に自分達が迷惑だの負担だのと言われる存在であるかを理解しており、それ故に住民との交流に日々腐心しているというのに、それを全て現政権が台無しにしてきたわけです。

 約束の期日まであと僅か1ヶ月。

 ここにきて漸くその価値を認識しだしたなんて始末じゃ、もはや全てが手遅れとなるのは確実でしょうね。
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