徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
01月28日(木)

衝突前後のレーダー映像が公開 

27日付けのYOMIURI ONLINEの記事から

護衛艦と韓国船衝突、レーダーの映像記録を公開
 海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国のコンテナ船が昨年10月、関門海峡で衝突した事故で、運輸安全委員会は27日、2隻の衝突をとらえたレーダーの映像記録を公開した。

 それにはコンテナ船が、前方を航行していた貨物船を避けようと左側に急旋回し、「くらま」の航路にほぼ直角に入って来たことが記録されている。映像では両船が重なり合って見えるが、レーダー映像は不鮮明なため、実際は「T」字状にぶつかった直後の様子を写している。

 この事故では、海上保安庁の「関門海峡海上交通センター」の管制官が衝突前、コンテナ船と無線で交信し、貨物船の左側を追い抜くよう指示を出していることが明らかになっているが、運輸安全委はこうした映像記録を基に分析を進めている。
(2010年1月27日20時37分 読売新聞)

 記事を見て早速運輸安全委員会のHPに行き、『事故調査進捗状況』のPDFファイルを見ました。

 生憎まだ調査中と言う事で公開されたのは事故の概要、現在までに行った調査の概要、そしてこれから行う調査予定の概要と肝心な部分は全て未記載であり、推定航路図とVDRレーダーの映像記録4枚だけでした。

 しかしまぁ、ここからでも読み取れるものが幾つかあります。

 例えば、推定航路図は10分おきの3隻の推定位置が記されており、コンテナ船カリナ・スターが海峡進入前から貨物船の1.5倍程の距離を移動し続けており、事故に至るまでその移動距離が殆ど変わっておらず、前方が自船より大きな貨物船によって塞がれている状態なのにそれを一向に気に留めた様子がありません。

 航路は非常に狭く、曲りくねっており、その上前方に9000t超の貨物船がいるのにですよ?

 その結果どうなったかを示すのが、続くVDRレーダーの映像ですね。

 「この時刻は、詳細な解析により変更する場合があります。」との断りがついていましたが、一応それぞれの時刻を記載すると、以下のようになります。

 ①19時54分02秒
 ②19時54分47秒
 ③19時55分32秒
 ④19時56分17秒


 ①は貨物船が丁度橋を越えたかという辺りで、カリナ・スターは恐らく貨物船右舷30~50m位離れた位置を橋まで250~300m程の地点を走っており、「くらま」は凡そ橋まで1km程の距離です。

 ②では貨物船が狭隘部を出て、航路に沿って面舵を切った、つまりは右に曲がり始めた時のもので、橋から150~200m程進んだ辺りで、カリナ・スターは丁度橋に侵入した直後なのですが、貨物船が面舵を切った事によってそのまま直進を続ければ衝突するという状態であり、「くらま」は狭隘部へ進入するために面舵を切った直後で、橋まで600~700m程、丁度貨物船に隠れてカリナ・スターが見えるか見えないかという状態です。

 ③では貨物船は橋から300m程離れた辺りで、カリナ・スターは橋を越えた直後なのですが、ここでなんと取り舵一杯、つまりは大きく左に舵を切っていて、貨物船にほぼ直角となる形となっており、僅か45秒の間にかなり無理矢理方向を転じていた事がわかります。

 一方の「くらま」は橋まで400~500m程の地点を直進しており、貨物船との間には約100m程の幅があるので、十二分な間隔を保持していた事が分かります。

 ④は衝突時の映像であり、橋から200m程の地点でカリナ・スターの右舷に「くらま」が衝突しているのがわかりますが、恐らくカリナ・スターは③から250m程直進しており、殆ど速力が落ちていなかったと思われます

 無論、この時間は今後変わる可能性がありますし、距離などはあくまでも映像から私が目測したものですので確たるものではありませんが、この4枚の映像時間が多少変更になったとしても事件の責任を「くらま」に負わせるのは無理があることだけはハッキリと分かります。

 右舷には岸辺、左舷には突っ込んでくるカリナ・スターとすれ違う貨物船という状況で、僅か1~2分の間に巡航速度で航行中の5000tを超える大型艦にどう避けろと言うのか?

 その場で止まるなどブレーキのない船舶には到底不可能な話ですし、面舵を切れば岸に乗り上げるかカリナ・スターと船首同士での衝突が待っていましたし、取り舵を切れば、仮にカリナ・スターは回避できても代わりに貨物船か反対側の岸辺への衝突、または橋脚への衝突という事態になっていたでしょう。

 報告書にもあるように、3隻の中で「くらま」は航行速度が最も速かった(最大速度が輸送船とでは段違いなのですから当然ですが)わけですから、無理に舵を切ればカリナ・スター以上の勢いで岸辺へ突っ込んでいたわけですからね。

 どう見ても韓国人の交通ルールを平然と無視するマナー、モラルを欠いた国民性(韓国はOECD中、交通事故発生率が最悪)をそのまま日本に持ち込んで起こした傍迷惑な事故ですよね。

 運輸安全委員会HP
 http://www.mlit.go.jp/jtsb/index.html
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