11日付けのYOMIURI ONLINEの記事から
| 死刑囚にアンケート調査、半数以上が「治療・投薬受けている」 |
刑が確定した死刑囚の健康状態や面会の状況などについて、市民団体が行ったアンケート調査結果が、11日、東京・西新宿で開かれた集会で報告された。
「何らかの治療・投薬を受けている」と答えた死刑囚が回答者の半数を超えた。
調査は、7月から9月にかけ、「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」が実施。拘置中だった死刑囚105人に協力を依頼し、回答があった74人の調査結果を公表した。治療や投薬を受けているとした死刑囚が51人。また、43人が再審請求しており、18人が「今後請求する予定」と答えた。
36人が教誨(きょうかい)を受け、「(家族や弁護士などと)面会がある」は58人、「文通がある」は70人。一方、面会、文通共にない死刑囚も3人いた。
集会では、死刑囚からのメッセージも読み上げられた。「被害者や遺族の方々のことを考え、再審請求を取り下げました。執行を待つ時間に何かできることがあればと考えつつ生活しております」という内容や、「何を今更と思うかもしれないですが、もう一度最後のチャンスが欲しいです」と訴えるものもあった。 |
| (2008年10月11日20時57分 読売新聞) |
「何らかの治療・投薬」というのはまぁ、
当然ながら精神的なという意味でしょうね。
日本では、他の死刑執行国に比べて死刑が適用される理由って殺人に対してのみと限定(シンガポールなどは麻薬の所持で宣告される事がありますし、中国に至っては窃盗や汚職でも適用される場合があります)されますから、死刑囚イコール凶悪殺人犯となります。
だというのに、
それでもまだ死刑囚が100人以上もいるというのはやはり犯罪者の犯罪に対する認識が甘いのだということでしょう。
だからこそ死刑を宣告されてから人を殺す事、殺される事の重みを知り、愚かにもソレに耐えられず薬や他人に縋(すが)る。
事を起こす前にソレを理解しろなどと言ったところでソレが分からぬからこそ死刑囚なんぞという愚劣な立場になるわけですが、
死ぬ前にこうやって己のした事とその代価に苦しむというのならば、それだけでも死刑というのは十二分に価値がある刑罰だと言えますね。
口で言って分からぬ馬鹿者の中でも最大級のバカである殺人犯に、その罪の重さを現実として認識させる最も効果的な方法なのですから。
チャンスが欲しい…しかし、その思いすら描く事も出来ず自らによって未来を絶たれた人がいる事を彼らが一体何処まで理解しているか甚だ疑問ですが、こういう話が広まる事はよい事だと思います。
単に殺人は悪い事などと言っても理解できぬ輩に、実際に殺人を犯した者の末路がどれ程惨めで恐怖に彩られているかを理解させれば、
殺人事件の抑止に繋がるでしょうし、そうなれば「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」とかいう市民団体の望みである死刑の廃止が達成出来ずとも死刑が執行される事そのものはなくなるでしょうからね。
最も、その場合は死刑の存在が殺人事件の抑止となっているからなわけですから、
死刑制度そのものは無くせないので、彼らの最終目標は達成できない(執行する事よりも存在する事が重要な抑止力となる為で、言わば軍隊の存在理由と同じ)でしょうけど(笑