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徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…

人としての善性を否定することに血道を上げるクズたち 07/29

28日付けの産経ニュースの記事から

反安保勢力の“偽善コメント”にだまされるな…安全保障は「常識に還れ」
2015.7.28 20:58更新
 知人がタクシーに乗車したところ、運転手から「安倍首相は本当に戦争をする気ですかね」と問われて、腰を抜かすほど驚いたという。テレビや新聞を通して「青年を戦場に送るな」と聞かされていると、「まさか」とは思っても不安に駆られてくる。

 では、いったい敵性国家はどこなのだろう。それが中国だとしたら、向こうから沖縄県の尖閣諸島に“戦場”を運んでくるから、日本領土ではいやも応もない。そうならないよう「抑止」するのが、今回の安全保障関連法案なのだ。

 反安保勢力はここぞと、戦争抑止の法案を「戦争法案」と言い換え、志願制の自衛隊なのに「徴兵制にする気か」と声高に叫ぶ。民主党の宣伝パンフレットに至っては、安保法案に反対するあまり「徴兵制の復活」をあおっていた。

 「いつかは徴兵制?募る不安」と見出しに掲げ、敬礼する出征兵士が、恋人か母親に見送られるイラストが印刷された。さすがに内部批判が出てイラストだけは差し替えられた。だが、代わりのイラストも母親がわが子を抱え、軍にとられまいとするように見えるし、見出しは前と同じだった。

 これでは、共産党の「徴兵制!?広がる不安」と少しも違わない。民主党の菅直人、野田佳彦政権の時に武器輸出3原則を緩和し、「動的防衛力」として南西諸島の防衛に力点を移していたはずだ。それが野党に転じたとたんに、何でも反対党になった。

 先の運転手は、ラジオ番組の出演者による偽善的なコメントに、常識的な判断が狂わされている。評論家の福田恆存氏に言わせれば、安全保障は「常識に還れ」である。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル社説は「なぜ、日本の世論はこれほど動じやすいのだろう」と疑問を投げる。その原因は「憲法をめぐる議論が、人々の不安をかき立てた」からだと論じた。国会で証言した憲法学者らに「集団的自衛権の容認は違憲」といわれると、合憲論の学者もいるのに、それがすべてだと思ってしまう。

 野党がいう「首相は軍事大国にしたがっている」との批判も奇妙なものだ。集団的自衛権を認めている国が、すべて軍事大国を目指しているのなら、世界中の国が軍事大国になってしまう。個別的でも集団的でも自衛権は国連憲章に明記された固有の権利なのだ。

 ダートマス大学のジェニファー・リンド准教授は、やはり同紙のコラムで、「たとえ安保法制が成立しても、日本は世界の大国の中でもっともハト派に属する」と述べ、「日本の防衛費は国内総生産の1%(中国はその3倍)で、タカ派といえどもカナダのそれよりも左だ」と、むしろ法案の限界をみている。

 振り返れば、日米安保改定を推進した「60年安保」や近年のPKO協力法のときも、一部メディアや評論家たちにあおられた。社会党やその応援団だった進歩的文化人が、「米国の戦争に巻き込まれる」と、当時の自民党政権を非難した。

 その後の日本は、戦争に巻き込まれるどころか平和を享受し、ソ連崩壊によって彼らの論理は破綻した。すると、「これから巻き込まれる」とごまかす者が現れ、今回の安保法案を格好のターゲットにした。

(東京特派員 湯浅博)

 武器輸出法の緩和も、軍事に関わる重大事であり、同様に巻き込まれるだのと蒙昧で姦しさだけが売りの愚劣なブサヨどもが喚き散らしても何らおかしくない事件でしたが、不思議な事に民主党がやった際は一切連中は気にも留めませんでしたね。

 デモなんて一切なく、憲法がどうだ、戦争に巻き込まれてこうだと、言いもしなかった。

 第二次世界大戦で戦争の様相が兵士同士の戦いから、国家のインフラ設備そのものの破壊どころか、国民さえもインフラの一つと看做す大破壊・大虐殺のソレへと移りました。

 だからこそ、武器製造を行っている工場だけでなく交通網や町工場、一般市民さえ武器製造に欠かせない要因だからと、輸出先の国が戦争当事国となった際に日本が巻き込まれる形で襲われる危険性を言及してもいいはずなのに、そんな声は今現在デモをやっているバカどもからはまったくあがらなかった

 それが安倍政権に移るや、武器輸出三原則について「防衛装備移転三原則」を閣議決定しただけで、「武器輸出大国への道を歩む」だの、「武器輸出に歯止めが掛からなくなる」だのと大騒ぎを始める始末でしたからね。

 例えば、タクシーの運転手(A)がタクシー強盗に襲われたとしましょう。

 運転手を引きずり出して暴行を加え、車も角材や鉄パイプなどの武器を使って破壊し、最後に売り上げを根こそぎ奪って去っていった。

 それを目の前で別のタクシー運転手(B)が鼻を穿りながら、ただ見ていたらどうでしょう?

 しかもBは、普段はAの親友を吹聴し、何か事があれば命懸けでAは自分を守れと言っているような奴なのに、Aが襲われた際には止めに入ったり警察を呼ぼうとして自分までタクシー強盗に襲われたらタマランと見捨て、それを俺は正しい人間だ、暴力に関わらず、関わられないようにする偉い奴なんだとかほざきだしたら、どう思います?

 Bを信用しないどころか、普通は誰もが嫌悪感から白眼視して関わらないように距離をとりません?

 そして、そういうBのような主張を繰り広げているのが民主党ら野党であり、シンパのブサヨ勢力らなのです。

 つい先日も「戦争立法反対!ママの渋谷ジャック!」などと実に頭の悪いブサヨ婆どもによるバカ騒ぎがありましたよね?

 ハイジャックという言葉はそれで意味を持つものであり、○○ジャックという言葉は用法を間違えた単なる造語ですし、戦争をさせないための国家間連携を高める為の法案を正反対の意味に解する低脳・蒙昧なバカだからこそこういう見っとも無い醜態を晒せるのでしょうけど、こんなのが身内にいたら殴り飛ばしたくなるキモさですよねぇ…

 こういうクズ婆に限って自分の子どもがイジメに遭ったり事件に巻き込まれると、何で周りが助けてくれないんだとか、先生が気付いて動いてくれればとか、己の普段の言動を棚に上げて手段的自衛権の行使を他人には要求するのがオチなんですから、滑稽ですよ、ホーント。

 記事で産経も触れているように、集団的自衛権や武器輸出を他国の水準やそれに近いところまで引き上げる程度の事で軍事大国だの戦争する国家だの徴兵制を実施するようになるだのと言うのが本当なら、何で世界中の国がそうなっていないのか、まずはその矛盾について説明してみろと。

 戦時中で技能職者を後方支援要因として徴用するとかならまだわかりますけど、そこいらの一般人を徴兵して何の役に立つでしょう?

 銃を持ったから戦える?

 アメリカ人と違って持ったことさえないのが当たり前の日本人に、銃の扱いを学ばせ、マトモに撃てる様にするまでにどれだけ時間が掛かるでしょう?

 陸自の歩兵にするにしたって、学生だって精々学校の体育の授業やクラブ活動程度しかしないのが大半なのに、自重と同じか下手をすればそれ以上になる背嚢や銃器を抱えて何十キロもの行軍が出来ると思いますか?

 よしんば何とかそれらが出来たところで、その後に十二分な体力と銭湯技能を習熟した敵兵を相手に戦って勝ち残れるわけがないのは考えるまでもありません。

 その意志を持ち、自ら志願した者でさえ使えるようになるのに数年、習熟するに至ってはもっとずっと年数の掛かる現代兵器を寄せ集めの素人にどうやって短期間で扱わせることが出来るでしょう?

 ましてや日本の自衛隊は精々20万人そこいらで4兆円以上年間維持費で掛かる高価な部隊であり、それを周辺の他国と戦争が出来る人員規模、つまりは他国と同程度の5~10倍以上に拡大する予算を1000兆円を超える借金がある状況でどうやって捻り出すのでしょう?

 日本が20万規模で維持できているのは、周辺国を上回る高度な技術力に支えられた装備と潤沢な資金力支えられて十二分な訓練を行い高い錬度を隊員が誇っているからですが、何よりもの理由は防衛にのみ特化した存在だからです。

 弾道ミサイルや巡航ミサイル、更には侵攻用の装備や人員を確保する必要がない、つまりは他国が当たり前に持っている余力を余分なものと切って捨てているからこそなのであり、そんなものを備えようとすれば予算を何杯にも跳ね上げねばなりませんが、そんな無駄に使える金がそもそも何処にもない。

 何十兆も組み替えの無駄の削減で生み出すマジックをお見せしますと言って政権を詐取した民主党は1年も持たずにそのペテンを暴かれ、無様に次の衆院選で大敗して即座に政権から蹴り落とされたのをもう忘れたのでしょうかねぇ?

 常識的に考えればブサヨや野党のクズどもの戯言が如何に非論理的か、非現実的かなどわかる切欠は幾らでもあるのに、この国は相も変わらず衆愚が大多数を占めているから、ブサヨメディアに踊らされた結果である民主党の悪夢時代を経てすら何も変わらないでこの通り…

 いやはや、こんなことを何時までも繰り返しているのを見ると、やっぱり国民だからというだけで投票権を持てるのって、日本人には向かない民主主義のあり方じゃないかって気がつくづくしてきますね。
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