徒然な日々に

その日の個人的出来事や、見たニュース、記事から思った事、感じた事を徒然と…
07月31日(火)

主観で語る歴史の恐ろしさ 

31日付けのSankei Webの記事から

【コラム・断 評論家・潮匡人】論理破綻した主張
 7月23日付本紙「正論」欄で岡本行夫・元首相補佐官が「なんのための教科書修正か」と題し、こう主張した。

 「そもそも、私にも『軍命令による集団自決』は、教科書にわざわざ書くほどの事象だったのかという疑念はある。しかし、既に書かれていた教科書の記述を、論争のある時に修正することは、『軍の関与はなかった』とする史観を新たに採択した意味を持つ」

 「軍命令による集団自決」を修正することが、なぜ「軍の関与はなかった」ことになるのだろうか。論理的にも「関与」はあったが「命令」はなかった可能性は成立する。

 現に、大江健三郎著『沖縄ノート』(岩波新書)で指弾された赤松嘉次氏は「軍命令」を否定する。集団自決を取材した曽野綾子氏も「『赤松氏が、自決命令を出した』と証言し、証明できた当事者に一人も出会わなかった」と証言する(『沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実』WAC)。

 何のための教科書修正か。真理のため、反軍感情で歪(ゆが)んだ歴史認識を是正するためである。当事者が否定し、肯定する証拠がない以上、修正は当然の措置である。

 岡本氏は「事実関係が問題ではない」「歴史をどんな主観で語るかが焦点」と訴えるが、「どんな主観で語る」にせよ、事実関係は重要である。仮に、軍命令が証明されれば、むしろ「教科書にわざわざ書くほどの事象」であろう。氏の「主観」にも疑問が残る。

 今回、読者の声援を頂き、当欄に復帰することになった。光栄である。私は本紙「正論」路線に共鳴しているが、23日付「正論」には、疑問と失望を感じた。(評論家・潮匡人)
(2007/07/31 08:02)

 時折、何じゃこりゃ?って記事もありますが、基本的にはマトモな記事が大半を占める産経だけに、こういう内輪に対する批判も出来るんですよね。

 朝日なんぞ、引退して関わりが無くなった人間しか批判できませんからねぇ(笑

 さてさて、内容ですがそちらは私がこれまでこの問題で主張してきたことと同じで、沖縄や支援する連中が語る詭弁の論理破綻の解説ですね。

 しかし、元首相補佐官を務めた程の人間がこんな見識の無い主張を展開していたとは驚きですねぇ。

 「事実関係が問題ではない」「歴史をどんな主観で語るかが焦点」とのたまっていたのが事実であれば、この人に歴史を語る資格はカケラも無いし、教育や政治に口を出すなど言語道断ですよ。

 過去の専制君主時代や隣国のような情報統制国家、独裁国家ならばいざ知らず、日本のような民主主義国家において歴史は常に「客観的事実関係に基づいて語り、記されねばならない」なんてのは常識だと思うのですがね?

 この人の言で行けば、特ア三国がやっているような妄想による捏造史、例えば「南京事件の30万人以上の虐殺」や「朝鮮人だけで20万人の女性の拉致とその女性達に対する強姦や殺害」と言う主観論も全て有りとなるってことですよ?

 何せ歴史を語るのに必要なのは事実関係でも客観性でもなく当事者の主観だけだと言うのですからね。

 私はこれまで出鱈目な左翼紙『沖縄タイムズ』などに掲載された老人達の回想話を幾つか見てきましたが、その中には一つも軍による命令だと証明できるものは無く、それどころか逆に脱走兵によるものや住民自身によるものでしかないってケースが見受けられましたし、それについては当ブログでエントリーを挙げています。

 『軍命令による集団自決』があったと主張して話しているのに、その内容は裏付けるどころか逆に彼らの主張と事実が乖離していることを証明してしまっているわけで、その原因は前提条件として『軍命令による集団自決』は事実としてあったと確定してしまっている為に、自身の体験を客観的に見る目を持っていないからであり、個人の主観を基準とすることが如何に問題か理解出来るでしょう。

 このように個人の「主観」なんてのは他人から見れば明らかにおかしいだろということは往々にしてある。

 一神教の神様じゃあるまいし個々人の主観と客観との齟齬はただの人に過ぎない我々の誰にだってある当然の事なのであって、だからこそ日本の歴史学はこれまで証拠に基づいた客観的事実によって形成されてきたのです。

 それに言い換えればこの岡本氏とやらが事実関係の否定と主観で歴史を語れと迫るのもつまりは、「軍命令による集団自決」を客観的事実として証明することは不可能だと認めているということであり、真相がどうであったかを自身の中では主張とは異なった形で解釈しているということですよね?

 こんな当たり前のことも理解できない人間に元首相の補佐官が勤まるとは、日本政府は大丈夫なんでしょうか…

 最後に、潮匡人氏の『コラム・断』がこの調子で連載されるなら、かなり今後も期待できそうですね。

 (2007年7月31日10:05 カテゴリ及びスレッドテーマ選択ミス修正)
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07月30日(月)

戦慄の一夜 

30日付けのYOMIURI ONLINEの記事から

民主・尾辻かな子氏は落選
 民主党から比例選に出馬した前大阪府議、尾辻かな子氏(32)の初当選はならなかった。

 同性愛者であることを公表している尾辻氏は、年金記録漏れ問題や与野党逆転などに加え、「多様な人々が、違いを認め共に生きる社会を」と主張。

 性的少数者ばかりでなく、在日外国人、身体障害者など社会的少数者にも目を向けるべきだと訴え、地元の大阪だけでなく、東京などの都市部でも活動を展開した。ただ、正式な公認が5月と出遅れた分、知名度を上げることができなかった。
(2007年7月30日6時22分 読売新聞)

 テレビや左翼の煽り、情報操作が見事に功を奏し(与党側の問題は殊更大きく取上げる一方で野党側はどれ程の問題であっても矮小化したり、握り潰す…例:田中真紀子の発言や珍道中騒動など)、自民惨敗、民主大勝となった昨日の参院選ですが、この尾辻かな子や金政玉と言った危険因子がハッキリと大差で排斥されたことには安堵感を抱けました。

 しかし一方で、国民に年金詐欺を行えと犯罪教唆を触れ回った横峯良郎という愚者公用車を使って日本大使館まで出向き、反日に勤しんだ岡崎トミ子といった愚昧が受かるなど、同じ位絶対に受からせてはいけない連中が当選する結果にこの国の将来とそんなのに平然と投票できる国民性に戦慄を覚える一夜でしたね。

 特に岡崎トミ子は得票率が50%を超えたようで、幾ら他が社民と共産とは言っても、宮城県民は正気なのだろうかと心底心配になります。

 他の民主当選者にしても自治労、情報労連、UIゼンセン、基幹労連など労組関係者が多数いますし、浄土真宗僧侶なんてのまでいるに至っては…

 何よりもこの結果で勢いづいたのが民主だけでないのが問題なんですよね。

 最近アメリカの軟化政策で調子付いた北朝鮮が居丈高に日本へアレコレと命令口調で要求を出してきたのが更に度を増すでしょうし、朝日も調子に乗った社説をぶちまけており、当然親中韓の小沢勝利に両国も内心喝采を挙げているでしょうからね。

 おまけに民主の目標が政権の奪取である以上はこれからも対立路線が続くのは目に見えており(各社が社説で民主の責任は重大だとコレまでの態度を改めるように苦言を呈しており、朝日ですらたった1行程度ながらも注意を促している)、当面は重要法案であってもマトモに通らないという事態が続き、国政が停滞し続ける可能性が非常に高い

 与党側の失態が余りに積み重なった結果とは言え、この北東アジアの混乱期に突入しようと言う3年が国政の混乱によって無為に費やされれば、日本の将来は絶望的でしょう。

 まぁ、どんな結果になろうともそれは衆愚政治を何時までも改められなかった我々国民自身の責任ですから、黙って受け入れるしかないのですがね…
07月29日(日)

おっちょこちょいの元外務大臣 

28日付けのYOMIURI ONLINEの記事から

「麻生氏こそアルツハイマー」田中真紀子氏が演説会で批判
 田中真紀子・元外相は28日、鳥取県米子市で開かれた演説会で、19日の講演で麻生外相が「アルツハイマーでもこれくらいは分かる」と発言したことについて「自分がアルツハイマーだからそんなこと言ってるんでしょう」と述べ、麻生氏を患者にたとえて批判した。

 田中氏は「口の曲がったわけのわからないおっちょこちょいの外務大臣が『中国のお米と日本のお米の(価格の)計算が分からない人なんてアルツハイマーだ』だって、自分がアルツハイマーだからそんなこと言ってるんでしょう」と語った。

 麻生氏は講演の翌日に「不適切だった」と陳謝し、発言を撤回している。
(2007年7月28日23時55分 読売新聞)

 麻生外相が発言した際は誰もが単なるジョークであると理解していたので笑いが起きたそうですが、それでも不適切だったと翌日には謝罪しているのですが、一体こっちはどんな反応で、今後どんな態度を示すんでしょうかね?

 単に品行下劣で外相とアルツハイマー患者を貶めるだけの差別発言であるだけに誰もが冷淡な目で見たのではないかと思いますけど。

 しかし、相変わらず民主党の人間(正確には党会派ですけど)って失言がブーメランで戻ってくる度に威力を増してますよね…

 この発言なんて、そっくりそのまま自分に当て嵌まるものです。

 「口の尖がった訳の分からないおっちょこちょいの元外務大臣が「心身ともにパニック状態だった」だって」といった具合に。

 当時のドタキャン騒動に対してアメリカは「見識を疑う!こんな外相は初めてだ」と非常に強い怒りを示し、おっちょこちょいなんて表現じゃ済まない大きな外交問題になり、余りにもこのような失態が続いた為に罷免されたんですからねぇ…

 何で新潟は未だにこんな人格破綻の上に耄碌しきって過去を簡単に忘れられる戯けを議員にし続けるのでしょうね。
07月28日(土)

どうなるF-X 

26日付けのYOMIURI ONLINEの記事から

FX選定を09年夏以降に先送り、米F22禁輸継続で検討
 防衛省は26日、来年夏に予定していた航空自衛隊F4戦闘機の後継機である次期主力戦闘機(FX)の選定を、2009年夏以降に先送りする方向で検討に入った。

 FXの最有力候補である米国の最新ステルス戦闘機「F22ラプター」に関し、米下院歳出委員会が輸出禁止条項を盛り込んだ08年度防衛予算を承認したことで、来年夏までのF22の選定が困難になったためだ。

 FXの選定が遅れた場合、戦闘機部隊の編成に影響するが、防衛省では、現行のF4の耐用年数を見直すなど代替案の検討を行う予定だ。

 中期防衛力整備計画(05~09年度)で、老朽化したF4戦闘機の後継機7機を調達することになっており、防衛省では来年夏までにFXの機種選定を行う予定だった。F22のほか、欧州4か国が共同開発した「ユーロファイター」や米英などが共同開発中のF35など計6機種が調査対象になっている。

 防衛省では今後もF22の情報提供を米側に働きかける方針だ。
(2007年7月26日14時31分 読売新聞)

 早くもこの煽りがC-Xの納期延期などの形で出てきていますね。

 6機種が調査対象と言っても、他の機種はどれも帯に短し襷に流しなものばかりなんですよね。

 記事に名が挙がっているユーロファイターは初飛行から13年程と比較的新しく性能も中々なのですが、コストが高く、何より沖縄が中心となるのに航続距離が非常に短い(F-4EJ改が2900kmなのに対して僅か1389km)という欠点を持っています

 フランスのラファールでは性能がイマイチ振るわない上に航続距離がユーロファイターより多少はマシですが、それでもF-4EJ改より1000km以上短く、繋ぎ程度の役割にしかならないので金の無駄って気がします

 F-35はそもそも開発に参加していないし、初飛行は終えたものの未だ完成もしていないために何時になるやら目処も立ちません…

 F/A-18E/Fは航続距離や武装は良いと思うんですけど、沖縄那覇空港がメインになるのに、あんな大騒音の機体を使えるとはとても思えませんし、性能も更新機種に相応しいと呼べるほどとは思えず、F-4系統の後継機種としてはね…

 最後のF-15FXに至ってはもう何と言うか、これ入れるんだったら現状のF-15JやEJを手を加えて追加生産、配備すればいいじゃんって話じゃないですかねぇ。

 これらで妥協する位ならすっぱり諦めて自国で設計・生産をした方がいいのではとも思います。

 まぁ、そうなると完成・量産までに時間は滅茶苦茶掛かりますし、予算だってF-2の比じゃなくなるでしょうからかなりの難事ですけど、一方でF-2で培った技術や得た経験、失敗を活かせることや技術継承と向上が出来ることなど、メリットも少なからずあるんですよね。

 まぁ、今回の選定に使う手段としてはやはり適正ではないと思いますけど、安易な妥協での失敗を繰り返し、中途半端なものに莫大な金を費やされるよりはマシだと思います(個人的にF-2はF-16の系譜でもあり好きな機体なんですけど、やはり成功機とは言い難い)し。

 何にしても早々に決めねば歪みは各所に出続け、後々大きな失点となりかねませんので、どういう道を選ぶにせよ慎重ながらも迅速に選んで欲しいものですね。
07月27日(金)

非民主主義のスポークスマン 

26日付けのasahi.comの記事から

麻生外相の外交は「中国包囲網」 山崎氏が批判
2007年07月26日22時53分
 自民党の山崎拓元幹事長は26日、東京都内で講演し、麻生外相が昨年11月に打ち出した外交方針「自由と繁栄の弧」について「対中国包囲網となるので、安全保障の面から言っても適切ではない」と批判した。

 「自由と繁栄の弧」とは、東欧から中央アジア、東南アジア付近にかけた地域の民主主義を発展させるため、この地域を重点的に支援する構想。山崎氏は「貿易立国・日本としては対中関係をますます重視していかざるを得ない。中国包囲網という発想は私は取らない」と語った。

 北朝鮮だけでなく、中国のスポークスマンでもあるこの御仁らしい発想と発言ですねぇ、実に。

 非民主主義国家マンセーなこの御仁にとってそんな三日月型ベルトラインが形成されては中国の覇権政策が遮断されて達成できなくなってしまうではないかと、本家に代わって怒りを露にしている訳で、その為の詭弁が『対中包囲網』であり、『安全保障の問題』ってことですね。

 独裁政権の打破と民主主義の形成はご存知の通り普段騒ぎ、武力によって成し遂げようとしているアメリカって国が存在しますけど、それを理由にこれまで米中が安全保障上の問題を起こしたことがあるでしょうか?

 そして、麻生外相が掲げる地域が総じて民主化すると中国に対する包囲網が形成されると考えているということは、中国がそれだけ非民主的国家であり、周辺国にも非民主的な政治をさせようと圧力を掛けていると認めているようなものなんですが…いいんですかねぇ、こんな発言をして。

 ましてや、貿易立国・日本といいながら、東欧から中央アジア、東南アジアにかけた付近の地域の民主主義発展を拒絶して、対中関係を重視って、どこまで経済観念に疎いバカですかって話です。

 最近は未開地の北朝鮮にレアメタルが眠っているなんて騒ぎで色々策動していると報じられる中国ですが、連中の卑劣な手口は他にも広く伸びており、その被害を現在強く受けているのが日本なのです。

 例えば日本が戦前より今に至って尚最も入手に苦心している石油ですが、これにしてもロシアや東南アジア、中東、アフリカ等の日系企業が利権を保有するものを裏で金をばら撒き奪おうと躍起になっていますし、そういった囲い込みを容易にする為に日本からのODAを利用して開発途上国にODA名目で金をばら撒いてもいますね。

 未開発で幾らあっても足りない国や国家予算の何倍、何十倍以上という途方も無い借金を背負った国では当然金を景気良くばら撒く相手がいれば国家の維持の為に身売りもします。

 その結果は日本の常任理事国入りに中国の掲げる反日の旗の下に参じた国が何処だったか、そういった国々の経済状況はどうであるか、中国との関係はどうかというような点を調べれば明らかです。

 また、麻生外相が掲げる地域は皆日本と関係が密接ですし、特に東欧や中央アジアでは日本と関係の良好な国家がとても多く、日本が必要としている資源もそれらの地域で産出し、書かれている順番に地域を巡って日本に届くのであり、一方中国は単にその道中最後にある無関係な地に過ぎませんし、安全保障を脅かす軍事行動を日本や同盟関係にあるアメリカに対して行っている国(沖縄沖での機動艦隊への異常接近や度重なる防空識別圏への電子偵察機による侵犯、原潜による領海侵犯等々)でもあります。

 まぁ、つまりはこの非民主主義国家のスポークスマンが口にする戯言の反対を実行していれば日本の将来の安泰、安全は確保できるってことで、見事なまでの反面教師って奴ですね。
07月26日(木)

何処まで嘘で糊塗すれば… 

25日付けのSankei Webの記事から

光市母子殺害の差し戻し控訴審 弁護側鑑定人が証言
 山口県光市の母子殺害事件で、殺人などの罪に問われ、最高裁が1、2審の無期懲役の判決を破棄した元会社員の男性被告(26)=事件当時(18)=に対する差し戻し控訴審の第6回公判が25日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれた。弁護側が申請した法医鑑定人2人の証人尋問が行われ、「判決が認定した殺害方法は遺体の状況と合わない」と弁護側の主張に沿った証言を行った。

 上告審判決は捜査段階の被告の供述などに基づき、被告が本村弥生さん=当時(23)=の首を両手で強く絞めつけて殺害したほか、長女の夕夏ちゃん=同11カ月=を床にたたきつけた上、首にひもを巻きつけて窒息死させたと認定。一方、弁護側は差し戻し後の被告の供述などから、2人に対する殺意はなかったと主張している。

 この日の公判ではまず、日本医科大大学院の大野曜吉教授が弥生さんの遺体の状況から「両手で首を強く絞めつける行為では、このような傷はできない」と証言。「背後から腕で首を絞めた後、逆手にした右手で首を押さえつけたと考えた方が自然だ」と述べ、差し戻し審での被告の供述と一致する説明を行った。

 夕夏ちゃんについては「頭部の傷からは床にたたきつけられたとは判断できない」「首にはひもが皮膚とこすれた痕跡がなく、強く絞められたとはいえない」と上告審の認定に疑問を呈した。

 これに対し検察側は、右手だけで弥生さんを死亡させることが可能か繰り返し尋問したが、大野教授は「不自然ではない」と証言。続いて出廷した東京都監察医務院の上野正彦・元院長も同様に、2人の遺体の状況は捜査段階の被告の供述と整合しない、と述べた。
(2007/07/25 21:39)

 毎度コロコロ変わることでお馴染みの被告側ですが、弁護士が連れてきた鑑定人だけあってやはり主張が滅茶苦茶な上に弁護士の言い分とすら噛み合わない出鱈目ぶりですね。

 まず母親の背後から腕で首を締め、その後に今度は前に回って何故か逆手に下右手で絞め殺したという、何かもう突っ込むのもバカらしい殺害方法です。

 やってみれば簡単にわかりますが、例え利き手であっても逆手にして人間の首の高さまで挙げた手では力を満足に入れる事など出来るはずが無く、格闘技などをやっていて柔軟性と腕力が相当になければ余りにも無茶な話(その状態では下以外の方向に動かれたり、腕を叩かれたりすれば簡単に拘束が解ける)です。

 ましてや弁護側の主張は「母親に甘えたい気持ちから抱きついたところ、大声を出されたので口を塞ごうとしたが、手がずれてしまい、首が締まって女性を死に至らしめてしまった」というもので、これを鑑定結果に組み合わせると…

 甘える為に後ろから抱き付いてスリーパーホールドをし、その状態から口を塞ぐ為に斜め前に飛び出して逆手にした右手で口を塞ぐって…

 そもそも首を締められた状態(窒息するほど気管を抑えられた状態)の人間がどうやって大声を出すんでしょうかね?

 おまけに先月の第2回公判で被告は一連の流れを問われ、「後ろに回りこんで抱きついた」「立ち上がろうとした為、一緒に仰向けに倒れた」「暴れたので抑えようとしたらスリーパーホールドになった」「無我夢中でいたら、動かなくなった」「被害者を下にして倒れ押さえつけていたら、徐々に力がなくなって動かなくなった」というもので、弁護側の主張とも鑑定側の主張とも食い違いや疑問が目立ちます。

 例えば、弁護側は声を出した事が口を塞ごうとして誤って首を締めた理由だとしているのに、被告は首を締めたのはあくまで倒れてそのまま抑えていただけと主張している点や、何か光るものを振り払おうとしながら被害者を下に(つまり被告が被害者の上に乗る形で)して倒れたというのに、その状況でわざわざ腕を逆手にして首を押さえるなどの不自然な点などがそうですね。

 次に夕夏ちゃんの件ですが、頭部に叩きつけられた傷ではないとするのなら、一体どうすればつくような傷なのでしょうか?

 首に紐が擦れた痕跡が無いと言う点にしても、擦れた痕跡が本当に無かったのならば、確かに最初の自白である2重巻きにして力一杯引張ったというのは矛盾が生じるでしょう。

 しかし、被告はこの点に至る経緯について第2回公判で「弥生さんを死なせてしまった直後で力が入らず、赤ちゃんは頭から落ちた」と述べていて鑑定側の主張と全く持って噛み合わず、既にこの鑑定医2人の診断をそのまま信用するのは絶望的なまでに不可能です。

 まぁ、そもそもこの被告の主張にしても先の第2回公判の時点でスリーパーホールドで動かなくなった被害者を見て、「『なんてことをしてしまったんだろう』と呆然とした」と述べ、次に押さえて動かなくなった姿を見た際には「さっきは気絶していた弥生さんから反撃されたので、押さえ続けていた。気付いたら喉を手で押さえていた。信じられない状況に陥ってしまった」と述べながら、その後被害者の服を胸のあたりまでずらし上げた行為は被害者が恥ずかしがって反応すると思ったからであり、亡くなっているとは「思ってないし、思いたくなかった」と矛盾だらけの主張をしています。

 今回の第5回公判でも排水の点検を装って戸別訪問をした理由を「寂しかったので、人との会話で紛らすというか、温もりが欲しかった」と答えながらその後の戻った目的に被害者と話したい気持ちはあったのかという弁護士の質問に「正直言えばあるが、できれば、という程度だった」と、何がしたかったのか全く意味不明な回答を続け、最後には殺害後ビデオ店に訪れ、「着替えの際に通りかかった小学生が来たので驚いた。当時、連載されていた『サイコメトラーEIJI』という漫画のように、特殊能力で事件を起こしたのを知っているのかと」と述べる有様で、もう無茶苦茶です。

 これは明らかに精神異常ではなく、それを装う目的と、被告自身が事実に反する出鱈目を創作している為に生ずる強引な話と、返答の際にそれぞれの部分が噛み合わなくなる矛盾に過ぎません。

 ネーム付きの作業服を着て犯行に及んだ点などから考えても計画的な殺人と強姦であるとしか言いようがありませんし。

 事件から既に8年、恩赦と呼ぶには十二分過ぎる期間を経ています。

 いい加減死刑台に送るべきじゃないんでしょうかね?

 第2回公判内容は『「甘えたくて抱きついた」殺意や乱暴目的を否認 山口・光市の母子殺害』(産経新聞 2007/06/26 20:55)
 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070626/jkn070626016.htm

 第5回公判内容は『「アパートが怪物に見えた」 光市母子殺害公判』(サンケイ イザッ! 00:08)
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/70593/

 (2007年7月26日1:25 アドレス追加)
07月25日(水)

反日の為ならエンヤコラその2 

24日付けの朝鮮日報の記事から

日本の爆弾投下訓練は北朝鮮を想定=NYタイムズ紙(下)
 日本は最近になって米国が輸出を禁じている最新鋭のF22戦闘機導入に強い意欲を示している。F22は、現時点ではステルス性能を持つ完ぺきな戦闘機との評価を受けている。

 ニューヨーク・タイムズは自衛隊について、構成員は24万1000人と周辺国より小規模だが、アジアでは最も精巧な組織と評価しており、400億ドル(約4兆8000億円)に上る防衛費は世界でも5本の指に入ると指摘している。また、国防予算以外で偵察衛星の打ち上げも行っている。

 日本の安倍政権は北朝鮮の脅威と中国の軍事力強化を名分として、最近になって防衛費を2倍に増やし、第2次大戦での従軍慰安婦問題など過去の罪をあいまいにするため、帝国主義軍隊の名声を強化しようとしている、と同紙は報じた。

 マサチューセッツ工科大学で日本問題を研究するサムエルソン教授は、「安倍首相や小泉純一郎前首相のように、伝統的な価値観を特有の歴史的観点から見る政治家たちは、太平洋戦争で日本が犯した過ちはもう問題ではなく、他国のように軍事力を強化しなければならないと考えている」と分析した。

 最も大きな問題は、米国が日本の軍事大国化を積極的に支援しているという事実だ。グアムでの訓練で、日米両国は2週間の空中戦シミュレーションを行い、最終日には西太平洋の孤島に爆撃訓練を敢行して最後を飾った。

 米軍司令官は「今回の訓練は新しい環境でお互いの信頼を強めるのに役立った」と満足感を示した。

 米国の支援で日々軍事力を強化している日本を見詰める韓国人たちの心情は穏やかではない。キム・ソンジュンさん(48)は「従軍慰安婦問題に対する謝罪は拒否し、爆弾投下訓練を防衛のための訓練と言い訳する日本を見ると、本当に心配になってくる。そのような論理を展開するなら、防衛のために北朝鮮を攻撃し、米軍と対立すれば防衛のために第2の真珠湾攻撃もできるということになる」と述べた。
2007/07/24 08:21:06

 え~、電波のタッグ話後編です。

 自衛隊の構成員は24万人の件ですが、実際には周辺国より小規模などと言うレベルではなく予備役僅か5万人ちょっと合計しても30万人に及ばないのですが、一方で韓国はと言えば、人口は日本の1/3を幾らか上回る程度(4800万人程)に過ぎないのに、構成員69万人、予備役380万人ですし、台湾は人口が韓国の半分に満たない2200万人程ですが構成員30万人、予備役165万人という規模を誇り、北朝鮮に至っては台湾とほぼ同等の人口でありながら兵力が110万人、予備役が470万人、労農赤衛隊350万人、保安部隊が19万人だそうですから、如何に日本が抑えた組織編制を行っているか、如何に他国など比較できぬほど小規模な組織かがお分かりになるでしょう。

 防衛費の額にしても最新鋭の装備を有していることやアメリカや韓国の様に他国への武器売買が出来ない為に単価が高いこと、そして何より人件費と物価が高いことが理由に過ぎません。

 実際にGDP比で周辺国と比べてみれば分かりますが、日本はGDP比僅か1%に過ぎないのに対して、韓国2.51%、台湾2.6%とこちらの倍を軽く超える額を投じていますし、そもそも物価が日本とこれらの国々ではそれこそ月とスッポンであることを踏まえなきゃなりませんし、ましてや日本が防衛費を2倍に増やすなどという荒唐無稽な話に至ってはただでさえ財政難であり、遣り繰りに悲鳴を上げているこの日本で、一体何処から4兆8000億円を用意できるのか是非とも教えてもらいたいですね。

 次に「太平洋戦争で日本が犯した過ちはもう問題ではなく…」ってのも意味が分かりませんね。

 現実として目の前に弾道ミサイルと核という現在地球上において最も防衛困難な最悪の破壊兵器を持ち(或いは確保しようとしながら)、日本に敵意を漲らせて悪事を働いてきた国家群が恫喝を仕掛けてきているのに、それから身を守ろうとするのが問題って…日本の問題とやらの研究も結構ですけどそれ以前に生存権とか自衛権、そして軍事学って言う常識を他の教授から学んだ方が宜しいんじゃありませんかね、このMITの教授とやらは。

 そもそも日本は周辺国である中国や韓国、台湾、北朝鮮やロシア、アメリカらのように弾道ミサイルも持っていなければ核保有も開発もしたこともありませんし、それどころか未だ巡航ミサイルの一本も持っていないんですが、これの一体何処が他国のような軍事力の強化なんでしょうかね?

 ましてや日本に対してあらゆる無差別殺戮、非道の数々を繰り返しながらそこから何も学ばず、後の朝鮮戦争やベトナム、イラクやアフガンで同じ犯罪を繰り返して世界中から後ろ指を指されている国の人間が言えた台詞かって話です。

 謎のキムさんの心配とやらにしても、毎度コロコロ話が変わる人間の主張を真実だと受け入れ、自分達もやっている訓練をある国家がやる場合だけ防衛ではないと意味不明な主張を展開し、そのくせ自分達は日本へ核を落とせだの、日本とは対決しなければならないだのと口走る韓国の方が余程、色々な意味で心配すべき存在だと思いますがね(笑

 それに北朝鮮への攻撃は日本の場合拉致被害者という存在があり、弾道ミサイルを恫喝で撃って来る相手である以上行う道理は既に十分ありますが、米軍と対立して第二の真珠湾は意味不明です。

 何故なら空母を持ってもいない日本がハワイに接近など出来る訳もありませんし、したところで太平洋にある米軍最強の艦隊、第7艦隊の宿泊地はハワイではなく、旗艦ブルーリッジに空母キティホーク、それに護衛の巡洋艦や駆逐艦は全て日本の横須賀が母港(揚陸艦艇は佐世保で、潜水艦はグァムであり、東太平洋担当の第3艦隊はカリフォルニアのサンディエゴ)ですので、今のご時世で真珠湾攻撃をする意味は何一つとしてないんですよね、そもそも。

 よくもまぁ、一国家の代表的新聞社がこんな、「言語明瞭意味不明」な記事を恥じらいも無く掲載できるものだと常々呆れますね。
07月24日(火)

反日の為ならエンヤコラその1 

24日付けの朝鮮日報の記事から

日本の爆弾投下訓練は北朝鮮を想定=NYタイムズ紙(上)
 自衛隊による戦後初の爆弾投下訓練は北朝鮮を狙ったもの、とニューヨーク・タイムズが分析した。

 同紙は23日(現地時間)付の1面と6面に「連日の爆弾洗礼、日本は軍事力抑制から抜け出す」と題した記事で、自衛隊が先月西太平洋の孤島で500ポンド(約227キロ)爆弾を投下する訓練を行ったと報じた。

 同紙によると、これは一見普通の軍事訓練だが、日本としては防衛目的の軍事訓練のみを許容する憲法の規定を越える非常に重大な事件というわけだ。

 とりわけ最新型のF2戦略爆撃機がグアムから240キロ北方の外国の島まで飛んで爆撃訓練を行ったことには「非常に挑発的で意味深いメッセージが込められている」とし、この爆撃機はおそらく北朝鮮のある地点に爆弾を投下して帰還する訓練を行ったものと同紙はみている。

 このような攻撃的軍事訓練に対する心配の声に対して日本は、「爆弾投下は防衛のためのもの」という詭弁(きべん)を展開している。訓練を行った航空自衛隊の司令官は「爆弾投下は常に攻撃を意味するものではない。爆弾は防衛のためにも使用可能だ。われわれはその訓練を重点的に行っている」と奇怪な論理を展開した。

 同紙は軍事的タブーを破り始めた日本の行動について、北東アジアの安全保障の軸を日本に任せようとする米国の戦略的支援によるものと指摘する。最近5年間で自衛隊は米軍の一部のようになり、両国は緊密な軍事関係を維持している。

 日本はインド洋に護衛艦と燃料供給船を待機させ、アフガニスタンの米軍や他国の軍隊を支援している。イラクではクウェートから飛来する米軍とともに、物資運搬の支援を行っている。

 今回の訓練は日本と米国がグアムで行った初めての訓練であり、日本で今後導入が有力視されている最新鋭のF22戦闘機なら、日本の北部からグアムまで2700キロを給油なしに飛行できる。今回の訓練に参加した自衛隊のパイロットは「一気に攻撃できる」として露骨に自慢した。
2007/07/24 08:20:31

 いや~、ニューヨーク・タイムズ(以下NT)や朝鮮日報の反日記事はぶっ飛びすぎてて笑えますね。

 てか、何時からF-2は戦略爆撃機になったのでしょう?

 私はアメリカのB-52及びB-1、B-2とロシアのTu-160以外の現存する戦略爆撃機の存在って聞いたことが無いですし、自衛隊におけるF-2の呼称は『支援戦闘機』と元のF-16同様戦闘機としての運用も可能な攻撃機といった扱いに過ぎず、ましてやF-2が戦略爆撃機になるならソレよりもペイロードがある韓国保有のF-15K(10t以上)戦闘爆撃機は何なのって思うのですがね…

 爆撃に対する非難にしても自衛隊がバンカーバスターのような特殊爆弾や、大型爆弾など投下したって話なら「爆撃訓練は防衛の為ではない!」とか、「外国の島での爆撃訓練は挑発的だ!」なんて主張もまぁ、ある程度は理解も出来る部分はあるかも(用途が船舶や車両攻撃ではなくなる為)しれません。

 しかし、今回使用したのは500ポンド、227キロの小型爆弾です。

 どれ位小型かはかつての戦争において初戦で幾多の活躍を果たした大日本帝国海軍の急降下爆撃機である99艦爆(正式には『愛知 D3A 99式艦上爆撃機』)の爆弾搭載量が250kg、同じく雷撃機の97艦攻(正式には『中島 B5N 97式艦上攻撃機』)が800kgであることと、原形となったF-16の爆弾搭載量が5tを超え、倍のサイズである1000ポンド爆弾を4つ搭載可能して尚余裕があることなどから簡単に理解できるでしょう。

 因みに米軍の魚雷はMk.48で1500~1600kg、短魚雷のMk.50でも340kgの重量があります。

 F-2の場合最大搭載時には訓練に使用した倍である1000ポンド爆弾4つに短射程ミサイル2本、それに増槽をつけて飛行が出来ますし、敵船舶の揚陸阻止任務の際には上記の装備が基本となっていますので、別にこの程度のサイズは防衛ではないと騒ぐには全く持って値しませんし、外国の島へ行っての訓練だって今まで当たり前のこととして幾度もやってきています。

 単に爆撃が初めて(正確にはF-2による爆撃訓練が初めてで、海外での爆撃訓練は2年前からF-4EJを使って実施されていたそうです)なだけでね。

 というのも、日本国内ではミサイルの発射などが出来ないというお家事情がある為で、昔からその為に自衛隊は同盟であるアメリカの訓練場を借りて練習や実験を行っていますし、外国の島で云々と言うのならアメリカは日本において尖閣諸島や小笠原諸島などで散々ぱら銃爆撃の訓練をし、劣化ウラン弾の使用などが騒がれたりしていますし、その米軍の中には在韓米軍も含まれて(尖閣諸島で訓練をしたことがある)いるのですが、それは問題ではないのでしょうかね?

 外国での爆撃訓練が自衛ではなく侵略の為だというのなら、在韓米軍が備えているのは上記の行為から判断すると北朝鮮に侵攻する為ってことですし、その場合は当然米韓は一体となって動くのですから、韓国も侵略を企てているってことになっちゃいますがねぇ?

 それに日本の場合は島国であり、侵攻するには船舶による揚陸が必要なのに機雷を保有していないため、阻止するには航行中の敵艦に対する対艦爆撃か対艦ミサイル、或いは水際での射爆撃となるのは少し常識があれば別に軍事知識が無くても分かると思うのですが…

 ましてや陸上の場合だって普通航空優勢が確保できるなら爆撃機による阻止行動は当たり前ですが、それでも爆弾投下が防衛ではなく、そんな主張は詭弁だと言うのなら、韓国は何の為にKF-16やF-15Kといった爆撃能力を持った戦闘機を次々に買い込んでいるのやら?

 何より朝鮮日報は以前のF-15K導入時に『「東アジア最強」F-15K、20機を追加導入へ』(朝鮮日報 2006/05/18 08:36:36)という記事を上げ、「周辺国の主な地域を行動半径に入れている。独島上空まで進出しても約30分は空中戦を行うことができる。休戦ライン近くにある北朝鮮の長距離射程砲陣地の攻撃に効果的な合同直撃弾(JDAM)など、各種ミサイルや爆弾10.4トンが搭載できる」と誇らしげに書いていたのですが、これはどう解釈すればいいんでしょうかねぇ?

 あぁ、周辺国全てが活動範囲で、特に北朝鮮と竹島が名指しされて、爆撃能力と搭載力が素晴らしいと自画自賛する態度にこの「爆弾投下は防衛と言う考えは詭弁」って理屈を組み合わせると、韓国のF-15Kは将来的な日本や北朝鮮といった周辺国に対する侵略の為の兵器であり、自分達は侵略の意図を満々に持っているぞと自慢をしていた訳ですね。

 それと「一気に攻撃できる」って主文又は質問内容が(恐らくは朝鮮日報が意図的に)抜けてて意味が通じかねますが、前の文脈からでは単に遠距離渡洋爆撃が一気に出来るという事実を話しただけにしか見えないんですがね?

 そもそも露骨な自慢ってのは先程掲載した朝鮮日報の記事のように、これまで被撃墜ゼロを誇っていた最強戦闘機の最初の撃墜をマンホールに与えるような間抜けな戦闘機に貶めながらそれを「東アジア最強」なんて呼んで喜んでいる自分達(記事掲載はまだ墜落前ですが、彼らはこの主張を貫き続けている)のことを言うんですよ(笑

 さてさて、タイトルを見れば分かる通り、このバカ記事の後編を後ほど続けてエントリーする予定ですが、電波はまだまだ強くなりますので笑いすぎにご注意を。

 (2007年7月25日9:44分 加筆及び誤認事実の修正)
07月24日(火)

化け物サイズ 

23日付けの毎日インタラクティブの記事から

機動戦士ガンダム:富士急ハイランドに実物大で登場 シャアも「化け物だ」と
 全長18メートルの実物大「機動戦士ガンダム」が登場するアトラクション「ガンダムクライシス」が21日、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)にお目見えした。オープニングイベントには、主人公アムロ役の声優・古谷徹さんとライバル・シャア役の池田秀一さん、富野由悠季監督が参加。実物大ガンダムを見た池田さんは「連邦のモビルスーツは化け物だ。そのうちシャア専用ザクも……」とリクエスト。古谷さんはおなじみの「行きまーす!」の掛け声で開幕を祝った。

 「機動戦士ガンダム」は79年から放送され、ガンダムやザクなどのモビルスーツと戦争を描写したリアルな物語で大ヒットしたアニメシリーズ。アトラクションは、プレーヤーはガンダムのマグネットコーティング作業を行う技術士官候補生という設定で、ジオン軍に襲撃を受ける中、ガンダムのパワーアップ作業を携帯端末を使って時間内に終わらせると、実物大ガンダムの操縦席に乗り込むことができる。

 全長18メートルの実物大ガンダムは、設定に忠実に再現され、アトラクション内の映像は、ガンダムを制作した「サンライズ」が担当し、「サイコミュ高機動試験型ザク」などの新型モビルスーツも登場する。

 イベントでは、3人が実物大ガンダムを見学、古谷さんはコックピットに乗り込み、アニメを“再現”。富野監督は「実物大の力強さを味わってみてください」とアピールした。
2007年7月23日

 昨年にも『GUNDAM THE RIDE』という3Dアニメーションで一年戦争最後の戦いをテレビ版とは別視点から見るアトラクションで大盛況となった富士急ハイランドが次なるガンダム企画として催したのがコレですね。

 今尚絶大な人気を誇り、今年も秋から新シリーズをやるとのことで騒がれている(ただし、特定層を狙いすぎた設定とのことで今の時点で既に賛否両論だそうです)人気作の原点、初代ガンダムと携帯端末を組み合わせたこの企画、中々に面白そうな発想です。

 それにしてもやはり実物大は記事に添付されている写真を見ても如何に大きいかがわかりますね。

 何せお三方の後ろで横たわるガンダムの肩や頭部の方が遥かに高い(背丈の倍以上あるかも?)のです。

 実際にガンダムのようなロボットが活躍する世界になっては大変(現実には実用性が無いからそもそも大型の人型平気など造る訳は無い)ですが、しかしどうせ実物大が作られるなら歩いたり手を動かしたり程度でもいいから動いて欲しいと思ってしまうのはSFファンの欲でしょうかね?

 この目でその大きさを一度は実感してみたいものですが、仕事やら何やら色々忙しくてとてもそんな余裕は無いでしょうねぇ…

 最後に捕捉として、ガンダムが分からない人の為に記事の単語を幾つか説明します。

 ガンダム:言わずと知れたロボットアニメの金字塔の主役機。主な特徴は人と同じ二つのモノアイ(目)にマスクのような口、左右に伸びた頭部中央のアンテナなど(ただし、例外も現在では多数ある)

 マグネットコーティング:手足などの関節駆動部に磁力によるコーティングを施して機体の反応を上げること。原作では主人公アムロの能力に追いつかなくなったガンダムの反応速度を向上させる為に物語後半で行われる改修作業。

 サイコミュ高機動試験型ザク:脳波による遠隔操作システム『サイコミュ』を搭載し、それによる有線式両腕部ビーム砲を操ることによって機体とは別方位からの包囲攻撃(通称オールレンジアタック)を行うザクの脚部を取り払い、そこにロケットブースターを装備した高機動型(宇宙専用)。その運用データはライバル、シャアが物語最後に操るジオングという機体にフィードバックされた。

 アニメを"再現":アニメ第一話の『ガンダム、大地に立つ』でザクの奇襲を受けている中でアムロが行ったマニュアルを読みながらの起動作業と思われる。
07月23日(月)

上辺だけの遺憾と反省 

22日付けのSankei Webの記事から

避難所に集音マイク テレビ局設置 柏崎市が注意
 新潟県柏崎市は31日、日本テレビ系列の中京テレビ(名古屋)スタッフが避難所のテントに「隠しマイクを仕掛けた」と公表した。同社側は市に「中継で背景の音を拾うためのワイヤレスの集音マイクで、隠す意図はなかった」と説明。市では「誤解があったが、好ましくない行為だった」としている。

 市によると、マイクが設置されていたのは学校の屋外に張られた炊き出し用のテント。同日午後4時ごろ、スタッフが支柱にマイクを張り付けているのを職員が見つけて注意。スタッフはすぐに取り外した。

 同校では同日、住民からの要望で、市側が一時的に報道各社に取材の自粛を要請。同社は市に同日午後6時からのニュースで中継するつもりだったと説明したが、設置は各社が屋内での取材を自粛していた最中だった。

 同社の現地担当デスクは、「隠しマイクという発表があったようだが、誤解だったということを理解していただいた。現場の説明不足で誤解を受けたことは遺憾だ。反省している」と話している。
(2007/07/21 22:01)

 普段事あるごとに人権・プライバシー権、報道の自由を声高に叫ぶマスメディアですが、当の自分達は政治家ですら足元にも及ばぬほどそれらを無視した横暴な振る舞いを普段から見せていますが、被災者に対してもそれは同等、いや、話題性が高い分平時以上に無思慮な振る舞いが横行することも珍しくありませんね。

 この件は別記事によれば中継の臨場感を出すために関係者が配膳時の音を拾うマイクを設置しようとしていたのだそうで、隠しマイクではないから犯罪じゃないと言い訳をしているようですが、そもそもプライバシー権とは個々人が保有する権利であり、それの範囲をこのようにマスメディア如きが勝手にこれは良い、これはダメなどと範囲を規定してよい権利では絶対にありません。

 プライバシーの権利は憲法での制定がされる権利ではありませんが、『「宴のあと」事件』の判決で「私事をみだりに公開されないという権利」として公に認められて以来、幸福追求権の一形態として認められるようになりました

 その主な要件は、①私生活上の事実または私生活上の事実らしく受け取られるおそれのあること②一般人の感受性を基準にして当該私人の立場に立った場合公開を欲しないであろうと認められること③一般の人々に未だ知られていないこと、の3点です。

 表現との自由では優位性はどちらもないとなってはいますが、一民間人の、それも避難所での食事やその用意の音を許可も無くコソコソと盗み撮り、それを全国ネットで流すような表現の自由とではどちらが優位であるかなど言うまでもありませんね。

 因みに今被災地で被災者の方々が強く求め、行政やボランティアが確保に最も苦慮しているのが『プライバシーの確保』です。

 同日付の読売記事『長引く避難所生活、「プライバシーほしい」の声広がる』(2007年7月22日10時3分)によれば、「「人の視線を気にせずに過ごしたい」(70歳代女性)、「着替えのためについたてのようなものがあれば」(小6女児)、「仮設トイレの中で着替えをしているが、狭くて大変」(70歳代女性)といったプライバシーを気にする声が多い。」とのことで、中にはエコノミー症候群覚悟で車内での寝泊りを続ける人もいて、陸自やボランティアによるテントの提供、県による紙製の間仕切り設置と皆が苦心しているこの時にこの振る舞いですよ。

 それに配膳用のテントは行政所有の公共物、もしくは他人の所持物品であり、それに許可も無くコソコソとワイヤレスマイクを設置しておいて、隠しマイク以外の何だというのでしょう?

 これは盗聴と言うれっきとした犯罪ですし、被災者に対するプライバシーの侵害です。

 つい先月TBSが盗聴騒動を起こしたばかりなのだからと普通なら戒めるところですが、最後の現地担当デスクとやらの言を見てもらえば分かる通り、事実を捻じ曲げて言い訳に終始し、一言も謝罪はしていません。

 誤解されるような行動が遺憾であり、反省していると言っているだけで、被災者に謝意を示すどころか盗聴でありプライバシーの侵害であるという事実を認めようともしていないんですからね。

 マスメディアの動向を監視し、こういった犯罪行為や放送法を逸脱する行為全般に対して厳罰を下せる第三者機関を作らねば自重しないでしょうね、きっと…
07月22日(日)

恥ずべき偏向報道新聞 

21日付けの毎日インタラクティブの記事から

「新潟珍道中」:批判浴び民主・末松衆院議員がブログ削除
 新潟県中越沖地震の募金活動で17日に新潟市を訪れた民主党の末松義規衆院議員が、様子をつづった自身の18日付のブログに「不適当な表現があった」として削除した。「平成の黄門様の渡部恒三代議士を筆頭にして、スケさんの古賀一成代議士、カクさんの私という珍道中でした」と書き、「珍道中は被災者をばかにしている」などの批判が相次いだという。末松議員はブログで「不愉快な気持ちを持たれた皆様、被災地の皆様に心からお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した。
2007年7月21日 18時56分

 え~、ここ数日は麻生外相の「アルツハイマー」発言や「きちがい水」発言を散々に叩くマスメディアと野党ですが、こっちはこのようにほんの僅かな話題として取上げ、しかも「珍道中」という表現に対してだけ第三者からの批判があったから詫びて削除したというような淡白記事ですね。

 どの位淡白かと言うと、麻生外相の記事には『麻生氏失言:政権タガ外れ露呈「安倍後継」レースに影響?』などと作為的なタイトルをつけて4~5倍の文章量で他者の非難なども掲載しつつ、これは問題発言だと煽っているのですから、コイツラの辞書に公正って言葉はあるのだろうかと失笑します。

 因みに上記の麻生外相の記事は「きちがい水」についての記事なのですが、笑えるのは麻生外相の発言が、「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、勢いとかいろんなことありますよ」と他人の勢いでの発言について触れているのに、それを「またもや問題表現を口にした」と書いていることです。

 他人の言の引用であっても「きちがい」は問題表現だから使うなと声高に騒ぎながら、それをそっくりそのまま文章として記すのは問題ではないって、ホントどういう感覚なのやら(笑

 それに、「きちがい」って言葉を放送禁止にしたのはマスメディアの都合であって、元来より用いられている日本語を勝手に自分の感覚を他人にまで押し付けていいだ悪いだって発想が連中らしいですよね。

 きちがいとは気を違える、つまりは普通から逸脱するという意味であり、アルコールに酔った人間が普段と異なる言動を取る、おかしくなるさまから「気を違えさせる水」という意味で「きちがい水」と呼ばれるのであり、別に差別でもなんでもないんですね。

 調べればすぐに分かることですが、酒の表現としての「きちがい水」って、そういう表現が存在しているってことからも想像はつくでしょうけど、ずっと昔からある言葉で酒造メーカーのHPなどにも普通に載っています(googleで「きちがい水」を検索すると一番上に出るのは酒造メーカーのHP)し、他にも調べてみると「狂い水」「狂薬」「万病源」「命を削る鉋」など、「万病の薬」と呼ばれる一方で古来より身持ちを崩したり、身体を病んだり、或いは気が大きくなって粗行を働いたりする人間が尽きることが無いことを示すこれらの異名も酒にはありますね。

 要するに勝手に意味を自身の考えるものと混同して人権感覚がないなど騒いでいる社民党の党首など、自分の無知を棚に上げて発言している戯けに過ぎませんし、拉致被害者家族を嘘吐き呼ばわりし続けた党の党首であり、自身も関ったと訴えられているセクハラ裁判も一切無視している人間が人権なんて口にするなって話です。

 他の批判者も町村派幹部と言う思いっきり麻生外相とは良好関係にあるとはいえない派閥(町村信孝元外相は先の総裁選で安倍首相を応援した人物ですし、派閥も安倍首相の後見人であった森元首相から譲り受けたもの)の人間ですし。

 少々話が脱線しましたが、言いたいことは与党の揚げ足取りに躍起になっているだけの偏向記事だということです。

 そうそう、忘れかけてましたが、最初に「珍道中」だけと記したわけですが、批判された点はもう一点あり、それは募金活動中に少年が使ってくださいと差し出した『1000円』に感動し、「大人でも、100円玉を入れる人が多かったのに。頭が下がりました。新潟の少年よ、ありがとう!あなたは偉い!」とまるで金額の多寡行為の判断を下しているような表現があったのも非難を拡大させた重要なファクターであり、末松議員自身その点についてそんなつもりは無かったと弁解し、ブログで謝罪しているのに、記事を見れば分かる通り一切無視しているんですよね。

 このように、民主党の自称ネクスト環境大臣の問題表現に対する態度との落差(大臣には誇張で誹謗し、野党議員には事実の一部を隠匿して擁護する)を考えると、毎日の記事はまるで古い誘拐犯の手紙のようにバラバラに抜き取った事実という紙を別の紙へ張り付けてこれが原文だと主張しているような非難すべき悪質行為です。

 まだ自分達が世論を操れるとか思っているんでしょかね、コイツラは。
07月21日(土)

欠かせない存在 

20日付けの毎日インタラクティブの記事から

中越沖地震:海自輸送艦がシャワー支援
 地震の復興支援を行っている海上自衛隊が20日、柏崎市の柏崎港に係留している輸送艦「くにさき」(全長178メートル)の温水シャワーを被災者に開放した。海自による輸送艦の温水シャワー支援は初めて。21日午後にも実施する。

 開放したのは通常、隊員たちが使用しているシャワー19台。海自の担当者は「陸自による入浴支援が行われているが、被災者に十分行き渡っていない。少しでも気持ちよくなってもらえれば」と話している。
2007年7月20日 12時07分 (最終更新時間 7月20日 13時27分)

 かつて阪神・淡路地区を中心として起きた大震災。

 その際には自衛隊には出動もままならない、出来ても活動範囲に数多の制限がある、救助用の装備や被災者の支援設備の不足・欠如など多くの手枷、足枷が嵌められており、活動が非常に限定されてしまい、力が十分に発揮できませんでした

 しかし、当時の教訓を活かして装備や対応手順を一新した結果と政府が当時の暗愚な村山内閣ではないこともあり、岸壁が船舶で溢れていればLCAC(大型ホバー揚陸艇)で海岸へと乗り上げて支援車両(給水車など)を現地に送る(読売新聞に揚陸するLCACの写真が載っていました)など、柔軟かつ有機的に活動が行えるようになりました。

 このシャワーの話にしてもそうで、阪神淡路大震災が起きた当初は同じ自衛隊内であっても所属が違うという理由で護衛艦や輸送艦のベッドやシャワーを陸自が使うことさえ出来ず、一般への開放も最初はされていなかった(1月21日に被災者が係留中の自衛艦に入浴を求めて来たのが始まりで24日から市の上申に基づく形で入浴の支援が実施され、自衛隊が保有する仮設入浴設備の8割が投入されたそうで、その為に入れなくなった陸自隊員らが艦内の設備を使用した)とか。

 また、海自は陸の上の河童などと揶揄されるように現地地理にも疎く、消防、警察との協力もそれまでの接触がない為に出来ずと散々な状況だったそう(それでも陸自に幹部を派遣してもらうことによって救助活動に従事し、8人を救出,遺体17体を収容したとのことです)です。

 以前の問題点が今回の一件でどれだけ教訓として踏まえられてきたか良く分かりますね。

 彼らが我々国民にとっても如何に欠かせない存在であるかを実感させられます。

 陸上自衛隊の災害派遣に関する達
 http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei_data/f_fd/1980/fy1980063-2.html

 読売新聞『中越沖地震の救援物資陸揚げ、ホーバークラフトが出動』(7月19日12時41分)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070719i204.htm
07月20日(金)

まさにクズの権化 

20日付けのSankei Webの記事から

特急内暴行、被告を鑑定へ 「家族被害なら相手殺す」
 JR北陸線の特急車内で女性に暴行したとして強姦罪に問われた解体工、植園貴光被告(36)=滋賀県湖南市=の公判が20日、大津地裁で開かれ、長井秀典裁判長は脳の障害が犯行に影響したとする弁護側の請求を受け、10月末までに植園被告の情状鑑定を実施することを決めた。

 この日の公判で植園被告は、検察側から「自分の家族が同じ被害に遭ったらどうするか」と質問され「自分に引け目はあるが、相手をぶち殺す」と答えた。

 被害者の女性を「殺すぞ。ストーカーになるで」と脅したことについては「あまり記憶にない。冗談ぽく言ったつもり」と述べた。

 弁護側は6月の前回公判で、植園被告は16歳の時に起こした交通事故で脳に障害があり、犯行はその影響があると主張していた。

 起訴状などによると、植園被告は昨年8月3日夜、富山発大阪行きのサンダーバード車内で、乗客の女性の隣に座り「大声出すな」などと脅して胸や下半身を触った上、車内の男子トイレに連れ込んで乱暴した。
(2007/07/20 13:32)

 実に呆れる言い分のクズ野郎です。

 この事件を起こした時にこの人間のクズには18歳の妻がおり、しかも子供を身篭っていたそうです。

 つまりは自分の妻がそんな目に遭ったら相手を殺すと手前勝手なことをほざいているわけです。

 以前のエントリーでも語りましたこのクズは(同じく駅構内や車内で別の女性達にも強姦を行っていた)が、その際にも「騒いだら殺す」と脅しをかけており、相手が恐怖に竦み抵抗できなくなるよう悪意を持って発言していることは明白だというのに、冗談だから許されるとでも言わんばかりのこの態度。

 さて、このクズが刑務所で実刑判決を受けて更生できる余地があると思うでしょうか?

 答えは「全く、それこそ1ミクロンも有り得ない」です。

 何故ならば、このクズは今回の逮捕が初めてではなく、28歳の時には滋賀県で女性を車の中に連れ込んでレイプして逮捕、出所後今度は別の女性に暴力を振るい、更には1年前に強制わいせつの罪で逮捕され、出所した直後にこの事件を起こしたのだそうで、これまで幾度も国が掲げる犯罪者福祉社会の名の下で更生プログラムを受けてきた効果がこの有様だからです。

 何よりこのクズ、面会に来た妻に、「今度はダメかもしれない。弁護士に10年は覚悟しろと言われた」などと舐めた発言をしたそうで、おまけに毎度これら凶悪犯の常習手段である精神鑑定と言う詭弁で罪状逃れを画策しているんですから、幾ら逮捕されようが全くもって反省などしないし、更生の余地など無い文字通りの下種なのです。

 無論、犯罪者の刑罰に対する恐怖心は汲み取れるが、ソイツらの為に被害者が味わった恐怖や苦痛はカケラも理解出来ず、恥ずかしげも無くこういう言い訳を毎度思いつく人権派の弁護士らも同様の下種ですがね。

 もし、このクズに初犯の時点で10年の懲役を科し、忠実に実行していたら少なくともその後判明しているだけで5名に上る被害女性は心と身体に傷を負う事無く平和に暮らせていたのだと思うと、実に日本の法曹や人権派が愚劣であると思い知らされます。

 まして今回10年の懲役だったとしても恩赦無しでも出所時にはまだ46歳であり、再犯の可能性は十二分にある、というか、コイツは繰り返す可能性の方がほぼ確実と言える位圧倒的に高いのは言うまでもありません。

 死刑にも出来ず、終身刑にも出来ない、ましてや去勢など持っての他だとのたまうのなら、最低限半世紀以上ぶち込んで出てくる頃には二度と性犯罪など起こせない状態にすべきだと言うのにそれもせず、再び被害者を生み出す…

 このように国民を守るべき国家がその役目を半ば放棄し、逆に犯罪者を茶を濁すような誤魔化しだけで社会に戻しているんですから、再犯率が下がるどころか上昇し続けるわけですよ、そりゃね。

 何時までこのような愚かな悲劇を生み出せば気が済むのでしょうかね、この国は。
07月20日(金)

現実を受け止められない大きな子供達 

19日付けのasahi.comの記事から

君が代不起立の再発防止研修「違法と言えず」 東京地裁
2007年07月19日19時57分
 卒業式と入学式で君が代斉唱時に起立しなかった東京都立学校の教職員が、「再発防止のための研修」に参加を命じた都教委の処分の取り消しなどを求めた訴訟で、東京地裁は19日、原告側の請求を棄却する判決を言い渡した。中西茂裁判長は、「研修は有効な職務命令に違反する事態の再発防止のため行われたと言わざるをえない」と述べた。

 訴えていたのは、04年に起立しなかったことなどを理由に処分され、「服務事故再発防止研修」に参加を命じられた教職員137人。原告側は「研修は思想・信条について反省を迫り、人格への介入にあたる」とし違憲・違法と主張した。

 判決は、教職員が起立や斉唱をしなかったことについて「国家の教育に対する関与のあり方についての教育観、職業上の信念に基づくもの。考え方を持つこと自体は思想や良心の自由などとして保障される」とした。

 しかし、職務命令や懲戒処分の有効性を原告側が裁判で争っていないとし、起立や斉唱の強制の是非には踏み込まず、研修を違法と判断する余地はないと述べた。実際の研修も思想・良心を侵害したとはいえないとした。

 アレも嫌だ、コレも嫌だ、でも辞めるのはもっと嫌だという非常に子供染みた言い訳をいい年こいて何時までもやっているようですね。

 本来世の中そんな馬鹿げた話が罷り通る訳も無いと人並みの常識があれば簡単に分かるものですが、判決という形で突きつけられなければその程度すら理解出来ない…本当に救いようがありません。

 「研修は思想・信条について反省を迫り、人格への介入にあたる」という言葉を見ただけでもその点がよく現れています。

 研修の目的は再発防止。

 では何の再発防止かと言えば、君が代の斉唱に起立しなかった、つまり職務怠慢のであることは裁判官も「研修は有効な職務命令に違反する事態の再発防止のため」と述べていることから明らかです。

 そもそも式次を無視し、己の個人的エゴを持ち込んで妨害するなど社会人として極めて恥ずべき行為ですし、ましてやそれを子供に社会の規律を教える為に税金で雇われている人間がその子供達がいる目の前でやるなど論外、まさに言語道断も甚だしい。

 いい加減に現実を受け入れて、大嫌いな君が代・日の丸を掲げる国なんて出て行けばいいでしょうにねぇ?

 日教組の大好きな特アの真っ赤な国々なら喜んでそういう人間を受け入れてくれるんじゃないでしょうか?

 先日も韓国のマスメディアさえもが呆れを通り越して白ける記者会見を2度も行った自称日本による拉致被害者なる女が反日を掲げ嬉々として北朝鮮に行きましたしね。

 無駄な知恵だけつけた大きな子供ってつくづく始末に負えませんねぇ…
07月19日(木)

「犯罪者福祉型社会」の機能不全 

15日付けのSankei Webの記事から

【産経抄】
 詩人・中原中也は昭和4年、21歳のときに警察の世話になっている。渋谷で酒に酔い、当時の町会議員宅の軒燈を壊したのである。器物損壊ということだろうが「凶悪犯」ではない。それでも渋谷署に15日間も留置された。

 ▼中也の友人、河上徹太郎は「それは電燈のせいだ」とでも陳述したからだろう、といったことを著書に書いている。「中也らしい」という受け取り方もありそうだ。だが、あんなに繊細な心を持った詩人でも「犯人」になる。刑法犯はそれほど身近なものなのである。

 ▼その刑法犯の件数がかなりのペースで減少しているという。警察庁のまとめによると今年上半期、殺人や窃盗などの犯罪と認知された件数は全国で約92万6千件にも上る。しかし前年同期に比べると7%あまりも減った。この調子だと、年間の件数も10年ぶりに200万件を下回るらしい。

 ▼最悪を記録した平成14年には285万件だったというから、これは相当な治安の改善と言ってもいい。警察当局ももう少し胸を張って良さそうなものだが「住民の防犯意識が高まり…」などと、いたって「謙虚」に分析している。果たしてそれだけだろうか。

 ▼犯罪への厳罰化の効果である気がしてならないのだ。その証拠に、殺人や放火といった「重要犯罪」が前年より1割以上も減少している。断定はできないが、加害者の人権ばかり主張する厳罰反対派に遠慮することなく、その関連も分析してほしい。またすべきである。

 ▼むろん、まだまだ心配することもある。多くの犯罪が減った中で暴行だけが増えていることだ。それも20代、30代で「キレてしまって」という「中也型」の犯行である。恐らく普段は心優しい人も多いのだろう。そう思うとよけい気になる。
(2007/07/15 05:00)

 少し古い記事ですが、関連する新刊を読むのに時間が掛かってこんなタイミングになりました。

 因みにその本とは、中嶋博行著『この国が忘れていた正義』(文春新書582 2007年7月20日発売予定)で、このエントリーを書く上で大いに参考とさせていただきました。

 さて、産経抄では犯罪件数の減少、そして重要犯罪が1割以上も減少したのは厳罰化の効果ではないかとあります。

 確かにそうなのかもと思える部分はありますが、しかしその一方で、全く減っていないどころか増えている部分もあります。

 それは何かと言うと、再犯率です。

 記事にもあるように日本は加害者の人権ばかりが重視される社会であり、これを「犯罪者福祉型社会」(犯罪者の更生・改善を目的とした社会)と言うそうで、その為に刑罰がとても緩い。

 事実、痴漢などは初犯で反省の色が見られれば殆どの場合罰金刑で済むし、殺人だって状況だの精神状態だのと散々に言い訳が加味されて数年で出てくることが珍しくも無い。

 しかも、今時刑務所と聞いて網走番外地(古い…)を想像する人はいないと思いますが、普通は刑罰の名に相応しい生き方をさせられているんじゃないかと思うでしょうが、実情は全く違う。

 昨今はテレビで取上げられることもあるので知っている人もいるかもしれませんが、アレ(刑務所)はあくまで犯罪者の厚生を目的とした施設に過ぎないため、労働は週5日で1日8時間まで、残業は一切無く土日は完全な休日であり、衣食住全て国が保証してくれる

 仕事内容は工芸品や民芸品などの作成作業なのでロハで技能習得が出来る上に、国営工場のようなものなのでノルマも無ければ利益率も関係ないという、社会で真面目に、必死に働いている人間から見ればある意味天国のような世界です。

 ではその利益率はどれほどなのか、気になりますよね?

 前掲書によれば平成17年度の売り上げは61億円だそうですが、原材料費などが40億円も掛かる為純利益は僅か20億円ちょっとに過ぎない

 それでも年間20億円と聞くと凄いと思うかもしれませんが、それはちょっと待って欲しい。

 何故なら現在日本にいる囚人数はざっと6万4000人であり、一人当たりの売上高に換算すると年間で僅か9万円に過ぎず、更には刑務所で提供される食費が1日3食で約550円するので、年額だと約20万円の為、彼らは食費の半分も自身の労働力で賄っていない(尚、参考として同規模の社員数を誇るトヨタの売り上げは単独で10兆円、連結では21兆円を越えます)のです。

 当然ながら刑務所運営費用の足りない分は我々の税金で賄われていますが、その費用が何と年2200億円!

 それだけ手間と金、そして温情を費やした結果が再犯率4割弱という始末なのです。

 再犯に関して詳しくは犯罪白書の平成18年版第五章で語られていますが、『第1節 検挙1 一般刑法犯検挙人員中の再犯者』において、「一般刑法犯検挙人員中の再犯者の人員及び再犯者率は,近年,増加・上昇傾向にある」と書かれている通り年々再犯者が増加し、率も上昇(平成8年には8万人ちょっとで30%ほどだったのが平成17年には14万3545人で37.1%を記録)しています。

 例え普段如何に温厚で心優しかろうとも、一度暴行を働けばそれは犯罪者であり、前科者となる…誰でも知っている常識なのに暴行は一向に減らず逆に増え続け、再犯率も上昇、人数も増加となっているのは何故か?

 答えは簡単、日本の「犯罪者福祉型社会」というシステムが十全な機能を果たすものでは無いからであり、それどころか『この国が忘れていた正義』で出てくる重犯罪者の背景やその後を見るとこのシステムが如何に深刻なレベルの機能不全を起こしているかが良く分かります。

 重罰化のみならず、同書が掲げるように自身の犯した罪と直視させ、賠償させるような「処罰・賠償社会」へと改革しなくては問題の根源は取り除けないでしょうし、何より、被害者が何の救済も補償もされず、加害者がセカンドライフを謳歌するような現行制度(賠償は民事になる為、刑事とは別に争わねばならず、証拠集めから裁判諸経費など全てが被害者負担となり、現住所も加害者に知られる為訴えられないケースも多い)は絶対に潰し、改めねばなりません

 法務省白書等データベース
 http://hakusyo1.moj.go.jp/
07月18日(水)

古い感覚、実は… 

17日付けのYOMIURI ONLINEの記事から

加藤紘一氏「政府の外交感覚古い」…首相交代に期待
 自民党の加藤紘一・元幹事長は17日、都内で講演し、安倍首相の外交姿勢に関し、「振り子は(右から左へ)戻る。もうちょっとバランスのとれた方が首相になったら、またバランスが戻る」と述べ、首相交代による外交路線の揺り戻しに期待感を示した。その上で、政府の対北朝鮮外交について、「安倍首相と麻生外相の外交感覚はイデオロギーに支配されすぎていて、古い。あの程度の国(北朝鮮)は善導してあげればいい。大きな流れを見失っている」などと厳しく批判した。
(2007年7月17日23時10分 読売新聞)

 どこから突っ込めばいいか、思いっきり悩んじゃいましたよ。

 振り子が戻るのが当たり前、つまり左に向いているのがバランスが取れ状態だと考える意見にまずは時流も人心も理解出来ない昭和の遺物は流石言うことが違うなぁと呆れたってところでしょうか?

 私に言わせればこれら時代遅れの遺物によって今まで左に持ち上げ止められていた振り子がその手を離れて漸くあるべき中道へと戻ってき始めただけに過ぎません。

 実際にその後のコメントを見れば分かる通り、現政権の外交感覚がイデオロギーだの、善導外交で北朝鮮の問題が解決するだのという発想はまさに昭和の遺物じゃありませんか?

 それまでの時代、散々に北朝鮮と在日を持ち上げ、擁護して来た結果はどうだったか?

 国民がその人数すら把握できぬほどに拉致され、日本を始めとした各国の支援は先軍政治の食い物になって弾道ミサイルや核兵器という形で我々の眼の間に突き帰されましたし、在日は自分達の悪行を一切認めず、逆に今尚被害者面でのさばっている

 この男はその時代、70年代より政治家をやっていたのに、それでいてこれまでの日本の外交姿勢がマイナスにしかならなかった現実を理解出来ない、いや、敢えて認めず逆にまだ導けるなどと言っているわけです。

 例えば、あの程度の国とやらが現在持っている弾道ミサイルを日本に向け無差別発射したらどうなるか?

 日本の現状では全弾阻止など不可能であり、東京なんて彼方此方にクレーターが出来ますが、そんなあの程度の国に対して日本は防ぎきれないどころかそもそも発射を抑止する術すらも持っていない

 実験一つ中止させられないんですからね。

 そんな国がどうやって善導とやらをするのか?

 まぁ、彼ら特アのスポークスマンはまた言う事を聞かせる為に金や食料、燃料などアチラの欲しがるものを言われるままに提供して遣れとかいいたいんでしょうね、きっと。

 しかし、北朝鮮に関する各種の問題が好転しだしたのはこの男が自民党を去った直後の小泉総理による訪朝で拉致問題が日の目を見た頃からです。

 九州沖で不審船と海保の巡視船、自衛隊のP-3Cが戦闘をし、後に引き上げてそれが北朝鮮の工作船と工作員によるものだったことを証明したのもその時期ですね。

 もはや誰の考えが古く、かつ日本にとって有害であるかはこれ以上言を要さないでしょう。

 世代交代をすべきなのは一体誰でしょうかね?
07月18日(水)

どっちがバカにしているというのか? 

16日付けのasahi.comの記事から

「美しい国」馬鹿にされた気がする 自民候補が首相批判
2007年07月16日22時40分
 参院選高知選挙区(改選数1)で3選をめざす自民党現職の田村公平氏(60)=津島派=が16日、高知市内で開いた演説会で、安倍首相が掲げるスローガン「美しい国」について「意味がよく分からない。高知は明日の飯をどうやって食うかという追いつめられた状況にある。絵に描いた『美しい国、日本』で応援に来られて適当なことばかり言われたら、馬鹿にされたような気がする」と痛烈に批判した。

 田村氏は「美しい国って何でしょう」と前置き。「(首相が)私の選挙を心配するなら銭を持ってきてほしい。南海地震対策を政府の責任で5000億円ぐらいやったら、高知は地震や台風に耐えられる県になる」と訴えた後、首相のスローガンを批判し、「そういう思いをだれかが言わないといけない」と語った。

 首相は1日、高知県香南市で開かれた田村氏の決起集会に出席した。

 誰かが言わないといけない…ならばこの場で私も言いましょう。

 「バカにしているのはお前だ、この大馬鹿野郎!」と。

 安倍首相が掲げるスローガンの意味が分からない…党首の掲げるスローガンが理解出来ないのに、その党の力を当てにして縋るのがまず浅ましいし、自分が理解出来ないものでどうやって県民の理解を得ようと言うのか?

 次いで、明日の飯に困るほど追い詰められていると言うが、単に生活が困窮していると言うのであれば黒字の県(詳細は後述)が対応すべき問題(生活保護は各自治体の領分)に過ぎません。

 まして高知県の平成17年度普通会計決算における実質収支は、58億4600万円の黒字で実質単年度収支は、24億7200万円の黒字だと県のHPで公表しており、県に金が無い訳では決してありませんし、災害に対する対策って国が金を出し、責任を負ってやることなのでしょうか?

 一体何の為の地方自治権なのやら?

 主が地方で国がその補助であるはずが、このバカ議員の言い分ではまるまる逆転してしまいます。

 それに、高知県は生活保護率が高い県、つまりは地方自治体である県が生活困窮者には割とちゃんと対応している地方でもあるので、飯を食うのに追い詰められているというのは言い掛かり。

 ましてや高知県の為に5000億円も出せなんてどこまでも呆れた発言です。

 高知県はその面積こそ7,104.87km2を誇り(全国14位)それなりですが、一方で人口は僅か80万人(全国45位)にも満たない

 さて、この高知県の為だけに5000億も捻出した場合、他の地方自治体に対して日本は一体幾ら地震や台風といった災害対策費を拠出しなければならないでしょう?

 因みに東京で最も人口の多い世田谷区は85万人であり、23区だと800万人を越えますし、都全体では1270万人程の人口ですので、この5000億を単純に人口換算で行った場合東京都にはざっと8兆円が必要となる…

 このバカ議員の言い分で言ったら国は国家予算の数分の一を各地方へ災害対策費としてだけで支払わなければならなくなるわけで、国家はその予算を組む為だけに莫大な国債を発行せねばならなくなってしまい、そんなことをした日には日本の経済は即日破綻しますよ。

 例え高知だけに限定したとて、そんな莫大な予算を今の日本の一体どこから捻出するのか?

 まさにこれこそが絵に書いた適当な発言じゃありませんか。

 まぁ、このバカ議員が言いたいのは地方議員や族議員特有のせせこましくみみっちい小集落利権意識の「オラが村は…」って事で、議員としてのバッチを付けているのは地方の利権、ひいては己の利権の為だけでしかなく、国を想いその将来を憂うという国会議員としての自覚なんてカケラも無いからこういう発言が平然と出来るのでしょう。

 まともな感覚が少しでもある人間なら5000億もの国家予算を自分の地方に寄越せ何て口が裂けたって言えやしませんからね。

 人をバカにしているからこういう発言が出来るのか、単に自分が算数も出来ないバカだからしているのかは分かりませんが、こういう話を聞くと、やはり議員立候補者には知能テストや常識力テスト、基礎学力テストといった最低限政治家となる為のハードルは設けるべきだと思いますし、利権との繋がりを経つ為の手段も講じねばならないと思いますよね、ホント。
07月17日(火)

バブルの崩壊と卵の落下 

16日付けの朝鮮日報の記事から

中国、07年末にも世界第3位の経済大国に=AFP通信
2007/07/16 14:19:45
 AFP通信は15日、今年上半期に中国が示している急速な経済成長からすると、今年末には中国がドイツを抜き、世界第3位の経済大国になるだろう、と経済アナリストらのコメントとして報じた。

 これは、11日に発表された中国の今年上半期の経済指標で、経済抑制政策が何ら効果を挙げられずにいることを示している。

 中国は、昨年10.7%と発表した国内総生産(GDP)の成長率見通しを11.1%に上昇修正するなど、その成長ぶりはとどまるところを知らない。

 中国が昨年発表したGDPは2兆6500ドル(約322兆9820億円)で、ドイツの2兆9000ドル(約353兆4520億円)にわずかに及ばない。しかしゴールドマン・サックスの経済アナリスト、ホン・リヤン氏は、中国の成長ぶりからすると、数カ月内にドイツに追い付くだろう、との見方を示している。

 加えてJPモルガン・チェース銀行の経済アナリスト、ワン・チアン氏も、中国は今年第1四半期に11.1%のGDP成長率を記録したのに続き、第2四半期にも10. 6%のGDP成長率が見込まれる。現在、中国のどこにも経済沈静化の兆しは見られない、と話している。

 驚異的、日本の二の舞にはならない、ソフトランディングすると中国当局のみならず多くの専門家や知識人が誉めそやす中国経済ですが、果たしてソレは事実となるのでしょうか?

 ソフトランディングを唱える割に株価の膨張は過熱し続けて全く収集の目処は建っていないし、具体的に現在その為にどういう手段を講じているのかも全く見えないのが中国経済の実情です。

 上海の投資化らは現在のバブル経済を理解しているから大丈夫だと強気に放言していました。

 実際、まだ大丈夫だという表れか先の上海の暴落は短期で収束し、逆にそれまで以上の加熱を見せていますが、それって言い換えれば誰もが限界を感じたり、危ないと感じる状況に陥ったら即座に、それこそ皆が皆、一斉に手を引くと宣言しているのと同じですよね?

 さて、バブル崩壊による被害は投資家が現状がバブルと理解しているといないより小さいでしょうか?

 私の答えは「No」です。

 理由は、風船が爆発する時に、限界点を知らず爆発させるのも、知っていて爆発させるのも結果には何の違いも無いからです。

 敢えて「Yes」にしようとすれば、そうなる前に緩やかに手を引いていけば通常のものより規模が小さく収まるから大丈夫だという辺りになるのでしょうが、不特定多数の人間が一つの爆弾に自分から触れている状態で「この爆弾は3分後に爆発します。また、一定人数以上の体温を感知できなくなった場合には時間前でも爆発しますよ」と宣言されて、一体誰が手を引かず堪えることが、そして他の解決策を模索・実行することが出来るでしょうか?

 まして投資家なんていう誰よりも自身の利益に目敏い人種に出来る訳が無い。

 おまけにバブルは風船のように膨張の限界点が予め明確に決まっているわけではなく、ちょっとしたきっかけで突発するのが一般的な崩壊と呼ばれる現象であり、日本などがその典型的な例なのですが、中国の場合はそれを人為的にギリギリまで制御しようと試みているわけですので、その膨張率と弾けた時の飛散率(被害の規模)は過去の世界経済史におけるものとは比べ物にならないものになるだろうと思います。

 それこそ後に第二次世界恐慌なんて呼ばれるようなものになるかもしれません。

 その理由は記事にある通り現在の中国はGDPで世界第4位であり、あと数ヶ月でドイツを抜いて3位に駆け上がると言われる程の異常な成長率(膨張率)を保っていて、外貨準備高においては日本をも抜いて世界第一位に躍り出ている、国内には外資と外国企業の工場を多量に抱え持つ、つまりはそれだけ世界的な経済力と影響力を持っているわけであり、それがゆっくりと下り坂を描くどころか逆に加速度的に上昇しているのです。

 人が普通に卵を手から離して落とすのと、上に放り投げて落とすのとでは卵の割れる程度は大きく違いますよね?

 何が言いたいのかと言うと、バブルの崩壊って今挙げたモノを落とすのと似ていて、経済が高みへ登れば登るほど、落下時の衝撃、つまりは崩壊時の規模は落差が大きくなる分凄まじくなる訳です。

 要するに今の中国はエベレストの頂上まで登り、そこから緩降下を試そうとしているようなもので、私は絶対にその試みは失敗して巨大な雪達磨が麓に被害を及ぼすことになるだろうと思っているのです。

 (2007年7月17日17:40 タイトル付加&一部文章修正)
07月16日(月)

暁はまだ訪れず 

14日付けの朝鮮日報の記事から

慰安婦:日本の極右学者ら「金を稼ぐための売春行為」米国大使館前で抗議デモ
2007/07/14 07:50:30
 日本の国会議員13人や学者、ジャーナリストなど保守派の知識人約200人は13日、今月中に米国下院で行われる、旧日本軍の「従軍慰安婦」問題に関する決議案の採決をめぐり、駐日米国大使館の前で抗議デモを行い、「米国下院外交委員会を通過した決議案は、歴史的事実とは完全に異なる、誤った情報に基づくものだ」と主張した。

 また、旧日本軍の「性奴隷」である慰安婦を「売春婦」と呼び、米国による原子爆弾投下こそが大量虐殺につながる人権問題だ、と訴えた。

 上智大の渡部昇一名誉教授は、「米国はこの問題を“人権問題”と主張し続けるが、だったら(第2次世界大戦中に)東京などに対して行った無差別爆撃は何だというのか。原爆投下は何だというのか。あれこそ一般市民を計画的に殺害する大量虐殺にほかならない。これに対して戦場での“売春行為”は単なる商行為に過ぎない」という主張を展開した。また渡部氏らは、米国大使館宛てに送った書簡で「日本軍による“性奴隷”は存在しなかった。“慰安婦”だったと主張する女性たちは、実際には金を稼ぐために売春行為をしていた」と述べた。

 はい、これは日本文化チャンネル桜社長の水島氏を代表とする「慰安婦問題の歴史的真実を求める会」で、国会議員13人、自治体首長2人、地方議員128人、学識経験者ら80人の計223人の賛同者の中にはクライン孝子氏や日下公人氏、記事にも載っている渡部昇一氏といった著名なお歴々もいます。

 慰安婦問題は渡部氏が述べるように、売春に過ぎない。

 それはこれまで当ブログでも幾度も日本で貯金の返還を求めた元慰安婦の韓国人女性の件や米軍が捕虜となった慰安婦や慰安所の運営者の証言を纏めた報告書など数多くその実情を示す証拠が残っていると紹介する一方で、逆に人権問題と言えるような拉致や強姦、暴行、殺人を証明する事実はオランダの例外的な一件を除いては未だ立証されておらず、それどころか元慰安婦だと騒いでいる人間の証言は矛盾ばかりですから、本来は事実など論ずるまでもないはずだと説明してきました。

 しかし前回の件や、米国人のこれまでの態度から考えると余り効果は望めず、それどころか朝日ら売国の徒にまたも逆効果だと嘯かせるだけになるかもしれないんですよね…

 勿論、私は朝日らのようにだからするななどという愚言を呈するつもりは毛頭無く、今後も声を上げ続けて欲しいと望んでいますが、ただ、それだけではダメなのではないかと最近感じています。

 その理由は上記した通り、アメリカに対してですら理屈が、道理が通じないからです。

 とは言っても、国連ですらクマラスワミ報告書やマクドゥーガル報告書などが事実として採り入れられている始末ですから程度の差は殆ど無く、じゃあどうすればいいと問われても今のところ確実で即効性のある手段は無いのですが…

 しかし、なればこそ今出来ること、やるべきことを一つずつ確実にこなして次の一手へ繋げるのが大切なのであり、パール判事がかつて述べた「時が熱狂と偏見を和らげた暁には、また理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には、 その時こそ正義の女神は、その天秤を平衡の保ちながら、過去の賞罰のそのところを 変えることを要求するだろう」という言葉の示す『暁』をまずは迎える努力をせねばならないと思います。

 これまで何もしてこなかったからこそ未だに偏見や虚偽が罷り通り、(人権問題だと喚く)異常な熱狂と(都度摩り替わる証言を真実だとする一方で物的証拠一切を認めないという)狂った理性の仮面を各国から引き剥がせずにいるのだと反省を忘れずに。
07月15日(日)

浅ましい誤表現 

15日付けの朝鮮日報の記事から

倭将を道連れに自決した女の一生
2007/07/15 09:35:33
 長編小説『ミシル―新羅後宮秘録』を書き上げた後、カナダに移住した小説家キム・ビョルアさんが2年ぶりに新作小説を発表し、一時帰国した。今回の新作は、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際、敵の手中に落ちた晋州城矗石楼で倭将(日本軍の指揮官)を道連れに自決した論介(ノンゲ)の短い一生を描いたもの。

 作者はこの小説を通じ、論介をか弱くかつ感受性が鋭敏であるが故に、むしろ戦争という暴力に対してより決然と反抗することができた朝鮮の女性として描いた。

 「朝鮮社会では女性には忠誠が要求されず、妓生には貞節も許されていなかった。論介は女性であり、妓生であるが故に、彼女の死は当時の女性観から見て、非常に破格の事件であっただろう」

 作者が新たに描いた論介は、「忠義や節義の観念で飾られた義妓ではなく、自らの意志で死を選んだ強い女性」だ。作者は「愛する男性の死を喪失としてのみ受け止めていたならば、論介は烈女(貞節堅固な女性)となるため、自らの命だけを捨ててもよかったはず」と指摘した。

 小説は、論介が倭将を道連れに川に飛び込む場面から始まる。論介は死んでも倭将を逃すまいと、10本の指すべてに指輪をはめて酒宴に出る。そして川の中で何が何でも死のうとする論介と、論介を振りほどこうと必死の脱出を図る倭将が繰り広げる最後の勝負の場面は、読者に息をつかせぬ迫力がある。そして、倭将に殴られ、首が折れ鼻と口から血を噴いて絶命した論介のか弱い腕を、ついに倭将は振り払うことができなかった。

 「最後まで倭将の腰にしがみついた腕をふりほどかず、断固として沈んでいくその冷酷な朝鮮女性は笑っていた。この世のものとは思えぬほどの硬く鋭いほほ笑みが、彼女の口元にはっきりと刻まれていた」(20ページ)

 論介の死を描いた後、小説は時間をさかのぼり論介の幼少時代に戻る。賭博で負債を抱えた叔父に身売りされると、6歳で母に先立たれ故郷から脱出する力強い面影、崔慶会(チェ・ギョンフェ:壬辰倭乱で活躍した義兵将。晋州城陥落時に戦死)と夫婦の縁を結んだ後、愛する人を待ちながら悩む女性の内面などがフラッシュバックのように描かれている。

 作者のキム・ビョルアさんは、28日に読者らと共に晋州城矗石楼や論介祀堂などをめぐった後、再びカナダに戻る予定だ。キムさんは「あと1年カナダにとどまり、もう1編の長編を完成させてから帰国したい」と語った。

 日本人にはとんと聞いた事も無い話でそんなのあったの、と首を傾げる話ですが、どうやらアチラでは記事にもあるように堂や廟を作って奉られるほどの実話だそうで。

 まぁ、そこら辺は正直今回私が問題としたいことではないのでどこまでが事実であるかは問いませんし、情報が無さ過ぎて問いようもありませんので置いておきます。

 毛村谷六助というのが道連れにされた武将(?)であること、情報が錯綜してどこまでが事実であるか当の彼らにしても把握しきれていないことなどが分かったせいぜいでしたし。

 さて、それでは議題に移りましょう。

 タイトルの倭将、文中の壬辰倭乱と相変わらず歴史を無視し、日本を貶めた表現を使って喜ぶ彼ら民族の教養と程度の低さ、そして一方で…

 『韓半島で異邦人が活躍した時代とは』(朝鮮日報 2007/07/15 10:04:02)この記事は1274年から始まる話題なのに韓半島

 ほぼ同時期に挙げた記事で著しい歴史歪曲表現を何の恥じらいも無く連発する彼らの浅ましく、愚かしい姿には怒りより憐憫を感じますね。

 プライドが、名誉が欲しいというのは人として当然の感覚なのですが、その為には事実を歪めて他人を貶め、自分を偽り着飾らないとそれが達成できない民族の哀愁漂う哀れ極まりない姿に。

 日本が記事の話題より遡ること1000年程前には独自の名称を付けていたことは今更言うまでもないことですし、単なる他国の属国に過ぎない朝鮮が独立国との戦争を格下の属国や地方に対して用いる『乱』などと言う表現を使うのも大きな過ちです。

 本来『乱』とは内戦を指す言葉であり、だからこそ『反乱』という表現などで表されるのでし、実際に世界で乱とついているものを見ても『太平天国の乱』『承久の乱』『黄巾の乱』『ニカの乱』など、内戦を表すものしかないのです。

 それに朝鮮が韓国を名乗りだしたのは精々100年やそこいら前。

 おまけに英語で朝鮮の表記はKoreaで、頭に北と南を付けるだけで書き分けられている(他には韓国をRepublic of Korea、北をDemocratic People's Republic of Koreaなどと分ける事もある)…北は朝鮮を名乗り、南は韓を名乗っているのに同じ朝鮮だとしか看做されていないという現実も理解出来ない。

 こんな基礎的なルールすら理解できずにウリナラマンセーと叫ぶから世界中から白い目で見られ、失笑を買い続けるのだと分からない。

 可哀想な民族ですね…
07月14日(土)

何の為の生活保護か… 

14日付けのasahi.comの記事から

生活保護、不法に廃止 収入など調べず 北九州の孤独死
2007年07月14日20時13分
 辞退届によって生活保護を廃止された北九州市小倉北区の男性(当時52)が孤独死した問題で、同市は「収入などを調べずに受給を廃止するのは不法」とした06年の広島高裁の確定判決を知らずに、収入などを調べることなく男性の生活保護を不法に廃止していたことがわかった。厚生労働省はこの判決を各自治体に通知していなかった。

 この裁判は、広島県東広島市の女性がパートに就くことを理由に調査を受けないまま生活保護の辞退届を書かされ、保護を廃止されたとして、東広島市を相手取って廃止処分の取り消しと慰謝料を求めた。

 06年9月の高裁判決によると、女性の実際の収入は月5、6万円だったが、市は給与などの調査もせずに「自立のめどがある」として辞退届の文案を作り、女性に出させた。高裁は「自立のめどがあるかどうか客観的に判断せずに保護を廃止したのは不法」として市の処分を取り消し、慰謝料30万円の支払いを命じた。市側は上告を断念し、判決が確定した。

 北九州市の小林正己・地域福祉部長は「判決は知らず、『自立のめどがあるかどうか客観的に判断する』という運用はしていなかった。生活保護法の趣旨にもとるような運用は改めないといけない。だが、今回の件では男性の自発的な意思に基づいて廃止を決定した」と話している。

 判決を通知しなかったことについて厚生労働省は「辞退届については法律などに規定がないため推移を見守ることになった。北九州市は当然認識していると思っていた」と説明する。

 孤独死した男性は昨年12月、病気で働けないとして生活保護を認められた。その後、北九州市側から働くことを勧められ、4月2日に辞退届を提出。同月10日付で保護は廃止された。7月10日、死後約1カ月の遺体が自宅で見つかった。

 大友信勝・龍谷大教授(社会福祉学)は「辞退届はそもそも強制で違法に近い。市の対応は高裁判決に照らしても正当性を欠き、生存権の保障を放棄したといえる。司法判断を知らなかったことは生存権を扱うプロとして怠慢だ」と指摘する。

 少し前にコメントで軽く触れた話題の続報です。

 これを読むと、正直社保庁どころか厚生労働省そのものが如何に腐敗しきっているか、役人の怠慢がどれ程悪質であるかがよく理解できますよね。

 支給も廃止も客観的な視点で決定するなんて、普通の人間であれば至極当たり前の話じゃないのかと首を傾げるところですが、どっこい「税金は私服を肥やすものであり使い込むもの」としか認識していない役人気質にどっぷり頭まで浸り腐りきってしまった脳味噌ではそんな常識は通じないようで。

 北九州市はこれまで客観的判断を運用していない、つまりは自身の独断と偏見で運用し、それに誰も疑問を持っていなかったわけで、そりゃあネットで「ベンツを乗り回しパチンコに勤しみながら生活保護を受けている人間がいる一方で…」とか「同和利権が…」「在日外国人が…」何て批判が幾つも語られるわけですよねぇ…

 おまけにその後につけた言い訳がまた酷い。

 「今回の件は男性の自発的意思に基づいて~」とありますが、この記事の下から2段落目や朝日によって出されたこの事件の第一報を見てみると…

 『今春、事務所が病気の調査をしたうえで男性と面談し、「そろそろ働いてはどうか」などと勧めた。これに対し男性は「では、働きます」と応じ、生活保護の辞退届を提出。この結果、受給は4月10日付で打ち切られた。この対応について男性は日記に「働けないのに働けと言われた」などと記していたという。』(asahi.com 2007年07月11日16時16分『日記に「おにぎり食べたい」 生活保護「辞退」男性死亡』より抜粋)

 このように事務所が男性にもう受け取るなと婉曲に言いつけたのが本当の理由であり、この状況で男性の自発的意思だと言っては如何にも男性が自分から進んで事務所に申し込んだように聞こえる欺瞞ですよね?

 その時の様子はもはや客観的に検証することは不可能ですが、普通ただでさえ生活保護を貰っているという弱い立場の人間が、公務員からこのようなことを言われたら、中々断れない。

 助けてもらっているという後ろめたさ、公務員が言う以上は自分にはその資格が無いという根拠があるのではないかという気持ちなど、普通の日本人なら抱くでしょう。

 実際、それがどの程度の深度、正確さであったかは分かりませんが、第一報の時点では病気に対しての調査は行ったと書かれていましたし。

 人に迷惑をかけてはいけないという感覚、公職者やマスコミに対する信頼は我々日本人にとって正直や謙虚、人を信じるという美徳である反面行き過ぎて欠点となることも往々にしてあります。

 この男性にしてもまさか公務員の、それも専門でやっている人間が不十分な調査を元にした勝手な偏見で止めろといいに来たなんて思いもしなかったでしょうから、その場では受け入れ、日記に恨み言を書くしか無かったのでは?

 龍谷大学教授が糾弾するようにこれは北九州市側の不手際が招いた死であり、本来の機能が果たされていれば十二分に回避できるものでした。

 なにせ申請の一週間後には打ち切られたわけですから、その時点で収入がなければそれまで貰っていた生活保護費以外縋るものは何も無く、まともに生活していけない状態に途端に陥るなんて誰にだって想像がつきます。

 だというのに、謝罪をするどころか悪びれず、男性自身の問題だと切り捨てるこの態度。

 もはや北九州市は日本国にある日本人の為の市ではなくなってしまったのかもしれませんね
07月14日(土)

異常な執着心と歪んだ価値観 

13日付けのSankei Webの記事から

中国、土地の違法利用深刻 随・唐遺跡がゴルフ場に
 中国の徐紹史国土資源相は12日記者会見し、違法な土地利用に関連した贈収賄事件の調査結果を発表した。古代の遺跡の上にゴルフ場を建設するなど、利益目当ての乱開発が目立った。

 発表によると、今年1~5月の間だけで農地の不正収用など土地の違法利用で調査した事件は2万4245件に達した。一方、土地開発にからみ2005年8月から今年5月までに贈収賄事件として摘発したケースは98件、4330万元(約7億円)にとどまった。

 土地の違法利用の中には、龍門石窟などで知られる河南省洛陽市で、開発業者が隋、唐の時代の遺跡を含む約35ヘクタールを「植物生態園」の建設名目で借り、ゴルフ場を建設していたケースもあった。周辺は1980年代に保護区に指定されていたが、業者は遺跡と認識していたにもかかわらず開発したとみられる。

 また、北京市では約66ヘクタールの農地が違法に競馬場用地として貸し出されていたほか、浙江省平湖市でも農地を含む75ヘクタールが違法に収用され、ゴルフ場が建設された。

 北京五輪を控え、開発ブームにわく中国では、官民が癒着して農地を安い補償金で収用、開発する問題が各地で発生しており、農民による抗議行動の一因になっている。

 徐国土資源相は会見で「地方政府の中には土地の違法利用を黙認、もしくは背後で操っているところもある」と地方の腐敗ぶりを非難した。
(2007/07/13 01:51)

 ダンボールに化成ソーダを浸した肉まんや頭髪から作った醤油、挙句の果てには鼠を食す(体内に寄生虫や病原菌を持っていて、広東省ではソレが原因と見られる流行性出血熱の発症率が増加している)など、トンでもない話題が後を絶たない中国ですが、何も自分さえ良ければな彼らの精神が発揮されるのは食に限ったことではないと裏付ける事件です。

 一連の事件の背景はどれも同じく、それで自分が稼げるのなら他は一切どうなろうが興味が無いという民族的な金に対する異常なまでの執着心と自分本位が正しいことだと恥じ入らない傲岸不遜な歪んだ価値観です。

 例えば中国が今力を入れている南京事件ではそれはどうであったか?

 蒋介石ら司令官は包囲前にさっさと逃走し、守備隊の司令官ですら部下を見捨てて逃亡…残された兵士達は軍服を脱ぎ捨て、武器を放り捨てて日本軍が攻撃をしない安全区に逃げ込み、そこにいた民間人の衣服や金品を奪い、強姦や略奪を繰り広げました。

 実際にニューヨーク・タイムズでは中国軍の大佐と部下6名が日本兵の仕業と見せかけて非道を働き(夜な夜な女性や女の子を攫い、集団で犯した挙句に口封じの為に殺していた)逮捕されたと記事が掲載されました

 また、南京へ至る道程や南京の周辺が清野作戦によって家屋は元より、草木に至るまで焼き払われていたことなどからも、彼らが如何に自分本位な民族であるかがよく伺えるでしょう。

 そんな彼らにとっては過去の遺物に過ぎない遺跡などは単なる金儲けの障害でしかないのでしょう。

 万里の長城にしても行った人の話では少し前までは人糞だらけで汚臭と腐臭が混じり、とても表現できぬほど劣悪な景観だったそうですし。

 農民の起こす暴動でもこの土地の違法な巻上げ、それも地方行政と悪徳業者の癒着による力づくのものが一番原因として多いそうですし。

 共産党政府はモラルや汚職の改善に躍起になっているようですが、元々ソレによって成り立ってきた民族であり、政府である彼らが我々と同じレベルに達するのは10年や20年程度の時間では無理でしょうね。
07月13日(金)

反日大国フランス 

 7/25日号の『SAPIO』3ページ目下段を読んで呆れる話題が載っていたので今回はそれについて。

 SAPIOでは3ページ目、表紙を開いた最初の記事に『SAPIO'S EYE』と題して編集部が選んだ気になる話題を2つ短稿で掲載しているのですが、今回の下段のタイトルは…『従軍慰安婦報道でわかった、米国よりひどい「反日大国」フランスの実態』です。

 ご存知の通り欧米には古くから反日を掲げることをステータスのようにし、その為ならどれ程醜悪な出鱈目記事でも平然と掲載して恥じ入らない紙屑生産工場が幾つもあります。

 その中でも特に酷いことで有名なのがアメリカの『ニューヨーク・タイムズ』やフランスの『ル・モンド』などですね。

 ここ最近はアメリカやカナダ、オランダと行った国での政治的な活動が前面に出ていた為他の国々の動向に関しては全然話題にならなかったのですが、それをよいことにしたのかどうかはわかりませんが、フランスの反日勢力がここぞとばかりに嘘を書き連ねていたようです。

 その内容をSAPIOより抜粋してみると…

 「数万人の女性(多くは韓国人)が強制連行され、性的奴隷として売られた。そして劣悪な取り扱いに耐え切れず、多くが自殺した」(リベラシオン紙)

 「当時14歳の私は日本兵に力ずくで連行され、平壌から大連を経由して台湾の慰安所に送られた。(略)船上で、殴られ、犯され、放置された。手は針金で縛られた」(ル・モンド)

 フランスではこの2紙に加えて月刊誌の『ル・モンド・ディプロマチック』で"反日トリオ"を形成しているそうで、日本大使館の訂正分掲載要求さえ無視したり、掲載しても読者に事実誤認をさせるコメントを添えて撹乱をするなどという卑劣行為を恒常的に行っているそうで、遂には先月1日と12日の2度に渡りAFP社を通じて日本の有識者77人がフランスの主要メディア約200社と約2000社の企業らに客観的報道を求める「日本の文化人宣言」を発信したそうですが、これに対してフランスメディアは完全に無視を決め込んでいるそうで…

 それどころか「日本は戦争に負けたから何を言われても仕方がない」などという馬鹿げた意見が日本大マスコミのパリ市局長から寄せられたとか…

 記事では敢えて伏せていますが、まぁ、それがどこかは大体想像がつきますよねぇ?

 内憂外患とはまさにこのことで。

 おまけにシラク引退によって誕生したサルコジ政権がどう舵取りをするかによっては日仏関係はかなり今後厳しいものになることも覚悟しなくてはならないかもしれませんね。

 本人は否定していますが、過去に相撲や日本の都市などを侮蔑し、一方で親中発言をしたという噂もある攻撃的性格の強い人物だけに不安が大きいですね。
07月12日(木)

評価に値する 

11日付けのSankei Webの記事から

制裁解除は時期尚早 完全核放棄必要と塩崎氏
 塩崎恭久官房長官は11日午後の記者会見で、中国の王光亜国連大使が国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁の解除検討を求めたことに対し「とてもじゃないが時期尚早だ」と述べ、反対する姿勢を示した。

 塩崎氏は、昨年10月の安保理の対北朝鮮制裁決議が北朝鮮に対し(1)核拡散防止条約(NPT)からの脱退の撤回(2)すべての核兵器、核計画の完全放棄-などを義務付けていると指摘した上で「(核放棄へ向けた)初期段階措置だけでなく、やらないといけないことがある」と強調した。

 次回の6カ国協議の見通しについては「今月中旬に開こうと中国が各国と意見交換している。まずは初期段階措置の確実な実施が大切で、それが成って初めて次の段階の話になる」と述べた。
(2007/07/11 19:20)

 やはりこの問題に関しては現政権の態度は評価に値しますね。

 北の初期段階措置実行期限は4月14日でしたので、もう丸々3ヶ月も超過しています

 だというのに北はあれやこれやと次から次へ難癖をつけるだけで未だ何一つ現実には履行されておらず、こちらが譲歩する理由なんて何もありませんからね。

 一方の譲歩派である中国は各種工作に乗り出し、アメリカは擁護発言を始め、韓国に至っては援助行動を始める始末であり、結局は北を調子付かせることにしかなっていません。

 実際、10日には首都の平壌で大規模な反日デモが開催されたそうで、連中が如何に図に乗っているかが伺えます。

 しかし、実は困窮がかなり逼迫した状況まで来ているという話もあるんですよね。

 中央日報の記事によれば、10日に北の医薬品が全般的に不足しており、北朝鮮赤十字会が2月に薬品支援を依頼する建議書を韓国へ送ったという事実が公表されたそうで、「有効期限が6カ月、1年ほどすぎた医薬品でもいいから送ってくれ、有効期限が過ぎた医薬品を使って生じた問題は、北側がすべて責任を負う」と非常に切迫した様子が伺える内容だったようで。

 「抗生物質、結核の薬、肺炎の薬、風邪薬、消化剤が特に必要だ」と書かれていた内容からは食糧事情の逼迫がそれに影響していると考察出来ますし。

 こんな状況で見せる為の官製デモなんかに貴重な労働力を割くなんて、如何にも北らしい無駄で滑稽な行為ですよねぇ…

 ここ最近日本に的を絞ってこういう行動に出ているのも、彼らにとってそれだけ日本の動きが邪魔であるという証拠ですので、他の参加国にも現実を再認識させ、逆に自重を促していただきたいですね。

 折角のチャンス、無駄にしてはなりません。
07月11日(水)

言うは易く行なうは難し 

11日付けのSankei Webの記事から

【主張】宗教施設突入 「テロの温床」放置は危険
 1週間あまり籠城(ろうじょう)が続いていたパキスタンの首都イスラマバードの宗教施設に、同国政府の治安部隊が強行突入し、内部に立てこもっていたイスラム過激派に対する制圧作戦に乗り出した。

 この強行突入で多数の死傷者が出、痛ましい結果となったが、政府側が再三、投降を呼びかけた後でもあり、強行突入は法治国家としてやむをえない措置だったといえよう。

 放置すればイスラム過激派、テロリストの拡大再生産を許しかねない事態だった。今回の事件を機に、過激派の温床になっているところもあるといわれるイスラム神学校(マドラサ)の実態に改めて目を向け、必要な改革に乗り出すことが求められる。

 立てこもり事件は今月3日、イスラマバード中心部にあるラル・マスジード(現地語で「赤いモスク」の意)と呼ばれるイスラム礼拝所や男女別のマドラサなどで構成される宗教施設を舞台に始まった。

 同施設がイスラム原理主義、過激派思想の拠点となり、武装化を進めたため、政府の治安部隊が包囲した結果、銃撃戦となった。内部には当初約5000人の神学生らがいたという。

 施設の最高指導者のアジズ師は途中、逃走を試みて逮捕されたが、弟のガジ師らが政府の投降呼びかけを拒否、徹底抗戦を叫び続けた。

 アジズ師らは隣国アフガニスタンのイスラム原理主義タリバンとの関係が深く、イスラム過激思想を学生らに吹き込んでいたとされる。

 2年前のロンドン同時テロ事件では実行犯がパキスタンのマドラサを訪れていたことも判明し、テロとの関連が疑われた。国際テロ組織アルカーイダとのつながりも指摘されている。

 神学生たちは武装し、軍事訓練まで受けていたという。神学校が大量の武器、爆発物で武装すること自体、異常といわなければならない。

 ムシャラフ大統領は今後も、違法な過激派に対しては妥協しない姿勢を続けてほしい。さもなければ法秩序の崩壊、テロ拡大、ひいては政権や地域の不安定化を招くことになろう。

 日本政府は「穏健かつ近代的なイスラム国家」を目指すムシャラフ政権を支持してきた。テロとの戦いでは今後も手を携えていくことが必要だ。
(2007/07/11 05:17)

 遂に突入・制圧となったこの事件。

 宗教という毒が脳に回り切ってしまった人間の恐ろしさと、それを利用して己が栄達を図ろうとする指導者層の何時の時代も変わらぬ浅ましさばかり再認識させられますね。

 この主張では神学校が武装したり軍事訓練を施すのを異常だとしていますが、それは現代日本に生きる我々の価値観から見ればの意見に過ぎないのではないでしょうか?

 そもそもイスラム教は聖戦(ジハド)と言う言葉を当初より持っていることからも分かる通り非常に攻撃的側面を持つ宗教でもあります。

 まぁ、宗教なんて基本的にはどこも攻撃性を持っているのは一緒で、仏教や神道だってその権化たる阿修羅や須佐之男命など戦いを専門とする仏や神がおり、戦うことの必要性を認めています。

 実際に日本でも荘園制度の時代には既に僧侶の武装が当たり前でしたし、戦国時代には一向一揆、江戸時代にも天草島原の乱(当時の日本のキリスト教徒は他宗教を認めず、寺院・仏閣の破壊や放火を当たり前に行っていたことも原因の事件の一端です)などがありますし、近しいところではオウムの事件も周知の通りですし、政界やマスコミに強い影響力を持つ某団体も黒い噂には事欠きませんしね。

 つまり、余計なフィルターを外してみれば宗教の本質は何時の時代も変わっていないのであり、それが特に顕著なイスラムにおいては別段こういった事態も異常ではないんですよ。

 何よりパキスタンでは神学校は1万2000校もあり、少し前までは登録制すらないまま野放図に活動を行っていたわけですから、過激な思想を持つ宗教家らが活動の下地及び新たな兵の補給地としていたって誰にも分からない状態だったのです。

 おまけにそれを登録制にし、学校としての機能を持たせる為の介入を行おうとしたら大反発を食らって頓挫するなんて有様です。

 そういう文化圏であると言う前提を理解していないと、スポーツ中継を見て好き勝手述べる呑んだくれ親父の意見と大差がありません。

 本気でどうにかしたいなら現状のイスラム教の在り方そのものを改変したり、統制したりしなければどうにもならないんですよね。

 メシアでもなければ預言者ですらないただの指導者が神の言葉だなんだと唆して自身はこの件のように安全な地へと逃げて私腹を肥やすことしか頭に無いというのに、若者らはただ言われるがままに殺人へと走るという状況を。

 『言うは易く行なうは難し』という言葉を産経や読売は理解し、外野で好き勝手言うのではなく、もうちょっと現実的な解決策を呈するべきではないでしょうかね?
07月11日(水)

大身槍と刀ではどっちが脅威か? 

10日付けの東京新聞の記事から

米海軍横須賀基地、9隻目のイージス艦 ミサイル防衛拠点化進む
2007年7月10日
 米海軍横須賀基地(横須賀市)に九日、新たに配備されるイージス駆逐艦「マッキャンベル」(ウィリアム・トリプレット艦長、満載排水量九、二五〇トン)が入港した。

 これで同基地に配備されている第七艦隊の艦船十一隻のうち、空母「キティホーク」と艦隊指揮を行う旗艦「ブルーリッジ」を除く水上戦闘艦九隻すべてがイージス艦となり、北朝鮮などの弾道ミサイルの脅威に対抗したミサイル防衛(MD)の拠点化が進むことになる。

 同艦は、米海軍の装備近代化計画に沿って老朽化した同基地のフリゲート艦「ゲアリー」との交代で配備された。ヘリコプター搭載型で二〇〇二年に就役した新鋭のイージス駆逐艦だ。

 今回の配備で、空母機動部隊としての戦力が向上するとともにMDの対応能力が一段と強化。弾道ミサイルの探知、追尾能力だけでなく、すでに巡洋艦「シャイロー」など四隻が弾道ミサイルを撃ち落とす海上配備型迎撃ミサイル「SM3」の発射能力を備えている。

 米海軍は、同艦の配備は極東での平和と安定に寄与するものだとしており、〇九年までに配備を計画しているSM3発射能力を持つイージス艦十八隻のうち、十六隻を太平洋地域に配備する方針を打ち出している。

 昨年七月に北朝鮮が七発の弾道ミサイルを発射した際にも同基地のイージス艦が日本海などに派遣されて警戒、監視に当たるなど、西太平洋におけるMDの前進基地としての役割が明確になってきている。

 一方、基地反対運動を行っている市民団体「ヨコスカ平和船団」は、入港する同艦に対し、ヨットの船上で英語で「MDは平和ではない」と書かれた横断幕を掲げ、海上から配備に抗議した。

 アメリカが改修したBMDタイプのイージス艦の集中配備に第七艦隊は地上最強の名により相応しい陣容となりましたね。

 極東方面では北に限らず、中国やロシアも隆盛に任せて軍備増強に乗り出し、それに伴って態度も高圧化し、攻撃的になってきているだけに最前線である日本、及び後方支援の鍵となるハワイやグアムの防衛にも第七艦隊の存在が要となるからでしょう。

 まぁ、他の地域じゃ慌てて配備する必要が現在無いってのもありますが…

 しかし、この期に及んでも現実を見つめることが出来ず、似非平和活動にちっぽけな自己満足を得て喜んでいる輩がいるようで。

 「ヨコスカ平和船団」…調べてみるとまぁ、何とも香ばしい団体でした。

 その活動は「私達の海を軍隊から取り戻し、命の海を創り出すこと」だそうですが、実態は単なる反自衛隊・反米軍という工作団体に過ぎないようです。

 昨年の9月10日に韓国海軍の駆逐艦と補給艦が寄航し、更にはその時に爆発事故まで起していたというのに、その件は全く無視しており、また先月12日に寄航し、その時に10人もが行方不明のままとなっているパキスタン海軍に対しても何の活動もしていません

 特定の相手にだけ阿呆な過剰反応を示し、それ以外には余程市民へ直接的な脅威となる行動を起こしても全く無視するというのですから、平和なんて名前はまさに名ばかりであり、活動目的も海を取り戻す相手は自衛隊及び米海軍と思いっきり範囲が狭められているんですね。

 この団体は、MDに反対する一方でわざわざ日米がそういう備えをしなければならない原因を作っている人間には何も言わず、それどころかシャイローなどが備える巡航ミサイルが中国やロシアにも届く射程を持っていることだけを問題視して騒いでいます。

 これは例えるなら、大身槍を振り回しながらこちらを今にも突き殺そうと威嚇する相手には何も言わず、それから身を守ろうと刀と鎧で身を固める相手に対してだけ装備を捨てろと無茶苦茶な主張をしているようなものです。

 誰がそんな馬鹿げた要求を聞けるでしょうか?

 常識が通じない相手って本当に怖いですね。
07月11日(水)

庇うだけが正解なのか? 

10日付けの東京新聞の記事から

残留孤児支援 『帰ってよかった』国に
2007年7月10日
 中国残留孤児訴訟の原告団が、給付金の支給など国の新たな支援策を受け入れた。大きな区切りだが、これで終わりにしてはならない。今後も生活相談などの継続的な支援が必要である。

 現行の支援策は生活保護中心で、就労収入などがない一人暮らしの孤児の場合、医療や住宅費とは別に最大八万円の保護費を支給し、国民年金を受給していれば、その分を差し引いていた。

 新しい支援策は孤児全員に国民年金を満額の六万六千円、さらに生活保護費に代わる特別給付金を最大八万円支給する。

 孤児の救済については十五地裁で国家賠償請求訴訟が起こされた。八地裁で判決が出され、国が早期に帰国させる責務を認めながらも孤児側の勝訴は昨年十二月の神戸地裁判決だけだった。それだけに孤児側には政治解決を求める声が強く、安倍晋三首相も一月に、訴訟とは別に夏までに解決するよう指示していた。

 最終的に合意したとはいえ、孤児側が完全に満足しているわけではない。新支援策が給付額を大幅に増やしたとはいえ、あくまで生活保護の延長であり、一定の収入があれば給付額から差し引く「収入認定」の考えを踏襲している点だ。

 厚生年金や就労収入の三割を収入認定対象から外す優遇措置がとられた。残りについても孤児側が生活保護扱いを最も「尊厳を踏みにじる」と反対していた心情を酌み取った運用を心掛けてもらいたい。

 同時に忘れてならないのは、給付金などの支給でこの問題がすべて解決するのではないということだ。

 日中国交正常化以後に国費で帰国した残留孤児らは約六千三百人で、平均年齢は七十一歳。そのうち六割が生活保護を受けている。日本語の日常会話で不便を感じない孤児は四割にも満たない。このため帰国後に就労が思うようにできず、七十歳以上では六割に就労経験がない。

 孤児が置かれた特殊な状況に配慮し、これまで以上に帰国後の日本語や生活習慣の指導、就労相談体制を拡充する必要がある。孤児の中には日本語が理解できないため自宅に引きこもるケースが少なくない。そうした孤児への巡回相談の機会も増やすべきである。

 老後の不安を抱える孤児の中には孤児専用の老人ホーム建設を求める声も出ている。検討してはどうか。

 孤児が訴訟を通じて強く求めていたのは「人間の尊厳の回復」だった。行政の対応だけではなく、われわれ国民も社会に受け入れ、孤児が「帰国してよかった」と思えるようにしたい。

 中国残留孤児の問題においてはどこの新聞社も対して変わりない論調なのですが、単なる一般人から見ると、やはり疑問を抱かずにはいられない。

 その出生や現在に至る状況にはやはり日本政府として一定の責任を負うことと、補償をすることは確かに必要だろうとは思いますが、それが何故最大で月々14万円もの無償給付になるのか?

 14万円…サラリーマンなどの正規社員として働く人間から見れば決して高いと言うほどの額ではないかもしれませんが、この金額を最近話題のワープア、アルバイト生活の人間が稼ごうと思ったらどれ位大変か考えたことはあるでしょうか?

 中には高額なバイトもありますが、一般的なサービス業や派遣業では時給は800~1000円程度が当たり前。

 仮に間の900円だったとすると、14万円稼ぐには1日7.5時間の労働で21日働く必要がある…つまりは正規社員と同じ朝9時出社~夕方5時半帰宅を週5日続けて漸く稼げる額であり、これが800円だったりすると24日は必要と、決して楽ではありません。

 また、最近では夫婦で月10万円の生活を紹介するようなテレビ番組があるように、一戸建てに夫婦で住んでいても地方では十分に生活できる場所もあるというのに、医療費や住宅費を渡しながらそれとは別にこれほどの額を渡すのが果たして妥当であると言えるのでしょうか?

 この社説では言語の問題も就労につけない大きな原因だと政府を非難していますが、それは政府の問題だけでなくそれ以前に彼ら自身の問題じゃないんでしょうか?

 祖国とは言え、見知らぬ地であり、言葉も分からぬ地であるということは彼ら自身先刻承知の上で自身の意思で帰国を選んだのですから、そこでの生活に馴染む努力は他ならぬ彼ら自身が最もせねばならないものではないのですかね?

 なのに日常会話も半数以上が出来ず、テレビに出てくるような人にしても片言が精々…その上70歳以上の6割が就労経験が無いって…

 おまけに「老後の不安を抱える孤児の中には孤児専用の老人ホーム建設を求める声も出ている」そうですが、これの一体何処が「人間の尊厳の回復」だと言うのか?

 まるで某団体らが求める特権請求そのままじゃないですか?

 自分達の立場を嵩にきて、色々と要求し続けるだけで人としての尊厳が欲しいって…自分の不幸の原因全てを他人のせいするだけの人を誰が尊重しようと思うでしょう?

 少なくとも私が感動し、敬意を表するのはそういう状況にあっても他人への恨み言など零さず、現状打破の為には何が必要か考え、動くような人間に対してであり、自分の過去の不幸を理由に他者を詰ったり強請ったりするだけで何ら生産的な活動を行えない人間には絶対に抱けやしませんね。

 まぁ、今更言ってもどうしょもありませんが、せめてこれ程の生活支援を受けるのですから、今後は自分達の体験や知識を活かして支援を行う国家やその負担をする我々国民に対して何がしかの生産的活動を行って欲しいものですね。

 何せ、医療費や住宅費も組み合わせれば大卒の新人サラリーマンと同等以上の額を受け取っている人間もいる計算になるのに、そんな状態で言葉も覚えずに引き篭もっている人間を受け入れるって並の心情じゃ無理ですし、そんな左団扇の状態で「帰国してよかった」なんて言われたら、家も無ければ病院にも行けず、満足な食事さえ出来ず必死に働いている国民からみたら「ふざけるな!」或いは「甘ったれるな!」と怒鳴りたくなるほど恵まれた状況なのですからね。
07月10日(火)

ルール無用の常識無用 

9日付けの朝鮮日報の記事から

【社説】防衛白書の中で「独島は日本領」とうそぶく日本
2007/07/09 07:01:58
 日本政府は6日、2007年防衛白書で独島(日本名竹島)について「日本の固有の領土」と主張した。日本政府は2005年の防衛白書から「日本の固有領土である北方領土と竹島の領土問題はいまだ解決していない」と記載し始めた。そして韓国政府がこれに抗議し、削除を要求したにもかかわらず黙殺する態度を取った。

 日本は2005年からにわかに独島についての領有権を主張する姿勢を強めている。島根県が「竹島の日」を制定し、駐韓日本大使がソウルで堂々と「竹島は日本の領土」と語ったのが始まりだった。文部科学省は公民や地理の教科書で「竹島は日本固有の領土」「韓国が不法占拠している」と明記するよう指針を出した。昨年の春には海上保安庁の調査船が独島近海を測量しようとしたこともあった。こうした一連の動きを指揮した人物こそ、当時官房長官だった安倍首相だ。

 これは日本政府の本音をよく示す動きだ。機会があるたびに独島の領有権を主張し、世界の注目を集めることで、ひとまず紛争地域に仕立て上げようとしているのだ。そうした上で、この問題を国際司法裁判所に提訴しようというわけだ。日本は自分たちの国力をもってすれば国際司法裁判所の判決に影響を及ぼすことが可能だと考えている。隣国に言い掛かりをつけ、その「血と肉」である固有領土を奪い取ろうとしているのだ。これがもし100年前なら、日本は間違いなく砲艦を送り込み、独島を制圧して仁川や釜山を砲撃していたことだろう。

 日本が国防政策の方向性を示す防衛白書を通じ、執拗(しつよう)に独島の領有権を主張するのは、一種の示威行動と見ることができる。2005年度の日本の防衛費は世界第2位となる469億ドル(約5兆8000億円)で、実際の軍事力でも世界第3位との評価を得ている。特に日本の海上軍事力はイージス艦4隻をはじめ、駆逐艦54隻、潜水艦16隻など152隻もの艦艇と205機もの戦闘機を保有している。対潜水艦戦、補給、機雷処理などの戦闘能力も世界最強レベルにある。

 だが日本政府がこうした対応を取れば取るほど、韓国政府および韓国国民は「日本という国の横に位置することになった不幸」を切実に感じるだけだ。そうした事実を日本側は十分理解しているのだろうか。隣国に対しこんな行動を取る日本が、国際社会の表舞台に立つために国連安全保障理事会の常任理事国を目指しているというのだから、まったく恐ろしい世の中になったものだ。

 いやはや、毎度対日関係の話題になると頭のネジが見事に全て吹っ飛び、支離滅裂意味不明な奇声を上げる韓国人。

 例えば100年前なら砲艦外交で奪い取るだろうと勝手な妄想を抱いていますが、そもそも100年前は日本の領土であってその事に誰も異議など唱えていませんし、現在日本の手を離れているのは他ならぬ韓国が今から53年前の7月に武力を持って略取したからだってのは無視なんですからねぇ?

 おまけに国際司法裁判所で争えば国力の差で負けるって…さすが法治とは名ばかりで遡及法は平然と定めるし、政府や権力者の都合で適用を恣意的に判断するのが当たり前な国家は言うことが違いますね。

 防衛白書での記述が示威行動というのもお笑いです。

 かつて日本の漁民を虐殺或いは拉致し、政治犯や凶悪犯との取引材料に用いるというテロリスト顔負けの行為を周辺海域で行い、現在も武装した駐屯員を配置し、巡視艇がうろつき、空では戦闘機が脅しまわっている自国の行動は一体全体どう表現するつもりなのやら?

 おまけに削除要求に従わないのが気に食わないそうですけど、今年の初めに自国の総合雑誌「月刊中央」(中央日報社発行)4月号が報じた竹島を巡る密約をもう忘れたのでしょうかね?

 自社でも散々騒いで掲載していたというのに。

 間抜けな朝鮮日報の為に改めて記しますが、その内容は…

 (1)島については今後、双方が自国の領土と主張することにし、これに反論することに異議は提起しない

 (2)韓国が占拠している現状は維持するが、警備隊員の増強や新しい施設の増築などはしない

 (3)両国はこの合意を守る


 この3点ですが、韓国は設備を増強して2番を破棄していますし、1番にしても大統領を筆頭にして破り、騒いできたのが韓国です。

 まさに盗人猛々しいという言葉が相応しいこそ泥国家ですし、これまで一体どれ程の莫大な援助を受けてきたかも忘れて隣国であることが不幸だとのたまうんですから、恩知らずの恥知らずもここまでくると逆に尊敬しちゃいますよ。

 日本がいなければ通貨危機から立ち直ることも出来ず、奇跡だとのたまう経済発展も起こりえず、それどころかそもそも近代化自体ができなかった民族がよく言いますよ、ホント。

 自国が日本より国力に劣るのも、国際司法裁判所で争って勝てないのも、他ならぬ自身の愚劣さが原因に過ぎないってことが何時まで経っても理解出来ないんですから哀れですよねぇ。

 まぁ、だからこそ韓国は何時まで経っても日本の足元にも及ばぬ国力しか持てず、論理の破綻した主張しか出来ないのですがね…
07月09日(月)

口先だけのパフォーマー 

8日付けのSankei Webの記事から

参院選負ければ政界引退 民主・小沢代表が決意表明
 民主党の小沢一郎代表は8日午前のフジテレビ番組で、参院選で目指す与野党逆転が実現できなかった場合の責任について「万が一(負けたら)の場合、政界にいる必要はないと思っている。自分自身の心の内ではそういう決意だ」と述べ、政界を引退する考えを表明した。

 小沢氏は5日の報道各社のインタビューで、野党が過半数を獲得できなければ代表を辞任する意向を示していた。さらに踏み込み政界引退を表明することで民主党陣営の引き締めを図るとともに、安倍晋三首相(自民党総裁)との決意の違いを際立たせ世論の支持獲得を狙ったとみられる。

 安倍首相は同番組でも「数ではなく、あくまで目指す政策が実行できるかどうかだ。そのために最後まで全力を尽くす」と述べるにとどめ、自らの責任ラインは明示しなかった。
(2007/07/08 11:22)

 負けたらなんて言わず、今直ぐ辞めなさいって。

 先日行われた党首討論、私は前回の余りのグダグダな話し方とその噛み合わなさにウンザリしていたので見ていなかったのですが、この代表はその場で安倍首相にアメリカへの原爆投下に対する謝罪要求をしろと訴えるだけでなく、ドレスデンへの爆撃でアメリカがドイツに謝罪をしたなどという虚言を2度に渡り言い放ったそうで、与党側からその嘘について謝罪や責任を追及されたのに対して「戦後50年、55年、60年と、米英軍も参加して、和解の意味を込めて犠牲者追悼の式典が開かれた。正式に政府が謝罪したということではないが、互いに忖度(そんたく)した和解をしたということだ」と党が擁護し、本人に至っては全くの無視を決め込んでいます。

 3日に米政府高官から原爆投下を正当化する弁が出た際も、政府が個人の発言として問題視しないことにしましたが、コレに対して小沢代表はと言えば日本政府もアメリカも非難せずにやはり平然と無視を決め込みました

 要するにパフォーマンス何ですよね、この人の言動って全てが全て

 自民党やその後の下野から現在に至るまで、鞍替えする度に言は二転三転し、景気のいい事や受けのいい事を言うも何一つとして実行した試しはただの一度としてなく、まるで朝日のように都合が悪くなれば即座に頬被りして他人顔。

 これだって発言をちゃんと読めば分かりますが、引退を明言した訳では無く、単に「背水の陣を引いた気分で挑みますよ」という毎度ながらのパフォーマンスである可能性がプンプンしています

 まぁもっとも、これで勝てないようならもうどこにも居場所なんて残りやしないからそうせざるを得ないので、負けたら引退しかありませんよと言う話なだけかもしれませんが(笑

 おまけに民主党はこれまで自身が糾弾してきた様々な問題に対して帰ってきたブーメランに一度として真摯に応じたことが無く、その代表であるこの党首の発言を額面通り受け取れるほどの信用は個人としても政党としてもありません。

 それでも信じて欲しいならせめて熊野の誓約書位は書いて誓って貰いたいものですが、これまで同様口先だけでしょうねぇ…
07月08日(日)

鬼畜生の所業 

7日付けのasahi.comの記事から

盧溝橋事件70年―もう一歩、踏み出す勇気を
2007年07月07日(土曜日)付
 ちょうど70年前の1937年7月7日、北京郊外の川にかかる橋の近くで発砲事件が起きた。盧溝橋事件である。この争いをきっかけに日中戦争は拡大の一途をたどり、太平洋戦争を経て、日本は敗戦を迎える。

 いまも盧溝橋は健在だ。建造されたのは12世紀と言われる。当時のものがどこまで残っているのかは分からないが、重厚な石造りや欄干に並ぶ獅子像は長い歴史を思わせる。

 そのほとりの村に、抗日戦争記念館がある。事件をはじめ日中戦争の歴史についての展示が並んでいる。先生に連れられた子どもたちや人民解放軍の兵士たちが学習に訪れる。時折、日本からの観光客も足を延ばす。

■日中戦争の「起点」

 「七七事変」。盧溝橋事件を中国ではこう呼ぶ。満州事変が起きた9月18日と並んで、7月7日は民族屈辱の日として記憶されている。その後、45年まで続く悲惨な日中戦争の起点との認識だ。

 いま多くの日本人が戦争を振り返る時、思い浮かべるのは真珠湾攻撃の12月8日であり、敗戦の8月15日だろう。中国人にとって今日という日は、それに匹敵する記憶を呼び起こす。七夕を祝う日本とは大違いだ。

 その日に、私たちがこの社説を掲げるのは、この1年が日中両国にとって特別の意味を持つと考えたからだ。

 盧溝橋事件から70年、そして12月の南京大虐殺からも70年。中国や米国で最近、南京大虐殺などの映画がいくつも作られている。米議会では、旧日本軍の慰安婦問題をめぐる決議案が本会議でも可決されようとしている。好むと好まざるとにかかわらず、今年は歴史と向き合わざるを得ない年なのだ。

■記憶にずれがある

 少し、歴史をおさらいしておこう。

 日本の中国侵略は、盧溝橋事件の6年前、1931年の満州事変が一つの起点だった。翌年、満州国が建国され、それらが原因となって国際連盟からの脱退につながる。日本は国際的な孤立への道を突き進む。

 戦争が本格化したのは、盧溝橋事件の後からだった。日本軍は戦闘を中国各地に拡大していった。さらに日独伊三国同盟を結び、インドシナ半島を南下するなどして、英米などとの対立は極まった。その結果、太平洋戦争に突入し、最後の破局に至る。

 日中戦争の歴史は、そのまま中国の近代史に重なる。国家存亡の危機であったのだから当然のことなのだが、一方、日本にとっては米国との戦争、とりわけ広島と長崎への原爆投下といった被害の方が深く記憶に刻まれがちだ。

 この記憶のずれが、友好をうたいつつも、ぎくしゃくしてきた日中関係の根底に影響しているのは間違いない。

 抗日戦勝利と言っても、被害の大きさは日本とくらべものにならないし、中国が日本を屈服させたわけでもない。戦後、賠償を放棄して「ゆるした」のに、日本はその重みを受け止めていないのではないか。中国は軽んじられている。そんな屈辱感も重なっているのを見逃してはならないだろう。

 反日デモの嵐が吹き荒れた一昨年春。デモ参加者の怒りには、さまざまな要因が絡まっていたことだろう。その一つに、江沢民時代に強化された「愛国教育」の影響があると言われた。

 揺らぎだした共産党支配の正統性を立て直すために、抗日戦争を学習させ、結果として日本への怒りを再生産することになった、という見方だ。

 その面があるのは確かだろう。中国の歴史研究にしても、政治権力から独立して自由に行われているとは言い難い。しかし、だからといって、日本による侵略を自らの近代史の中心テーマと受け止め、記憶し、世代を超えてそれを受け継ごうという中国人の心情を批判することはできない。

 いまの中国では、知日派の人々でさえ、戦争の歴史の話になると表情を変えることが少なくない。民族感情の渦が代々受け継がれていることを、私たちは意識しておかねばならない。

■首相の南京訪問を

 残念な世論調査結果がある。米国のピュー・リサーチセンターの今春の調査によると、中国を「かなり嫌い」「どちらかと言えば嫌い」とする人が日本では67%にのぼった。調査の対象となった47カ国・地域で最も高かった。同じように中国人にも日本を嫌う傾向が強い。

 今年は、日本と中国が国交を正常化して35周年にもあたる。盧溝橋事件からの70年間の半分は、関係正常化の年月でもあったのだ。それなのに、こんな数字が出てしまうことを私たちは深刻に受け止めなければなるまい。

 政治の役割は大きい。安倍首相になって、両国関係が修復の方向に動き出したのは歓迎すべき動きだが、もう一歩、勇気を持って踏み出せないものか。

 例えば、南京大虐殺をめぐる論争を建設的な方向へ押し出す。犠牲者数について中国は30万人と主張するが、いくら何でも多すぎないか。一方、あれは虚構だと言われれば、中国側が反発するのは当然だ。両国の歴史共同研究で冷静に検討が進むことを期待したい。

 そうした中で、日本の首相が南京を訪れてはどうだろう。小泉前首相や村山元首相は在職中、盧溝橋の抗日戦争記念館を訪れた。論争は専門家に任せ、現地を訪ねて慰霊する。中国の人びとからも、国際社会からも歓迎されるはずだ。

 この年を、感情と怒りがぶつかり合う年にしてはならない。

 中国から日本に伝わった四文字熟語の中でも特に私の好きなものに、『温故知新』という言葉があります。

 古きを温め、新しきを知るというこの言葉は、過去を忘れずにそれを糧として新しいことを知っていく、学んでいく或いは関係を築いていくというような意味ですが、当の中国やそれに媚び諂う連中がこの言葉を忘我し、過去を捻じ曲げつつ何時までもそこにへばり付く事でしか今を生きられぬ浅ましく愚かしい姿を見ると、これがかつての聡明な先史文明国家の成れの果てかと哀惜の念を抱かずにはおられませんね…

 7月7日の盧溝橋事件が民族屈辱の日なんて、よくもまぁと思いますよ。

 そもそもこの盧溝橋事件とは、盧溝橋において演習中の日本軍兵士に行方不明者が発生し、その捜索をしている途上で共産党の劉少奇指揮下の抗日救国学生隊が発砲したことが発端、つまりは中共自身が日本軍と国民党軍の戦闘を引き起こそうと画策し、実行した事件です。

 後に共産党の最高指導者に上り詰めた毛沢東は国民党軍と日本が戦争を開始したお陰で今の地位を得られたと逆に謝辞を述べたほどであり、現在の中国にとって国家形成のもっとも大事なプロセスを助けた(正確には共産党によってそのように利用された)日本に対して屈辱などと言うのはお門違いも甚だしいという話です。

 それに、歴史をおさらいと言いながらも満州国建国まで遡りながら、その後、国際連盟脱退に僅かに触れただけで突如話が盧溝橋へと話が飛ぶのでは何の為のおさらいなのやら?

 インドシナ半島進駐は英米による日本への敵対と蒋介石の国民党支援を目的とした所謂援蒋ルート遮断が目的であり、それに反発した英米のルート変更という過程を経て更に三国同盟や日本に対する経済制裁という流れが続くのですがね…

 それに何より、そもそも何故6年もの空白を置いて突如日本が戦火を起こし、それを全土へ拡大していったのかがこの場合一番重要なのにそれを敢えて無視するのが如何にも売国の徒、朝日らしい手法です。

 都合の悪い事実は遮断し、それによって読者の意識を自分の論調に沿うよう誘導しようと悪意が漲っていますからね。

 では、朝日が隠す一番重要な空白部分とは何か?

 これが今回のエントリーのミソですが、長くなるのでまずは結論から述べますと、当時の日本は列強の中で唯一の話し合い第一主義であり、その結果頭に乗った中国人による虐殺や陵辱、暴行、略奪が散々に繰り返され、その後もエスカレートしこそすれ、収まることは無かったのです。

 例えば1927年3月に北伐中の蒋介石は抱えていた共産派による暴徒の排外暴動を各地で起こし、外国の権益や領事館、居留民を襲っては虐殺、暴行、略奪の限りを尽くし、激怒した英・米・仏の軍艦が城内に向けて砲撃を行いました。

 しかし、その中で同じく襲われていた日本は政府の命令で動かず、日清汽船のハルクが破壊され、駆逐艦も砲撃され、水兵は武装解除された後に暴行を受け、居留民もまさに阿鼻驚嘆たる目に遭わされたのです。

 2007年7月1日に文庫化された『「南京事件」の総括』(小学館発行 田中正明著)より、それに直面した佐々木到一氏の記録を引用して見ましょう。

 「領事(森岡正平)が神経痛のため、病臥中をかばう夫人を良人(おっと)の前で裸体にし、薪炭車に連行して二十七人が輪姦したとか、三十数名の婦女は少女にいたるまで陵辱され、現にわが駆逐艦に収容されて治療を受けた者が十数名もいる。根元少佐が臀部を銃剣で突かれ、官邸の二階から庭上に飛び降りた。警察署長は射撃されて瀕死の重傷を負った。抵抗を禁ぜられた水兵が切歯扼腕してこの参上に目を被うていなければならなかった」

 常に護衛のいるはずの警察署長が襲われ、領事の夫人や左官が官邸で襲われても日本は一切反撃をしない、一部の野党や左翼団体が掲げる平和主義、無抵抗主義を実践した結果の惨状がこれでもかと言うほどに見受けられますね。

 これはあくまで満州成立前の話ですが、それ以前にも尼港事件、済南事件などの中国人による非道かつ残虐な不法行為があり、満州建国後も中山水兵射殺事件や仙頭事件、萱生事件、長沙事件、成都事件、北海事件と虐殺事件は相次いでおり、そこに加えて日本軍に対する中国側の様々なテロが起きます。

 農民や町民と思っていたら突然背後から銃や剣、中には機関銃や手榴弾まで持って襲ってくる事件があちこちで続発し、しかもその中には老人や女性、それどころか子供さえもが当たり前にいるのです。

 こういった過去全てを無かったことにし、自分達が一方的な被害者面をして「ゆるした」と言いながら賠償金代わりだと毎年莫大なODAを受け取って当たり前という顔をする連中を誰がどうして好きになどなれるというのか?

 まして南京など、未だ白髪三千丈の言葉そのままに誇大化する中国の妄想の何よりの産物であり、被害者数を記した記念館の板はこのままなら恐らくあと数年、拡張終了と同時に40万人と摩り替わるのではなかろうかという有様で、そんなものに日本国の首相が訪れてどうしろというのか?

 明白な嘘と分かっている百人斬りのパネルを前に故人を罵倒したり、どこから持ち出した誰の骨かも分からぬものに「御免なさい」と誤れと言うのだろうか?

 以前週刊新潮の記事についてエントリーを上げた際に朝日が大量に南京に人員を配置していたと言う話をしましたが、南京の総面積は僅か40平方km(因みに前回比較にした世田谷は54.81km)足らずであり、そこに80人と言うことは平均500平方kmに一人というとても小さな割り当てとなるわけで、まさに「電信柱が1~2本倒れても気付く取材制度」であり、例え小規模だろうが組織だった虐殺や陵辱、略奪などが起きていながら誰も気付かないなんてことは有り得ないわけです。

 誰よりも真実に近い場所にいながら、それ明らかにする役目を他人に押し付けて自らは頬被りし、一方で首相に訪れて事実認定をしろと言うとは、まさに中共にも負けず劣らぬ鬼畜生の所業ですよ。

 「人としての良心が僅かなカケラでも残っているなら今直ぐ廃刊し、腹を切って詫びて見せろ!」といってやりたい気分ですよ、まったく…
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