| 「最もやっかいな国は日本」鳩山政権に米懸念 |
| 【ワシントン=小川聡】22日付の米紙ワシントン・ポストは、鳩山政権が米海兵隊普天間飛行場の移設計画見直しなど「日米同盟の再定義」に動いていることに、米政府が神経をとがらせている、とする記事を1面で掲載。 国務省高官の「今や、最もやっかいな国は中国でなく日本だ」という発言を伝えた。 記事は、オバマ政権がパキスタンやアフガニスタン、イラクなど多くの課題をかかえており、「アジアの最も緊密な同盟国とのトラブルは、事態をさらに複雑にする」という米側の事情を紹介した。 鳩山政権については、「新しい与党(民主党)は経験不足なのに、これまで舞台裏で国を運営してきた官僚でなく政治家主導でやろうとしている」とする同高官の分析を示した。さらに、民主党の政治家たちが「米国は、今や我々が与党であることを認識すべきだ」(犬塚直史参院議員)などと、米国に公然と反論するようになった風潮も伝えた。 |
| (2009年10月23日12時11分 読売新聞) |
| 相次ぐテロ、支援関係者も対象に アフガンルポ |
| 2009.10.13 18:48 |
| 11日にアフガニスタンを訪問した岡田克也外相。カルザイ大統領には、元タリバン兵士の職業訓練など非軍事的な新たな支援策を提案した。だが、その岡田氏が滞在したのはわずか7時間。事前に日程公表をせず、分厚い防弾ガラスと防弾服に守られた「安全な旅」だった。「最近、特に治安が悪化している」。現地大使館員もそう話す。民生支援-。岡田氏の語る理念とはほど遠い、外国人にとっては極めて危険な現実がアフガンにはあった。 「これから、最も危険な所を通ります。これを着てください」 アラブ首長国連邦のドバイ経由でカブール空港に到着した同行記者の前に、重さ15キロの防弾服が置かれた。「空港から大統領府などアフガン政府関係の建物が並ぶ中心街に通じる道路は、最も危険度が高い」。そんな説明が続いた。 岡田氏も防弾服を着て、防弾車に乗り込んだ。 約2年前にカブールに赴任したという外務省職員は「自爆テロが頻発している」とまゆをひそめた。 岡田氏を乗せた車が通る沿道は、約50メートルおきに治安部隊が配備され、さながら「戒厳令」のようだ。 ボディーチェックと持ち物検査も徹底していた。すべてを地面に広げ、警備犬が入念にチェックする。大統領府は、カメラとメモ帳以外、ボールペンや携帯電話すら、爆発物の可能性があるとして持ち込めない。「一度シャッターを押して」。確認作業がなければカメラもだめだ。 岡田外相が、わずかにカブール市民と接触できたのは、カブール職業訓練所や学校などだった。 黒板も照明もなく、コンクリート打ちっ放しの部屋。机やいすが不足していて、床に絨毯(じゅうたん)を敷き、子供たちは教科書を広げていた。 岡田氏がサッカーボールをプレゼントすると、子供たちは奪い合って、岡田氏をもみくちゃにした。 支援を必要としているのは確かだ。 だが、こうした普通の市民の生活も、外国人が支援として積極的に関与し始めれば「テロ」の対象になり始める。 取材先にむかう途中、がれきの山が現れた。 「この前、自爆テロがあり、多数の死傷者が出たインド大使館近くの建物です」。大使館ですら安全ではない。被害にあった建物はほとんどすべて吹き飛び、爆発の威力の強さを残していた。 アフガンでのテロは今年前半だけで5000件を超えたという。政府関係機関だけでなく、復興事業にかかわる支援関係者の誘拐や、学校への放火なども相次いでいる。 「現地のニーズを探る」とアフガンを訪れた岡田氏。だが、訪問は、支援策をめぐる連立政権内の路線対立と無関係ではない。 「インド洋で展開する補給活動の代わりに何をするか」「国内をどう説得するか」。そんな内向きな視線で民間人を派遣することができるのか。疑問ばかりが残った。(カブール 笠原健) |
Author:folke
怠惰な社会人。
画像はウチのトイプードル(ウサ耳Ver)